【熊本市】旬の食材を知る!隠れ家的な小料理店『まんじぇ』15時から美味しいものが溢れる贅沢空間
熊本市内中心部、昼飲みできるお店がかなり増えたなぁと感じます。あゆ姫です。
今回は明るいうちから、美味しいお料理と美味しいお酒を楽しめるお店を紹介します。
今回訪問したお店は、城見町通り。
宇野ビル5階、知る人ぞ知る名店『まんじぇ』
15:00から営業されている小料理店。
そう。明るいうちから美味しいお料理と美味しいお酒を楽しむことができるお店。
宇野ビルは、夜の営業のみのお店が多いので、明るいうちにこのビルの5階へ行くという行為自体が、なんだか特別感。
ドアを開け、店内に入った時のギャップがすごい。
天井部分まで広がる大きな窓があり、周辺のビルと青い空を眺めることができる。
なんとも贅沢な隠れ家的空間です。
カウンターには、旬の食材がたくさん並んでいます。
スーパーなどでは、年中揃う野菜の数々。
“旬”というものが、わからない野菜が増えている時代なので、できるだけ“旬”の野菜を揃え感じてもらいたいというこだわり。
すごくおしゃれで美しい。そして美味しそう。
苦手なはずのわさびまで、すごく立派で美味しそうに見え、丸かじりしてみたい!
そんな感情が出てしまうほど、ディスプレイのセンスが抜群。
まずは、本日のappetizer(前菜)が登場します。
この日の前菜は4種類。
- きくらげ入り鶏だんごの椀仕て
- にらのおひたし
- ぬか漬け盛り合わせ
- トマトのにんじんドレッシング
前菜からとても素敵です。
ここ『まんじぇ』を切り盛りされている女将さんは、料理レシピの提供などで、テレビやラジオ番組にも多数出演されているフードアナリスト。
前菜から、どれもすごく美味しい。
明るいうちから贅沢な時間がスタートしました。
いろいろな料理が壁に貼ってあり、そこから注文します。
前菜の美味しさに、おにぎりと気まぐれおみそ汁は絶対最高のはず!と気になって仕方ない。
ただ、ここでご飯とお味噌汁を食べてしまうと、多分もう落ち着きと幸せに満たされすぎて、私の1日は早々と終わってしまうだろう…ということで、この日はグッと我慢。
1日の〆にも来てみたい…
キノコ類が好きで、中でも椎茸は大好物。
『しいたけ南蛮』
カウンターにディスプレイされていた、厚みのある大きな椎茸が私をロックオン。
注文をすると、女将さんはカウンターのディスプレイの中から、サッと椎茸を選びササっと綺麗な料理に変身させる神業っぷり!スゴイ…。
椎茸の旨味と南蛮のタレがすごくイイ。
『えび100%カツタルタルソース』
なんというビジュアル…美しい。
えび100%と書かれていることに、非常に期待度が高まり注文した料理は、私の期待度をはるかに上回るプリップリ感!
タルタルソースも、もちろん自家製!
タルタルソースには、リルという薬草がたっぷり入っていて、このリルの香りがすごくアクセントになっていて美味しい。
レモンを絞ると爽やかな風味もプラスされ、このエビカツの旨さには興奮。
これは…ご飯と味噌汁を注文して定食で食べると、もっと良いだろう…と、またご飯と味噌汁欲が出てしまう(笑)
『かんぱちあぶりおろしポン酢』
生でもない焼きでもない、絶妙なあぶり加減。
添えられている柚子胡椒との相性に驚きを隠せない。
普段あまり柚子胡椒などの薬味を必要としない私が、わざわざスプーンを借り、たっぷりのポン酢とポン酢に溶けた柚子胡椒をかけて食べたがる。
すごく珍しい自分の行動にも、衝撃を受けた逸品でした。
焼酎ともよく合います!
珍しい球磨焼酎を見つけたので、飲んでみました。
『球磨川(大和一酒造元)』
2020年7月の豪雨災害では、人吉・球磨のたくさんの酒蔵が被害に遭い、蔵付き酵母菌が流されてしまいました。
この『球磨川』は、球磨川と共に生きるという決意をもとに、球磨川が新しく運んできた微生物による酵母だけで造られた復興のシンボル。
シリアルナンバーが入っています。
口の中に広がるが独特で穏やかな味わい。
球磨焼酎としては、斬新な感じがしましたが、美味しかったなぁ。
ラストは『たまご焼き』
まんじぇの卵焼きは、4個も卵を使った塩ベースの卵焼き。
綺麗に巻かれていて分厚い!
この卵焼がまた、すごくシンプルに旨い。
お酒のお供にすごくぴったりの卵焼きでした。
明るいうちから、美味しい料理と美味しいお酒の数々。
とても落ち着く空間で、明るいうちから素敵な昼飲み時間を楽しむことができました。
きっと暗くなってからの雰囲気も素敵でしょうね。
とっても素敵な空間に、美味しい料理と美味しいお酒を楽しみに行ってみてください。
【まんじぇ】
住所:熊本県熊本市中央区下通1-4-2
宇野ビル5階
営業時間:15:00~22:00
定休日:水・日曜日・祝日・そのほか不定休あり。