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【調布市】人間味あふれる張り紙が気になる…!「お食事処 アナログ」のテイクアウトが大人気

比嘉麻友トラベルエディター(調布市)

布田駅近く、旧甲州街道沿いにある「お食事処 アナログ」をご存じですか? お魚系のお料理がおいしいと評判のお店なのですが、お店のシャッターが閉まっているときは、営業予定についてお知らせする張り紙が貼られています。

その張り紙の文面がとてもユニークなので、前を通ったらついつい気になって見てしまう人も多いのではないでしょうか。私もそんな一人です。

単に「本日休業」と書いてあるのではなく、「本日は、ロシアのウクライナ侵攻がかなり気になります。ロシアの歴史とか勉強してみるので、テイクアウト休みます。ごめんなさい。」と、店主のその日の気分やお人柄を感じさせるようなコメントが多いです。

ちなみに張り紙の内容は、Twitterの「アナログ@布田の休みを知らせるbot」でも見ることができます。これは店主とは関係のない、常連さんによるアカウントで、その方がお店の前に貼られた案内を写真に撮って掲載しているそう。

コロナ禍で夜の営業がお休みになると、アナログでは時々テイクアウト営業が行われていました。焼き魚や煮魚、お刺身、炊き込みご飯、そしてお惣菜など。品数が豊富でとてもおいしいので、営業しているのを見かける度に、足を止めて利用していました。

実は、アナログの店主のところにはもうすぐお子さんが生まれるそうで、4月頃からは育休を取られる(=お店をお休みにする)とのこと。通常営業の再開はGW明け頃を予定しているそうです。それまでの間は木〜日曜でテイクアウト営業を行うことにしたそうです(変更の可能性あり)。

テイクアウトは15時くらいから20時くらいまでの(無くなり次第終了)営業です。たまたま営業日の15時過ぎに通りかかって、お店を覗いてみたら、充実のラインナップでした!

キュートなお人柄の店主です。

脂ののった鯛や鮭ハラス、ふわっとしたタチウオ、煮魚もいろいろありました! 焼き魚、煮魚、お刺身はそれぞれ700円(税込、以下同様です)。

お刺身は3種類入っていました。新鮮でぷりぷりとしていて、とてもおいしかったです!

炊き込みご飯は1つ300円。この日は、ほぐしたお魚の入ったわかめご飯と、しょうゆ味で味付けをした牡蠣ご飯がありました。一つに選べなかったので両方買ってみましたが、それぞれおいしかったです。牡蠣好きとしては、牡蠣ご飯に牡蠣がたくさん入っていてうれしかったです。

お惣菜もずらり! 一番左は、お刺身のお魚をパプリカで洋風に煮たものだそうです(500円)。その他は300円で、ひじきの煮物やきのこの胡麻和え、筋子、漬物、オクラのおひたしなどがありました。

忙しい日は、ここのテイクアウトを利用すれば、おいしいお魚が並ぶおうち居酒屋気分で、充実の晩ご飯になります。とてもおすすめです!

唯一注意が必要なのは、営業日についてです。

3月20日までは「木〜日曜日はなるべくテイクアウト営業します」とのことですが、店主の都合によりお休みにすることもあるそうです。

営業日については、上記のTwitterを少し参考にしたり、実際にお店で確認してみてください。お店の前を通りかかって「やっていたらラッキー!」くらいの気持ちで行ってみるといいと思います。

【店舗情報】
名称:お食事処 アナログ
住所:東京都調布市布田2-24-3
営業時間:木〜日曜日15:00頃〜20:00頃(変更の可能性あり)
※お店のSNSはないそうなので、最新情報はお店の張り紙をご確認ください

トラベルエディター(調布市)

「地球の歩き方」元編集者。調布市在住歴20年以上。現在はウェブ媒体を中心に、おすすめの旅行・おでかけスポットを紹介するエディターとして活動しています。地元調布の魅力を伝えるため、調布周辺のグルメ情報や散歩写真をインスタアカウント(@chofulunch, @chofusanpo)でも発信中。

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