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【調布市】深大寺で感じるリゾート感!バリ風カフェ「わるん じゃてぃー」

比嘉麻友トラベルエディター(調布市)

深大寺といえば、調布を代表する観光名所。深大寺を訪れたら、深大寺の周りのお蕎麦屋さんで深大寺蕎麦を食べるというのが王道コースですが、今日はお蕎麦の気分じゃないな〜という日は、気分を変えてバリ風カフェに足を運んでみるのはいかがでしょうか。

深大寺の目の前にある、素敵なバリ風カフェを見つけました。本当に目の前です。そのカフェの名前は「Warung Jati(わるん じゃてぃー)」。

※画像提供 わるん じゃてぃー
※画像提供 わるん じゃてぃー

元お蕎麦店だった「深大寺いづみや」の空き店舗を有志のメンバーで活用しているシェアスペースに、わるん じゃてぃーは期間限定で出店しているそうです。

バリ島出身で、ホテルやレストランなどで働いていたシェフのプトゥさん
バリ島出身で、ホテルやレストランなどで働いていたシェフのプトゥさん

2021年10月にはテレビ『モヤモヤさまぁ~ず2』でも取り上げられ、さまぁ〜ずのお二人も深大寺でミーゴレン(インドネシア風焼きそば)という異色の組み合わせを楽しんでいったそうです。

バリ島のウブドをイメージしたカフェ

わるん じゃてぃーを運営しているのは、成城にある「JATI Seijo(ジャティーセイジョウ)」というバリ風居酒屋です。普段は成城で営業しながら、月に数回深大寺で出店しています。

店名の「わるん じゃてぃー」のワルンとは売店や食堂という意味で、ジャティというのはインドネシア語でチークの木のこと。アンティーク家具などに使われ、丈夫で長持ちし、使えば使うほど味が出てくる、そんなジャティーの木のように長く愛されるお店になってほしいとの願いが込められているそうです。

シェフと奥さんが以前暮らしていたバリ島のウブドのカフェをイメージしたというこのカフェは、ランチだけでなく、深大寺散策の合間に、バリコーヒーを飲んでひと休みするのにもぴったりのお店。

インドネシア料理は、サンバルの辛さがクセになる!

辛いものが好きな人なら、おすすめはこちらのナシチャンプルーです。アヤムサテ(インドネシアの焼き鳥、ピーナッツの甘いソースがおいしいです)や辛いサンバルソースで和えたアヤムゴレン(鶏肉の炒め物)、ゆで卵のサンバルソースのせなど、一皿でいろいろ楽しめます。結構辛いです。真ん中の白いご飯とチャンプルして(=混ぜて)食べるのがポイントです。

ミーゴレン(具沢山の焼きそば)もピリ辛でおいしいです。暑い日は辛いものが食べたくなるし、寒い日は辛いもので体を温めたくなるし、結局私はいつも辛いものを食べています(笑)。辛さは調節できるそうです。

甘辛いピーナッツソースがたっぷりとかかったサテはおつまみにぴったりです。

こちらは地鶏の肉団子入りのミーバクソ(屋台風ラーメン)。ピリ辛ですが、お子さんなど辛いものが苦手な人向けに、辛くなく作ることもできるそうです。

ココナッツアイスは、濃厚な南国の味。ココナッツの容器に入っていて、リゾートムード満点です。

店内を駆け抜ける爽やかなバリの風

たまたまかもしれませんが、私がこのお店を訪れるときはいつも店内を爽やかな風を感じました。窓が開いているので本当に風が吹いていることもあれば、店内に流れるバリのガムラン音楽が、リゾート感を高めているのかもしれません。

席はテーブル席のほか、座敷席や外のテラス席もあり、子供連れのファミリーも安心してくつろげます。のんびりした時間の流れを感じて、調布にいることを一瞬忘れるかのようです。

毎日やっているわけではないのでご注意を

素敵なカフェなのですが、不定期出店で、深大寺に行けばいつもやっているというわけではないので、注意が必要です。出店日はJATI SeijoのInstagramをご確認の上お出かけくださいね。

【店舗情報】
名称:Warung Jati(わるん じゃてぃー)
住所:東京都調布市深大寺元町2-33-5
出店日:直近の出店日は11/23(祝)、1/2(日)、3(月)、10(祝)
※出店日は追加や中止もあります
営業時間:10:30頃〜16:30頃(売り切れ次第終了)
JATI Seijo公式Instagram(外部サイト)

トラベルエディター(調布市)

「地球の歩き方」元編集者。調布市在住歴20年以上。現在はウェブ媒体を中心に、おすすめの旅行・おでかけスポットを紹介するエディターとして活動しています。地元調布の魅力を伝えるため、調布周辺のグルメ情報や散歩写真をインスタアカウント(@chofulunch, @chofusanpo)でも発信中。

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