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【調布市】調布らしいお土産が見つかる! つつじヶ丘駅前の老舗和菓子店「今木屋」

比嘉麻友トラベルエディター(調布市)

夏休みシーズンも始まり、手土産や帰省土産をお探しの方もいるのではないでしょうか。そこで、調布らしいお土産としてもおすすめの「今木屋」の和菓子をご紹介したいと思います。

調布市にある昔ながらの和菓子屋さんとして知られる、つつじヶ丘の「今木屋」。70年近くもこの地で和菓子屋を営んでいるそうです。

今木屋で特に人気の和菓子は、国内産最高級小麦と北海道産小豆を使った「どら焼き」や、季節の「上生菓子」。この2つは、味の素スタジアムで行われた「スポーツ祭東京2013」で皇族に献上されたお菓子として、調布市のホームページにも掲載されています。贈り物としても喜ばれること間違いなしです。

どら焼きはふんわりとした中にもっちり感もある皮と、優しい甘さのあんこの組み合わせがたまりません。

上生菓子は季節ごとに種類が変わり、私が行った時は「あさがお」と「水あそび」という夏を感じさせるお菓子が出ていました。

そのほかにも、おすすめはいくつもあります。「かりんとうまんじゅう」は、黒糖味の皮でこしあんを包んで、米油でカリッと揚げたおまんじゅう。かりんとうのようにカリッとしていて、こしあんの甘さもちょうどよく、クセになる味。

そして、調布土産としては、日持ちのするもので、調布の名前の付いたものや、調布に馴染みのある名前の付いたお饅頭がおすすめです。「思い出のアルバム」、「調布っこ」、「じんだい小町」、「多摩っ栗」などがあります。

例えば、「思い出のアルバム」というのは、調布にある常楽院というお寺の住職、本多鉄麿氏さんが作曲した曲で、つつじヶ丘駅の列車接近メロディーにも導入されている名曲(♪いつのことだか思い出してごらん〜という歌です)。その曲をイメージして作られたこのお菓子は、懐かしさのあるミルク味のお饅頭です。

今木屋は深大寺専属の和菓子屋さんでもあるので、深大寺の名前の付いたお菓子もあります。「深大寺サブレ」は沖縄黒糖入りのサブレ生地にかぼちゃの種やアーモンドスライスを練り込んで焼き上げたお菓子。好みのお菓子を詰め合わせて「調布みやげ袋詰め」対応もしてくれるそうです(袋代60円が別途必要)。

また、「サッカースタジアムのある街」調布をイメージして、紅茶カステラにのせた丹波の黒豆をサッカーボールに見立てたお菓子「ほのぼの調布」も、調布らしさを感じられておすすめです。

夏休みに帰省する際や人と会う時などに、調布のお土産を何にしようかな?と迷ったら、ぜひ今木屋をのぞいてみることをおすすめします。

【店舗情報】
名称:今木屋
住所:東京都調布市西つつじケ丘3-25−11
営業時間:9:00〜19:00
休業日:水曜日

トラベルエディター(調布市)

「地球の歩き方」元編集者。調布市在住歴20年以上。現在はウェブ媒体を中心に、おすすめの旅行・おでかけスポットを紹介するエディターとして活動しています。地元調布の魅力を伝えるため、調布周辺のグルメ情報や散歩写真をインスタアカウント(@chofulunch, @chofusanpo)でも発信中。

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