突発的行動派！なにごとも下調べが甘いあゆ姫です。「あっ！あそこの店行こう！」と遠い店まで思いつきではるばる向かい、定休日だった…よくありますが、全く凝りません。

今回もお目当てのお店があり、少し離れた場所まで、突発的に行ったのですが、定休日。

さて、どうする？と思っていたところ、偶然目に入った『営業中』の看板。入ってみると、とても素敵なランチにたどり着いたので、ご紹介します。

今回私が突発的に向かったのは、宇土市。
そしてたどり着いたのは熊本市南区城南町。

宇城市との境界がすぐの場所で、昔から存在は知っていた、赤い看板が通り沿いで目立つ割烹料理店。

『寿し割烹わかたけ』

入店すると、すぐに大きないけすがあり、たくさんの魚が泳いでいます。

落ち着いた上品な店内。値段はもちろん、どんなランチがあるかも、わからず『営業中』の看板だけを見て、咄嗟に入った私たちは、寿し割烹となると、下手すると結構な高級ランチになる可能性がある！と店内を見て、急に少し緊張。

ところが、メニュー表を見て、ホッと安心。

最近はどこのお店へ行っても、ランチ単価が上がっていると感じることが多いので、寿し割烹店でのランチとしては、良心的だと感じました。そして、内容は豪華そう。

寿し割烹わかたけでは、天草から取り寄せた魚を店内の生簀で保管し新鮮な状態の魚を提供しているとのこと。

早速、ランチを2人分注文して待ちます。上品な店内で静かなひと時。気持ちが落ち着きますね。

しかし、登場したランチを見て驚き！
落ち着けない状態に(笑)

『天さし膳(1650円税込)』

価格を見て予想していた内容より、随分豪華で興奮です。

お刺身がとても新鮮で、魚の旨味をしっかりと感じることができるゴリゴリ食感。

天ぷらは、和食店ならではのサクっと揚がった上品さがすごく良い。和食専門のお店の天ぷらって、なぜこんなに美味しいのでしょうか。家庭では、真似できない職人技と私は感じます。

季節を感じる、ふきのとうまで入っていました。

あら炊きには、ごぼうの風味と熊本らしい甘めの味付けが最高。天草の地蛸を使った、柔らか煮まで添えられています。

天草の名物ともなっている、天草地だこの柔らか煮(通称：タコステーキ)は、私の大好物の１つ。

天草まで行かずに、通りすがりで入店したお店のランチで食べることができるとは…感動です。

杏仁豆腐かな？と思って食べて驚いた、白い小鉢は『クリームチーズ豆腐』とのこと。珍しいですね。

チーズの風味と、もっちり食感ですごくなめらか。チーズが好きな私はご機嫌です。

茶わん蒸しにもチーズが入っていましたよ。

上品な出汁のお吸い物には、地ガキを入れているとのこと。普段、牡蠣はあまり積極的には食べないのですが、全くクセがなく、とても美味しかったです。

ご飯は大盛無料。もちろん、私は大盛です。とても美味しい料理の数々にご飯が進みまくりました。

自分が食べたものを大興奮で紹介しましたが、この日は2人で訪問したので、もう１つランチを紹介。

『にぎり寿しと天ぷら膳(1650円税込)』

私が注文した天さし膳に比べると、天ぷらの種類が少し多い。器がとても素敵。

驚いたのは、お寿司のネタの大きさ。1貫1貫とても厚みがあります。1貫分けてもらいましたが、このお寿司がまたネタが新鮮で最高でした。

食後には、どちらのランチにもコーヒーと甘味が付いています。

コーヒーカップのおしゃれ感！陶器好きとしては、大変気になるポイント。おしゃれなカップで飲むコーヒーは、より一層美味しく感じますね。

この日の甘味はりんごのコンポートと白いお豆を甘く炊いたもの。

大変上品な味で、食後のデザートまでしっかり楽しむことができました。

天さし膳・にぎり寿しと天ぷら膳、共にこの内容で1650円。1品1品とても丁寧な料理でこの価格。

お味、内容・ボリューム、全て大満足！とてもコスパが良いと感じる、素敵なランチでした。

私の突発的な行動によるミスも、こうやって良い結果になることがあるので、反省や学習をしないんでしょうね(笑)

現在、コロナ禍の影響によりお休みされていますが、通常『おひるのサービスデザート付きランチ(1100円)』という、メニューがあるとのこと。

今回食べたランチが、とても素敵だったので、サービスランチがとっても気になります。状況が落ち着き、サービスランチを復活されたら、このランチも食べに行ってみたいです。

今回は、熊本市南区城南にある寿し割烹わかたけの、旬の味覚と新鮮な魚を楽しむことができる豪華なランチを紹介しました。ぜひ行ってみてください。