例年3月上旬に満開を迎える調布ヶ丘の「ハリウッドの大寒桜（おおかんざくら）」。調布で親しまれているピンクの桜です。

2021年の記録を見返してみると、3月5日頃には満開を迎えていたので、今年もそろそろかなと、3月に入ってから時々開花状況をチェックしてきました。

3月4日。花が咲き始めていましたが、満開まではもう少しです。

3月9日。全体的にピンクになってきましたが、見頃はまだ少し先という感じでした。

そして、3月11日。暖かい日差しに誘われて、さらに開花が進んでいました！

いよいよ満開が近そうそうです。

ハリウッドの大寒桜とは、1962年にハリウッド化粧品がこの場所に工場を開いたときに植えられたオオカンザクラという種類の桜です。

その後、ハリウッド化粧品の工場は移転し、現在はこの場所にマンションが建っていますが、桜の木は残され、「ハリウッドの大寒桜」という通称で今も親しまれています。

樹齢は60年以上。幹回りは2.5メートルもある大木で、調布市の保存樹木に指定されているそうです。

枝葉大きく広がって、立派な桜です。花びらの色がソメイヨシノよりもピンクがかっていて、華やかな桜です。

去年見に行ったのは風が強い日だったので、満開の桜から飛んでくるピンク色の桜吹雪も楽しめました。

場所は少しわかりにくいかもしれません。調布駅から歩いて行く場合、 深大にぎわいの里（旧武蔵野市場）に向かって行くのですが、バス道路ではなく、1本東側に入ったところになります。あるいは深大にぎわいの里から深大寺カフェを背に、細い道を入って南下して行くとわかりやすいかもしれません。以前ご紹介した「メゾン デュ ラパン」の近くです。

2022年は3月12日〜13日の週末あたりに見頃を迎えそうです。楽しみですね！