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【熊本市】熊本の食材と馬肉を使用した美食体験レストランOPEN!プレミアム感のあるコース料理

姫野あゆみ(あゆ姫)地域情報発信ライター(熊本市)

熊本をこよなく愛するあゆ姫です。今回は3月7日にOPENした『前菜からデザートまで、熊本の食材と馬肉を使った美食体験を楽しめるレストラン』というコンセプトのお店を紹介します。

2022年2月に完成したばかり、銀座通りの新しいビル。

『銀座通りダイワロイネットホテル熊本銀座通り』

このOPENしたばかりのホテルの2階にある、馬肉料理専門店『菅乃屋銀座通り店』で、とっても素敵なディナーを食べてきました。

菅乃屋と言えば、上質な馬肉を提供されていることで有名なお店ですね。

店内は上品で洗練されたデザイン。

個室も多くゆっくりとした食事を楽しむことができる空間です。

カウンター席もすごく素敵。

ディナーは、2種類のコース料理から選べます。

《菅乃屋ハリハリ鍋コース8800円(税込)》

前菜・馬刺し・スープ・揚物・焼物・お口直し・鍋・お食事(ご飯)・デザート

《菅乃屋ステーキコース6600円(税込)》

前菜・馬刺し・スープ・揚物・お口直し・焼物・お食事(ご飯)・デザート

今回は2人での会食だったので、1種類ずつ注文。

コース料理というと、同席する全員が同じコースや、2名以上からの注文という場合が多いですが、菅乃屋銀座通り店では、1人ずつ好きなコースを選ぶことができるので、2つのコースをシェアという選択肢も広がり嬉しい。

おしゃれなワインでスタート!といきたいところですが、こちらは、ノンアルコールのスパークリングワイン『セレブレ・スパークリング・ロゼ(ボトル1200円税込)』

ノンアルコールでも、酔っ払いそうになるくらいの雰囲気がスゴイ。

今回は、この上質な雰囲気と洗練された料理に合わせた、美味しいお酒を飲めなかったのが非常に残念でしたが、生ビールや焼酎・ハイボールなどのほか、素敵なシャンパンやワインも揃っています。

まず初めに登場したのは、前菜5種プレート

  • 辛子蓮根の春巻き
  • 八代産塩トマトのコンポート・天草産塩ジュレ
  • 馬バラ肉・利尻産昆布の昆布締め
  • 馬レバーのパテ
  • おちこいものカラスミがけ

前菜から、すごくこだわりを感じます。

1品1品、とても丁寧なお料理で見て楽しく、食べて美味しい。

美食体験のスタートです。

馬肉を洋風にアレンジした
『馬肉のタルタル・生雲丹のせ』

天草産のオリーブオイルとフランス産の塩の絶妙なバランス感と、濃厚でクリーミーな生ウニが馬肉の旨味を強調させる贅沢な一品。

ステーキコース:『馬刺し5種盛』

新鮮な馬刺しの各部位を、少しずつ食べ比べできます。

馬刺しとの相性が良い生姜醤油やニンニク醬油のほか、ほうれん草で風味付けされた白醤油の3種類の醤油が準備されていて、つける醤油によっても美味しさの変化を楽しむことができました。

ハリハリ鍋コース:『馬刺し7種盛』

炙りも楽しめる更に豪華な盛り合わせ。

炙りとの相性が良い岩塩やかぼす、わさびやガーリックなどの薬味も添えられていて、新鮮な馬刺しをより美味しくエスコート。

陶器が好きな私としては、登場するお料理の見た目が綺麗なことはもちろん、使われているお皿なども、1品1品すごく素敵で気になります。

蓋を開けると、熊本県産の野菜を使ったポタージュ。

私が訪問した日は、ブラウンマッシュルームを使った、とても濃厚な味わいのポタージュでした。

ステーキコース揚物:『馬肉の一口カツ』

柔らかいホホ肉が使われていて、お味噌風味のデミグラスソースとマスカルポーネが添えられています。

この特製のお味噌風味のデミグラスソースは、口の中でほんのり味噌が香り、洋風のデミグラスソースの中で、和の良さを生み出し馬肉との相性が抜群。

ハリハリ鍋コース揚物:『霜降り馬肉のレアカツ』

熱で溶けたと思われる、脂がキラリと光り美しい…

口の中で、とろける柔らかいカツは思わず笑みがこぼれます。

ハリハリ鍋コース焼物:『馬肉の炭火焼き』

炭火焼には、とても柔らかく甘みもある部位、ハラミが使われています。

(ステーキコースは、焼物がメインとなるので、あとに登場)

お口直しとして登場した、大葉のグラニテ

馬肉料理は『和食』というイメージが強かったのですが、フレンチのコースを食べている感覚がすごく新感覚で楽しい。

冷たいシャーベット状の氷を口に入れると、大葉の香りがほんわりと口の中に広がり、とてもさっぱりとしていて感動。

梅酒で香り付けがされていますが、アルコールは飛ばしてあるので、お酒が飲めない人でも安心です。

いよいよメイン!

まずステーキコースの焼物。

馬肉赤身のステーキ

(プラス1000円で霜降りステーキ・トリュフソース添えにグレードアップが可能。)

赤ワインのソース・フランス産の岩塩・わさびをお好みで。

柔らかいレアのお肉は、噛むと甘味が溢れ出します。マッシュポテトの横には、ちょこんと焼きふきのとうが添えられていて、季節感も感じることができる一品。

ハリハリ鍋コース:ハリハリ鍋

食品ロス削減にもつながる、馬肉の切れ端や馬の骨、野菜の切れ端で作られた出汁は絶品!

この出汁の中に、生でも食べることができる特選馬肉を、“サッ”とくぐらせ食べるという贅沢な鍋。

添えられた野菜を入れた出汁は、更に美味しさが増し、スープとして飲み干したくなります。

実際に、鍋の後に雑炊を希望されるお客さんの鍋の出汁が飲み干されていて、出汁を追加することも多々あるとのこと。

すごくわかる!

これは飲み干さないともったいない旨さです。

お食事(ご飯もの)は、4種類の中から選ぶことができたので2種類をお願いしました。

リゾット

中央には、たっぷりの馬肉のしぐれ煮が添えられています。濃厚なチーズとしぐれ煮の相性が良いことに驚き。

更に驚いたのは、『ふんわり卵ごはん馬肉入り』

メレンゲ状にされた卵白の中央には弾力のある黄身!

濃厚な味で知られている近年人気の高い『キセキの卵』が使われているとのこと。

醤油を少し垂らし混ぜると、中からはたくさんの馬肉が登場。

卵白がメレンゲ状になっているので、口の中に入れるとシュワっとした独特な舌触りがすごく面白い!

この卵ごはん、インパクトありすぎです!

最上級TKG(たまごかけご飯)ですね。

コースのご飯ものは、ほかにも2人前から注文可能の県産野菜と馬肉入り炊き込みご飯や、+500円で馬握り3貫も選ぶことができます。

デザートは、生姜アイスとミニどら焼き・お芋のクリームソース

熊本県産の生姜と阿蘇ジャージーミルクであっさり仕上げた、熊本菓房とコラボしたデザートとのこと。

すごく斬新な組み合わせですが、アイスは生姜の風味が程よくあっさりしていて、お芋のソースやどら焼きの甘さとすごくマッチ。

あったかい濃いお茶がセットなのも、ホッとした気分になり嬉しい。

前菜からデザートまで、馬肉を新感覚で楽しむことができる、とてもプレミアム感のあるコースでした。

熊本県内の人はもちろん、県外からのお客さんを案内する際や、接待などにも利用できそうですね。

今回はディナーで利用しましたが、ランチ営業もされています。

※ランチ:コース料理5種類2900円(税込)~4800円(税込)

熊本の食材や馬肉を使った洗練された料理の数々を、ぜひ食べに行ってみてください。

【馬肉料理専門店 菅乃屋銀座通り店】
住所:熊本県熊本市中央区下通1-9-1
ダイワロイネットホテル熊本銀座通り2階
電話:096-312-3618
営業時間:朝食6:30~10:00
ランチ11:30~15:00
ディナー17:00~22:00
定休日:なし

地域情報発信ライター(熊本市)

生まれも育ちも熊本県熊本市。食べ歩きと旅が好き。 九州内にある道の駅は全制覇しています。 【食い倒れ放浪記】ブロガー『あゆ姫』として10数年活動してきた経験を活かし『熊本市』の美味しい情報・気になる情報・楽しい情報…様々なジャンルで発信していきたいと思います。 《お知らせ》 LINE公式アカウントができました。 関連サイトに載せているURLから、ぜひお友達登録お願いします。

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