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【調布市】珍しい品種も!「神代植物公園」あじさい園のあじさいがまもなく見頃に

比嘉麻友トラベルエディター(調布市)

季節ごとにさまざまな花で楽しませてくれる「神代植物公園」。あじさい園にはヤマアジサイを中心に、130種類500株のあじさいが植えられています。あじさいの見頃は6月上旬から下旬。少しずつ咲き始め、まもなく見頃を迎えそうです。

あじさいがどのくらい咲いているか、見に行ってきました!

あじさい園は神代植物公園の中央部分にあります。小川や木々に囲まれて、散策するのに気持ちがいいエリア。

あじさい園に着くと、アジサイの種類の説明やあじさい園MAPの案内が掲示されていました。A:品種保護区、B:ヤマアジサイ系・エゾアジサイ系、C:ガクアジサイ系他、D:外国種・園芸アジサイ他、E:シーボルト区の5つのブロックに分かれて、それぞれのあじさいが植えられています。

ヤマアジサイとは、日本各地で古くから自生している野生種のあじさいです。今まさに見頃を迎えていました。

ヤマアジサイ系のあじさいの一つ、紅でまり。こちらのあじさいは、下の写真にある案内のように、花の色が変化するあじさいだそうです。

開花期は白色で、だんだん赤みが出てくるそうです。少し縁がピンクがかっていました。

ガクアジサイ系エリアには、よく見かける手まり咲きのあじさいや、小さい花の周りに装飾花が絵の額(がく)のように囲むガクアジサイが咲いています。

八重咲きのガクアジサイ、城ヶ崎。東伊豆の城ヶ崎海岸で発見された自生種だそうです。儚げな色合いと八重のガクがかわいらしいあじさいです。

下の写真は天竜千鳥。こちらもガクアジサイ系です。この他にも、街中ではあまり見かけないような珍しいあじさいをいろいろ見ることができました。

外国種・園芸アジサイのエリアにあるあじさいは、見た目も名前も現代的なものが多いです。下の写真はティンカーベル。装飾花が華やかなあじさいです。

白い色が爽やかで、おしゃれな雰囲気のアナベル。

神代植物公園では、あじさい園以外でもあじさいが咲いています。ばら園の横でもあじさいが咲いていました。バラの鑑賞と合わせて楽しめます。バラを入れて写真を撮ってもきれいですね。

咲き始めの、まだ色が薄い感じのあじさいも素敵です。大温室をバックに写真を撮ってみました。

最新情報は神代植物公園ニュースのTwitterが参考になります。

ハート形?のあじさいを見つけて、ちょっと嬉しくなりました。
ぜひ神代植物公園でお気に入りのあじさいを見つけてみてください。

【施設情報】
名称:都立神代植物公園
住所:東京都調布市深大寺元町5-31-10
営業時間:午前9:30~午後5:00(本園の最終入園は午後4:00まで)
休園日:毎週月曜日(月曜日が国民の祝日や振替休日、都民の日の場合はその翌日が休園日)、年末年始(12月29~翌年1月1日)
入園料:一般・大人500円、65歳以上250円、中学生200円
※都内在住・在学の中学生は無料、小学生以下無料
※無料公開日 みどりの日(5月4日)、都民の日(10月1日)
※水生植物園(9:30~16:30)、植物多様性センターは無料
神代植物公園へ行こう!(外部リンク)
神代植物公園ニュース 神代植物公園公式 Twitter(外部リンク)

トラベルエディター(調布市)

「地球の歩き方」元編集者。現在はウェブ媒体を中心に、おすすめの旅行・おでかけスポットを紹介するエディターとして活動しています。地元調布の魅力を伝えるため、調布周辺のグルメ情報や散歩写真をインスタアカウント(@chofulunch, @chofusanpo)でも発信中。

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