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【タイ・バンコク】2023年の春節(旧正月)は1月22日。中華街ヤワラートでの楽しみ方3選

日向みくバンコク在住ライター

みなさま、サワディーカー(タイ語でこんにちは)。バンコク在住ライターの日向です。

タイに住んでいると、正月を祝う機会が1年で3度もあります。新暦の正月、中華圏の旧正月「春節」、そしてタイの正月「ソンクラーン」です。

1月1日に新暦の正月を迎えると、すぐに春節が到来します。華人が多いタイではお祝いムードが高まり、バンコク最大の中華街ヤワラートも例年大賑わいです。

2023年の春節は1月22日。およそ1か月後に迫る春節に備え、中華街でおすすめの楽しみ方3選をご紹介します。

ヤワラート通りで春節の風物詩探し

春節のシーズンが到来すると、中華街ヤワラートは祝賀カラーのに染まります。メインストリートのヤワラート通りは大勢の観光客や現地民でごった返し、熱気がムンムン!

祝賀カラーの赤に染まる中華街ヤワラート
祝賀カラーの赤に染まる中華街ヤワラート

露店が軒を連ねる道をぶらぶら歩きながら、春節の風物詩を探してみましょう。縁起が良いとされる餃子や春巻き、みかんなどが売られています。

ショーケースに並べられた餃子
ショーケースに並べられた餃子

赤いポチ袋は「紅包」(アンパオ)と呼ばれ、目上の人が子どもや目下の人にお年玉を渡すときに使われます。かわいい〜。

紅包(アンパオ)
紅包(アンパオ)

彩り豊かなチャイナドレスもずらり。1着1000円前後と、お手頃なものも多いです。

チャイナドレス
チャイナドレス

ちなみに筆者も去年、チャイナドレスを着てチャイナタウンを散策しました(笑)。

中華仏教寺院「ワットマンコンカマラーワート」で参拝

バンコク市内で最古の中華仏教寺院、ワットマンコンカマラーワートは厄除け寺として有名で、春節には多くの参拝客で賑わいます。

2022年2月に訪問したワットマンコンカマラーワートの様子
2022年2月に訪問したワットマンコンカマラーワートの様子

2022年の春節では無数の赤い提灯が飾られ、幻想的な美しさでした。

ロウソクや線香、みかんなどが入ったお供えセットが購入できます。ぜひ参拝にトライしてみてくださいね。

お供えセット140バーツ(約540円、1バーツ:3.8円で計算)
お供えセット140バーツ(約540円、1バーツ:3.8円で計算)

■ワットマンコンカマラーワート(龍蓮寺)
住所: 423 Charoen Krung Rd, Pom Prap, Pom Prap Sattru Phai, Bangkok 10100
アクセス: MRTワット・マンコン駅から徒歩約3分
拝観時間: 6:00~19:00
入場料: 無料

夜のチャイナタウンでカオスを堪能

実はヤワラートが最高潮に活気づくのは日が暮れてから。特に春節シーズンは、あちこちで爆竹や太鼓の音が鳴り響き、獅子舞が練り歩く非日常を堪能できます。

春節シーズンには龍も舞う
春節シーズンには龍も舞う

喧騒と混沌に満ちた夜の中華街が放つエネルギーに、高揚感をかきたてられます。

混沌に満ちた夜のヤワラート通り
混沌に満ちた夜のヤワラート通り

またヤワラートはグルメタウンでもあり、本場で食べる飲茶は格別ですよ。

大人も子供も楽しめる春節は、観光にもおすすめのシーズンです。異文化に触れる時間って、すごく豊かですよね。

春節時期にタイにお越しになる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね♪

バンコク在住ライター

バンコク在住ライター。タイの観光、文化、グルメなど、在住者目線で生の現地情報をお届けします! 中南米やアフリカ、中東を含む世界43ヵ国を訪れた旅好き。

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