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「夏カレーうどん」登場!シビ辛で、つるっとしたうどんを思い切りすすりたいあなたへ【神戸市・本打麺刃】

Hinata Yoshioka旅するフォト&ライター(神戸市)

暑い日でも無性に食べたくなる「カレーうどん」。だけど熱々を啜 (すす)ると間違いなく大汗もの、そう考えて我慢している人にご紹介したいうどん屋さんが「本打麺刃(ホンダメンバ)です。

早速、メニューに「ひやあつ」という文字を確認しました。これは、冷 (ひや)と熱 (あつ)を同時に楽しめる内容なんだとか。いったいどういうことなのかというと…

麺を茹でてから冷水でキュッとしめるのが、冷やと呼ばれるもの。麺はつるっと感とコシがしっかりと感じられます。そんな常温に近い状態の麺に、熱々の出汁(だし)をかけるのが「ひやあつ」なんです。夏にぴったりかも。

美しいツヤと、透明感のある麺。どれも一玉300g以上あるそう
美しいツヤと、透明感のある麺。どれも一玉300g以上あるそう

他のメニューでも「ひやあつ」にできるのですが、どうしても食べたいカレーうどん…それにはもうひとつ理由があります。このカレーうどんに合うという「すりだね」というシビ辛の特製スパイスです。

壁に貼られた「挑戦者、求む!」の張り紙には山梨名物、激辛すりだねと書かれています。本場のものより数倍辛く作った、この店のオリジナルなんだとか。

これは辛いもの好きとしては見逃す訳にはいきません、気になる人は店員さんにぜひ声掛けしてみて下さいね。ちなみに「すりだね」チャレンジは無料だそうですよ。

左の小鉢に入れられたのが「すりだね」。その辛さやいかに
左の小鉢に入れられたのが「すりだね」。その辛さやいかに

では、早速カレーうどんをいただきます。竹輪天カレーうどんに、単品で海老天をプラスしちゃいました。まずはしっかりと麺をカレーに絡め、ひと口。トロッとしたカレーにつるっとした喉ごし、熱すぎないのでズズッと勢い良く啜(すす)れます。

カレーには牛肉や、鶏ミンチ、細切りの油揚げなども入っていて、柔らかな甘味もあります。こだわりのうどん出汁に加え、鶏ガラや野菜ベースのスープも加わったカレー出汁です。

そこに「すりだね」をいざ投入。一味、山椒、ごま油などをブレンドしたスパイスともあり、辛さだけでなくコクが加わって旨味がアップしました。これは驚きです。

激辛というので、様子を見ながら少しずつカレーに足すのがおすすめ
激辛というので、様子を見ながら少しずつカレーに足すのがおすすめ

すりだねのスパイスが効いているのか体が内側からほんのりと熱くなってきて、カレーを食べたという満足感も倍増です。ちなみに、小皿の半分ぐらいのすりだねが私的にはベストでした。

多い時は週に一回、新しいメニューを作っているという店主の本多さん。常連さんが飽きないようにと、そして自分でもアイデアを練るのが楽しいのだとか。お店のインスタを見ているとそれが良く分かります。

それに加え、冷かけ、温かけ、ザル、冷ぶっかけ、つけあつ(冬季限定)、生醤油という選択肢で、対象のうどんのどれでも同価格で選べるとあって、メニューのバリエーションが凄い。

一周年記念のうどんは内容てんこ盛りで1000円とお得!7月20日まで
一周年記念のうどんは内容てんこ盛りで1000円とお得!7月20日まで

この日は、うどんが1時までに完売したので打ち直し、2時半にはまた完売してしまったそう。皆さんが夏の暑い最中、つるっとしたうどんを求める気持ち、分かります!

「ひやあつ」でズズッと勢いよく啜るもよし、もちろん熱々を大汗流しつつ王道で行くのもよし。讃岐うどんの独特な弾力をとことんまで楽しみたいなら、ワンランク上の本格手打ちうどんを啜 (すす)ってみてはいかがでしょうか。

本打麺刃 (ホンダメンバ)

本打麺刃インスタグラム (外部リンク)
営業時間:11:00~15:00 (麺が売り切れたら終了)
定休日:火曜日
電話:078-381-5563
住所:神戸市兵庫区塚本通6-2-32 ワコーレステーションプラザ兵庫 1F
神戸高速線 大開駅出口より徒歩約5分
JR兵庫駅北口より徒歩約6分
Google マップ
取材協力:本打麺刃

旅するフォト&ライター(神戸市)

旅なしに人生は語れない、ノマド系フォトライター。国内から世界各国まであちこち歩きまわって取材する、体当たりレポートを得意とする。趣味は美味しいもの食べ歩き、料理、音楽、ダンス、ものづくり、イベント企画などなど、気になる物には何でも手を出してしまう。南国気質で、とにかくマイペースな自由人。

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