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【海老名市】量より質!大きくてとろけるような甘さの『武井いちご園』の完熟いちごは一口食べたらもう虜!

氷面鏡地域クリエイター/ライター(海老名市・座間市)

海老名のいちご

海老名のいちごは神奈川県内一の市場出荷量で、いちごの生産がとても盛んで有名♪

◇◇◇

市内の南部に位置する場所には、いちご農園が数軒続く“ストロベリーロード〟と呼ばれている場所があります。

今回その中にある『武井いちご園』さんに伺いました。

入り口には12月に塗りたてというユニークなタンクが!まさに新しいシンボルですね♪

ハウスの中を見せていただきました

約6000本の苗が植えられているというハウスの中は25度に設定されていて、なんとも心地の良い空間。

とちおとめ・かなこまちをはじめ、6〜8種類ほどのいちごを栽培されています。

ハウス内を常に良い状態で循環させ、空気中の酸素と二酸化炭素の湿度を測定。常に光合成しやすい状態になっているといいます。

マルハナバチが大活躍

ハウス内にには多くのマルハナバチが。

日本にいる在来種のマルハナバチを11月頭にハウス内に入れて受粉。一度にたくさんの花粉を運んでくれたりとミツバチにはない特性もあるんだとか。

土の中の微生物をいかに動かすかが大切。そして美味しいものだけを作りたい、そうお話されるのは代表の武井哲也さん。

「いちごを食べると土の味がするんです。どういう土づくりをしたいちごかどうかがすぐ分かります。」
「いちごを食するまで多くの行程がありますが、それが面白くて毎年楽しんでいます。」

「量より質」を追求し、独自の新しい品種も作りたいとお話しされる武井さんは、食育ソムリエでもあり何度も受賞経験のある凄腕。

今までに農林水産大臣賞を3度受賞

2019年にベルギーで開催されたiTQiコンテストにて優秀味覚賞【星2つ】獲得されています。

土作り・水へのこだわり

質の良い肥料やアミノ酸などを入れ独自の土作りを。

水は井戸から汲み上げ、特殊なナノバブルを使用し水へのこだわりも追求。

ナノバブルとは、水中に漂う極小な気泡のこと。億単位にもなるこの気泡は植物への浸透力が非常に高く、土中の栄養素を高めたりと品質・味にも影響がでるといます。

武井いちご園のいちご

びっくりするくらい綺麗な艶と鮮やかな色。

そしてこの立派な大きさ!

子どもの手で握るといちごの存在感がすごいのがわかります。

香りだけでも幸せな気分に。

完熟いちごの味は

見た目もまるで宝石の様ないちごは、大変甘くてとても肉厚。

甘みと酸味の見事なバランスと、採れたてならではのフレッシュさ。心惹かれる美味しさです。

摘み立ての甘い完熟いちごは直売所で

年始は1月2日より、連日ご購入いただけます!!

(いちごの状態次第でお休みになる場合もあります)

◇直売所での販売時間◇

午前:11時〜12時

午後:14時〜16時(無くなり次第終了)

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今年は夏の暑さで、出荷も今までに経験がないくらい遅れているそう。気候よって左右されるのは本当に大変なご苦労かと思います。どんな状況でも愛情をかけて育て、こんなに美味しいものが市場に出る。当たり前のようで当たり前ではない農家さんの凄さを改めて感じる時間となりました。

武井いちご園さんの丹精込めて作られた完熟いちご。

ぜひ至福の時間を味わってみてください!

武井いちご園
住所:神奈川県海老名市本郷5130
駐車場:あり
お問い合わせ:090−8512−1583
(電話番号はいちご狩り専用のため、4月5月の営業時間のみつながります。)
※いちご狩りは4月〜



地域クリエイター/ライター(海老名市・座間市)

氷面鏡~ひもかがみ〜と読みます。氷の表面がキラキラとまぶしいくらいに美しく、その氷の表面に風景が映って鏡の様に見える様子。あたたかくなって凍った氷が溶けるように人の心も親しく優しく寄り添える様に。一人一人の心に響くような、あたたかい情報をお届けできたら嬉しいです!

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