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「明石海峡大橋の下に集合!」外飲みが気持ちいい季節がやって来たよ〜【神戸・サンセットビアガーデン】

Hinata Yoshioka旅するフォト&ライター(神戸市)

いよいよビールが美味しい季節になってきましたね。徐々にいろんな事が解禁になって、ビアガーデンも嬉しい復活です。

JR舞子駅、山陽舞子公園駅から海へ向かって歩くと明石海峡大橋があります。その橋のたもと、橋の科学館前広場で今月から始まっているのが「シーサイドバル舞子公園2022 サンセットビアガーデン」。

この日は開催初日、金曜日の夜ともあって時間がたつごとにお客さんが増えてきています。イベントはまだ明るい夕方から始まり、暗くなった頃には会社の帰りでしょうか、スーツを着た人もちらほら。

台湾まぜそばや唐揚げ、焼き鳥、明石ビールやハワイアンフードまで、今日の出店は神戸と明石のお店を中心とした9店舗だそう。徐々に店舗数も増やしていくというから楽しみですね。

真正面にあるステージからは、心地の良いギターの音色が聞こえてきます。演奏しているのは=Asking Life (アスキングライフ)=さんと、ペロ西島さんというミュージシャンのお二人。

このステージは実は車で、移動式なんだそうですよ。アスキングライフの林 健太郎さんに伺うと、以前はこの車で全国をまわって音楽活動をしていたそうです。

現在は舞子公園での「サンセットビアガーデン」や「シーサイドビアテラス」などのイベントをしっかりと支えてくれる、なくてはならない存在として地元で活躍されています。

「LIVEハウスでなくても、海外のようにいろんな所で演奏できたらと思ってこの形にしました。今は、移動してどこかに出向くのではなく、自分たちがいる場所にお客さんが来てもらえるのがいいなと。」なるほど、今の時代にぴったりですよね。

今年のゴールデンウィークに、芝生の公園エリアで開催された「シーサイドビアテラス」は、始まってから今年で何と9年目だというから驚きです。

「始めたきっかけは、舞子公園の前所長さんから舞子駅前を活性化したいという相談を受けて、そこからです」と話してくれたのはイベントの企画を担当している多田克史さん。

「コロナでできなかったけど、サンセットビアガーデンも実は4年前から始めています。出店者や演者さんにも機会を作ってあげたいし、できれば毎週一回これを続けていきたい」と語ります。

「ここはとにかく、サンセットがすごいんです。それ目的に写真を撮りに来る人も多い。もちろん明石海峡大橋の眺めも素晴らしいしね。」確かに、明石海峡大橋のライトアップされた姿を間近に見られるビアガーデンなんて、とても魅力的です。

まわりを見渡して、お客さんの年齢層の幅広さを感じました。ここでイベントをやると3世代で来る人が多いそうで、舞子ならではの雰囲気も居心地が良い理由のひとつかもしれません。

「食べる、交流、学び」というテーマを持って、地元の舞子をしっかり盛りあげるよう仕掛けていけたらと多田さんは考えます。だけど実際は毎回の準備や片付けだけでも結構大変…続けるにも課題は多いようです。

イベントをずっと続けていくには、ボランティアなど地域の皆さんの協力が必要そうに見えました。イベントスタッフだけでなく、周辺住民みんなで街を盛り上げていけるとすてきですね。

夏ももうすぐ。これから、夕方以降は外が気持ちのいい季節がやってきます。お仕事の帰りに気分転換として友達や家族と待ち合わせたり、お散歩がてら飲みに行ってみてはいかがでしょうか。

ビアガーデン会場 5/27のサンセット 写真提供:多田 克史
ビアガーデン会場 5/27のサンセット 写真提供:多田 克史

シーサイドバル舞子公園2022 「サンセットビアガーデン」

シーサイドバル舞子公園2022 サンセットビアガーデン(外部リンク) ↑詳しい内容、スケジュールなどはこちら
開催予定日
5月20日(金)以降の金曜日、土曜日 ←詳しくはホームページでご確認ください
開催時間
16:00~20:30
(売切れ次第終了)
開催場所
兵庫県立舞子公園 橋の科学館前広場
JR舞子駅・山陽舞子公園駅から南へ徒歩約5分
問い合わせ 078-785-5090
※20歳未満の者の飲酒は法律で禁じられています

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旅するフォト&ライター(神戸市)

旅なしに人生は語れない、ノマド系フォトライター。国内から世界各国まであちこち歩きまわって取材する、体当たりレポートを得意とする。趣味は美味しいもの食べ歩き、料理、音楽、ダンス、ものづくり、イベント企画などなど、気になる物には何でも手を出してしまう。南国気質で、とにかくマイペースな自由人。

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