秋晴れの日には、どこか自然を感じる場所へ散策に出かけたくなります。あゆ姫です。

今回は、熊本県の天然記念物にも指定されている大きな大きな楠の木を見に行ってきました。

今回訪問した場所は、熊本市北区にある『寂心さんのクス』

田園風景の中に、ひときわ大きな木が目立っています。

離れた場所から見ると森のように見え、1本の木とは思えないほど大きな大きな木。

画面に収まり切れないスケール。

大木が好きな私としては見ているだけで、すごく癒される場所です。

たまに、フラっと立ち寄ってはこの大きな木を眺めています。

私が初めてこの木を近くで見たのは、今から20年以上前。

当時は、この公園に人がいることの方が珍しく、ごくまれに近所の人らしき姿を目にする程度だったのですが、近年は見に行く度、大きな木を見ている他の人を見かけます。

この大きな大きなクスの木は、現在の熊本城の南側に位置していたと言われる『隈本城』の城主となった鹿子木親員(寂心)の墓を根本に巻き込んでいると言われていることから、『寂心さんのクス』と呼ばれようになったとのこと。

昔から地域の人にとって、守り神(ご神木)のような存在だった寂心さんのクスは、近年パワースポットとしても、度々話題となり見に行く人が増えている様子です。

この寂心さんのクスの樹齢は800年以上と言われていて、幹周りが13.3m・高さは29m。

年季の入った看板に書かれている情報なので、情報は古いかもしれません。

今はもっと大きくなっているかも⁈

昭和49年に、熊本県の天然記念物に指定されているほか、日本の名木100選にも選ばれています。

頑丈な鉄柱で支えられている部分や、地面につきそうになっている部分も数カ所あります。

木の周りを、ぐるりと1周することができるのですが、どこから見ても迫力がすごい！

目の前を車で通る機会は結構よくあるのですが、車を停め公園内を歩いて散策するのは久しぶり。

車から見える時でも、すごい迫力を感じますが、間近で見ると全く迫力が違い圧巻の光景です。

少しマニアックなことをいうと…私は大きな木を見上げるのも好きですが、地面に太く根を張っている強そうな様子を見るのも好き。

秋の風を感じながら、とても静かでゆっくりとした散策ができました。

この時期の散策は、とても気持ちが良く、心がすっきりしますね。

ぜひ、とっても大きく迫力のある『寂心さんのクス』を見に、秋の散策に出かけてみてください。