街中にありながら、緑に囲まれた静かな空間で香り高い紅茶を楽しめるとしたら、ぜひとも行ってみたいと思いませんか？三宮駅からすぐ近くに、そんな素敵なお店があります。

「グリーンハウス ヴァルト」は、紅茶の美味しいカフェ。しかも、ここには独自のメニュー「ティーフリー」があります。嬉しいことに、色んな種類のフレーバーティーを味わえるんです。

ポットに淹れたての紅茶が、こちらが紅茶を飲み終わったぐらいのタイミングで運ばれてきます。毎回淹れたてなので、あったかくて、香り高い状態のものが飲めるのが素敵。

毎回、カップに注がれる紅茶の量は3分の1ほど。だから、お腹もタプタプにならずにいろんな種類の紅茶を楽しめます。

今日は、カフェタイムに合わせて行ってきました。ケーキと「ティーフリー」をセットにできるのですが、ケーキの種類もいろいろあるので悩むところ。

今は期間限定で、神戸生まれのパティシエール「ジベール・ユキコ」さんとのコラボケーキも登場していてどれも美味しそう、本気で迷ってしまいます。

いつもはティラミスを選ぶ私ですが、今回は「抹茶カシスNYチーズケーキ」をチョイスしてみました。グリーンハウスのイメージカラーの緑から誕生したケーキなのだそうですよ。

中を割ってみるとカシスの真っ赤な色が。インパクトのある色味も可愛いく、上には栗も乗っていました。抹茶のはんなり感と、甘酸っぱいカシスのコントラストが斬新です。

ここの香り高い紅茶は、一体どこの紅茶なのだろうと気になっていたのですが、「ムレスナティー」というブランドの紅茶と提携をしているというお話。

「ムレスナティー」は、スリランカ紅茶局公認で品質管理基準を満たした、100％ピュアなセイロンティー。フレーバーティーは天然香料で香りづけをしていて、最上級の紅茶の産地で取れた新芽の部分のみを使っているのだとか。

そのフレイバーティーを贅沢に、しかもいろんな種類を何杯も飲めるなんて幸せですよね。ここの「ティーフリー」にはファンも沢山いるそうで、納得です。

この日はイチジクキャラメル、メローナイツ、洋梨、ミルキーキャンディーの4種類を頂きました。フルーツや花の香りに、シナモンなどスパイスの香りも。どれも個性があって、それぞれの違いを楽しめます。

カフェタイムだけではなく、実はモーニング(※)からランチ、ディナータイムまで「ティーフリー」のセットを楽しめるそうで、私も次回はランチで行ってみようと思いました。

グリーンハウス ヴァルトはドイツ語で「森」という意味。姉妹店のシルバもラテン語で同じく「森」なのだとか。店内には水が流れていて清涼感があり、席の間隔も広くてゆっくり時間を過ごせます。

秋も後半、外は少し肌寒い季節になってきましたね。心地よい森の中で、美味しい食べ物とあったかい紅茶でホッと一息ついてみませんか。

GREEN HOUSE Wald (グリーンハウス ヴァルト)