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【全成分】利尻ヘアカラートリートメントの成分解析と安全性を解説します!

この記事では、人気の利尻ヘアカラートリートメント全成分解析結果を解説します。

利尻ヘアカラートリートメントはジアミンフリーで、低刺激な色素を使用。

髪と頭皮に優しい設計にはなっていますが、本当に安全なのか気になりますよね。

「試してみたいけど頭皮が荒れないか心配」という方は、ぜひ最後まで読んでくださいね!

【成分解析】利尻昆布ヘアカラートリートメントの解析結果

画像引用元:白髪染め専門美容室ソマリ

最初に利尻ヘアカラートリートメントの全成分がこちらです。

水(特殊水)、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、ステアラミドプロビルジメチルアミン、ステアリン酸、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、BG、イソペンチルジオール、バルミチン酸エチルヘキシル、ミツロウ、リシリコンブエキス、ローヤルゼリーエキス、アルギン酸Na、加水分解シルク、加水分解ケラチン(羊毛)、 カキタンニン、乳酸、乳酸Na、水添ヤシ油、ローマカミツレ花エキス、ローズマリー葉エキス、ミリスチン酸、ボタンエキス、プラセンタエキス、フユボダイジュ花エキス、パーシック油、ニンニク根エキス、トコフェロール、センブリエキス、セイヨウキズタ葉/茎エキス、セイヨウアカマツ球果エキス、ステアリン酸グリセリル、ゴボウ根エキス、ゲンチアナ根エキス、カワラヨモギ花エキス、カミツレ花エキス、オランダガラシ葉エキス、オドリコソウ花エキス、オタネニンジン根エキス、オクラ果実エキス、エタノール、アルニカ花エキス、アルテア根エキス、PEG-40水添ヒマシ油、オオウメガサソウ葉エキス、ユズ果実エキス、塩化ヒドロキシプロピルトリモニウムデンプン、加水分解コンキオリン、ポリクオタニウム-10、AMP、PPG-3カプリリルエーテル、イノシトール、グリチルリチン酸2K、バチルアルコール、ヒアルロン酸ヒドロキシブプロビルトリモニウム、ポリアミノプロビルビグアニド、マロン酸ビスエチルヘキシルヒドロキシジメトキシベンジル、水溶性アナトー、加水分解クチナシエキス、ムラサキ根エキス、ウコン根茎エキス、4-ヒドロキシプロビルアミノ-3-ニトロフェノール、HC青2、HC黄4、塩基性青99、塩基性茶16、塩基性赤76、塩基性黄57

それぞれの成分を、配合目的ごとに分けて解説します。

【解析】ベース成分

商品の元となるベース成分がこちらです。

ベース成分:水(特殊水)
高級アルコール:ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、バチルアルコール
カチオン界面活性剤:ステアラミドプロピルジメチルアミン、ポリクオタニウム-10
高級脂肪酸:ステアリン酸
エステル油剤:シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール
油性基剤:パルミチン酸エチルヘキシル
ミツロウ(ミツバチの巣を作るロウを精製したもの)
水添ヤシ油(ヤシ油に水素添加した成分)
ミリスチン酸(高級脂肪酸に分類される固形の油分)
パーシック油(アンズや桃の種子からできる脂肪油)
非イオン界面活性剤:ステアリン酸グリセリル、PEG-40水添ヒマシ油
デンプン由来のカチオン界面活性剤:塩化ヒドロキシプロピルトリモニウムデンプン
ヘアコンディショニング剤:PPG-3カプリリルエーテル

ヘアコンディショニングや保湿効果のある成分が豊富に配合されていますね!

特に配合量の多い「ベヘニルアルコール」「ステアリン酸」などは安全性の高い成分

そのほかにも「ミツロウ」「パーシック油」など植物由来の成分も多数配合されています。

ベース成分は、敏感肌の人にも使いやすく安心できる成分でした。

【解析】着色成分

着色成分の成分を解析します。

水溶性アナトー:ベニノキの種子から抽出される色素
加水分解クチナシエキス:クチナシの果実から抽出される色素
ムラサキ根エキス:シコンから抽出されるエキス
ウコン根茎エキス:ウコンから抽出されるエキス
HC青2:キューティクルの隙間から入り込み染色
HC黄4:キューティクルの隙間から入り込み染色
塩基性青99:髪表面にあるイオンと結合し染色
塩基性茶16:髪表面にあるイオンと結合し染色
塩基性赤76:髪表面にあるイオンと結合し染色
塩基性黄57:髪表面にあるイオンと結合し染色

着色成分には「天然色素」「イオン色素」「HC染料」が使われています。

イオン色素は低刺激でしっかり染まるのが特徴。

ただし色落ちしやすいため、HC染料と併用して使われることが多いです。

利尻ヘアカラートリートメントにもHC染料が配合されているので、安全性が高いだけでなく染まり具合も期待できます。

天然由来の植物色素は、髪と頭皮を労わりながら染めてくれる成分。

デメリットとして「染まりの悪さ」が挙げられますが、その点はHC染料が配合されているので問題ないと言えるでしょう。

着色成分も安全性が高く、染まりの良さにもこだわっていることがわかりますね。

【解析】保湿・補修成分

トリートメントとして、保湿・補修成分も大切なポイントです。

BG:グリセリンなどと同じ多価アルコール
イソペンチルジオール:グリセリンなどと同じ多価アルコール
リシリコンブエキス:利尻昆布から抽出されたエキス
アルギン酸Na:髪と頭皮の潤いを守る
加水分解シルク:ダメージ補修効果に期待ができる
加水分解ケラチン(羊毛):ダメージ補修効果に期待ができる
乳酸Na:高い吸湿力を持つ天然系保湿成分
セイヨウアカマツ球果エキス:セイヨウアカマツの球果より抽出されるエキス
ゴボウ根エキス:ゴボウの根から抽出されるエキス
カミツレ花エキス:カミツレの花から抽出されるエキス
オクラ果実エキス:アオイ科の植物オクラから抽出されるエキス
アルテア根エキス:アオイ科の植物ビロードアオイの根から抽出されるエキス
オオウメガサソウ葉エキス:オオウメガサソウの葉から抽出されるエキス
ユズ果実エキス:ミカン科の植物ユズから抽出されるエキス
加水分解コンキオリン:ダメージ補修効果に期待ができる
ヒアルロン酸ヒドロキシブプロビルトリモニウム:髪と頭皮を保護する

保湿・補修成分も、髪と頭皮に優しい植物エキスが中心となった配合。

さらに殺菌作用血行促進などが期待できる成分も配合されていました。

ローヤルゼリーエキス:ミツバチが分泌するローヤルゼリーから抽出されたエキス
乳酸:動植物界に広く存在している有機酸
プラセンタエキス:豚や馬の胎盤から抽出されるエキス
トコフェロール:植物油に含まれる油溶性のビタミン
イノシトール:穀類に含まれるフィチン酸を加水分解して得られるビタミンB群の一種
グリチルリチン酸2K:カンゾウ根から得られる成分

ヘアケアはもちろん、頭皮ケアにもおすすめの成分が配合されています。

保湿・補修成分の内容から、白髪染めによるダメージが気になっている方におすすめです。

成分解析結果から、利尻ヘアカラートリートメントは安全性の高い商品だということがわかりました!

植物由来成分など、髪と頭皮に優しい成分を中心に設計されている利尻ヘアカラートリートメント。

「敏感肌の人でも使いやすいように」という、こだわりの感じられる成分内容でした。

頭皮が荒れやすい方や、白髪染めによる頭皮への影響が気になっている方は、ぜひ試してみてくださいね!

地域密着型の白髪染め専門美容室ソマリ運営。試したシャンプーは500本以上。シャンプーから白髪染めまで沢山のヘアケア商品の使用感を実際に確かめるヘアケア用品マニア。髪が変わったと感じるヘアケア方法もお伝えしていきます。

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