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ヘアアイロンは毎日してもOK?縮毛矯正とどちらが痛むのか解説

毎日のヘアアイロンと縮毛矯正、どちらが痛むのかを解説します。

スタイリングでヘアアイロンを使う人は多いと思いますが、髪への負担が気になりますよね…。

縮毛矯正やストレートパーマをかけるとスタイリングが簡単になりますが、ヘアアイロンとどちらが痛むのかが気になるところ。

この記事では、どちらの方が痛みやすいか分かりやすく解説します!

ヘアアイロンと縮毛矯正・ストレートパーマで迷っている方は、ぜひ最後まで読んでください。

毎日のヘアアイロンと縮毛矯正どちらが痛む?

それぞれのダメージの理由を踏まえて解説します!

ヘアアイロンのダメージ

ヘアアイロンでは、以下の理由により髪が痛みます。

  • 摩擦

高温の熱で髪の水分を蒸発させ、髪に形をつけるヘアアイロン。

髪の主成分タンパク質は熱に弱く、高温の熱をあてると髪内部が空洞化し、硬く脆い状態になります。

また、髪表面をスライドさせることで摩擦が生じ、キューティクルが剥がれダメージにつながります。

これを毎日繰り返しているので、ダメージが蓄積され髪のトラブルになってしまいます。

縮毛矯正・ストレートパーマのダメージ

縮毛矯正とストレートパーマのダメージの理由は、以下の通りです。

  • 薬剤

そもそも縮毛矯正は、以下の仕組みで髪をまっすぐにしています。

髪の主成分タンパク質を薬剤で切り離し、熱で髪の形を整える。
再び薬剤で繋ぐことでまっすぐにしている。

髪内部を切り離したりつなげたりするために、強い薬剤を使用しており、ヘアアイロンよりもかなり強いダメージに。

さらにヘアアイロンと同じように熱を加えて髪を整えます。

薬剤で髪内部の形状が変化した状態で高熱を当てるため、一度に大きなダメージを受けてしまうんです。

おすすめな人

結論としては、どちらも髪にダメージがあることがわかります。

【ヘアアイロンがおすすめな人】
ヘアアイロンで整う人
【縮毛矯正がおすすめな人】
ヘアアイロンが面倒な人
くせ毛や剛毛のレベルが高い人

ヘアアイロン程度でくせ毛がキレイに伸ばせるなら、ヘアアイロンの方がダメージが少なく済むのでおすすめです。

逆に、くせ毛や剛毛のレベルが高い人は、ヘアアイロンの使用時間が長くなりダメージを与え続けてしまうので、縮毛矯正の方がダメージが少ないと思います。

毎日少しずつ痛むのはヘアアイロン、一度に大きなダメージを受けるのは縮毛矯正

髪質にもよりますが、サッと使えるのならヘアアイロンの方がダメージを与えにくくておすすめです。

しかし、長時間ヘアアイロンをあてないとくせ毛が伸ばせない、髪がまとまらないという方は、縮毛矯正をした方がダメージが少なくなりそうです。

地域密着型の白髪染め専門美容室ソマリ運営。試したシャンプーは500本以上。シャンプーから白髪染めまで沢山のヘアケア商品の使用感を実際に確かめるヘアケア用品マニア。髪が変わったと感じるヘアケア方法もお伝えしていきます。

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