「ヘナカラーとは？」と気になる方に向けて白髪染めとの違いやデメリットを解説します。

ヘナカラーは、ヘナというハーブに含まれる色素「ローソン」を利用して髪を染めることを指します。

自然由来の色素で安心できるため、多くの人に選ばれている方法です。

そんなヘナカラーのデメリットがこちら。

• 色味の限定性
• 染まりにくさ
• 染める時間が長い
• 持続性が短い
• 染めた後のケア
• 独特の匂い

ヘナカラーは髪への負担を少なめに染められることがメリット。

ですが、自然由来の染料のため色展開が限られるなどのデメリットも。

ヘナカラーと白髪染め・ヘアカラーの違いや特徴を紹介していきます。

【解説】ヘナカラーの特徴と白髪染め・ヘアカラーとの違い

ヘナカラーと白髪染め・ヘアカラーの違いを6つ解説します。

【違い①】成分

画像引用元：白髪染め専門美容室ソマリ

ヘナカラーは、主成分としてヘナという天然植物を使用しています。

ヘナは髪を保護する働きもあり、安心できる成分です。

白髪染めやヘアカラーは、アミノフェノールやフェニレンジアミンなどの化学成分を使用して髪の内部に色素を浸透させます。

化学成分を使用しているため、髪や頭皮のダメージにつながります。

【違い②】色展開

ヘナカラーの色展開は、基本的にヘナの持つ赤や茶色など。

• 赤味ブラウン
• オレンジ
• 茶色

白髪がオレンジっぽく染まるので、白髪量が多いとオレンジ味が強く出る傾向に。

一方、白髪染めやヘアカラーは、さまざまな色素を組み合わせて作られています。

そのため明るい色や暗い色、寒色系や暖色系など、色展開が豊富です。

【違い③】染まり具合

ヘナカラーの染まり具合は、使い方や髪の状態によっても異なります。

髪の表面をコーティングして着色するため、元の髪色や質感に左右され自然な色合いになります。

• 明るい髪だと染料の色が鮮やかに出る
• ヘナの品質でも染まり具合が変わる
• 放置時間で染まり具合が変わる
• ヘナを温めてから髪に塗布すると、染色効果が強まる
• 髪質や髪の状態でも染まり具合が変わる

元が明るい髪の方が染料の色が鮮やかに現れるため、髪に長時間塗布しておくことで、より深い色を表現できます。

また、髪質によっても染まり具合は変化し、ダメージを受けた髪は色素を吸収する力が高く、色が濃くなる傾向に。

白髪染めやヘアカラーは、化学成分により髪内部に直接色素を浸透させるため、鮮やかで均一な色に染まりやすいです。

【違い④】放置時間

ヘナカラーで白髪を染める場合、色を浸透させるため放置時間が長いのが特徴。

放置時間も髪質や元の色で異なります。

• 猫っ毛：40分程度
• 剛毛：45分

上記は目安放置時間ですが、白髪染めやヘアカラーと比べると長めですよね。

最大で3時間程度が目安となり、一度で全ての白髪を染めることは難しいため、完全に染めるには数回の処理が必要になることもあります。

白髪染めやヘアカラーは、化学成分で迅速に色素を浸透させるため、染める時間は比較的短いです。

【違い⑤】色持ち

髪表面をコーティングして着色するヘナカラーは、持続性が高いのが特徴。

• 高品質のヘナはより長持ちする傾向がある
• ヘナを髪に長く残すほど色素が浸透し色が長持ちする
• ダメージを受けた髪や乾燥した髪は色が長持ちする傾向がある
• ヘアケアもヘナの持続性に影響する
• ヘナで髪を染めることを繰り返すと色も長持ちする

白髪染めやヘアカラーは、一度の染色でしっかり染まりますが、先発や紫外線などの影響で色落ちしやすい傾向があります。

【違い⑥】アフターケア

ヘナは髪を保護する働きがあるため、特別なアフターケアは必要ありません。

ただし色落ちを防ぐために、頻繁な洗髪は避けることがおすすめ。

白髪染めやヘアカラーは髪にダメージを与えるため、定期的なトリートメントや保湿ケアが必要です。

また、色落ちを防ぐためにカラーケアシャンプーやコンディショナーの使用が推奨されます。

デメリットはあるものの、ダメージが気になる人にはヘナカラーがおすすめ！

ヘナカラーは色展開の少なさや放置時間の長さなど、デメリットもあるアイテム。

とはいえダメージを抑えたり、色の持続性が高いというメリットもあります。

デメリットとメリットを把握して、自分に合う方法を選んでみてくださいね！