Yahoo!ニュース

道端に「こたつ」。スナックのママがリアル出勤する、街中のこたつに入って甘酒飲んでみませんか【神戸市】

Hinata Yoshioka旅するフォト&ライター(神戸市)

街を歩いていたら、道端で人がこたつに入っていた…って、面白くないですか?しかもそこにスナックのママが一緒に座っていて、甘酒飲みながらトークしてるんですよ。

神戸すごいな〜、ついにここまで来たか。最近いろんな面白イベントがありますが、これって野外イベント?なんせもう地面に座っちゃってますからね。心も体もユルユルです。

その名も「こたつナイト」。お洒落で名高い旧居留地で開催中のイベントです。場所は、神戸朝日ビルディングのピロティー、言わずと知れた野外の広場ですね。

「神殿風の重厚な柱のある円形の空間」に、突如として現れた「昭和のスナック」。こたつの前にはバーのカウンターが並び、甘酒や新感覚ノンアルドリンク、スープなども。

正面には小さなステージがあって、キラキラのスパンコールの衣装を着た司会者さんが進行をしています。ステージでは神戸のミュージシャンによる生演奏があり、年末にこたつで紅白を見るかのようにライブ鑑賞ができるのも魅力。あぁ、みかんが欲しくなる。

「#神戸こたつナイト」とハッシュタグを付けてSNS投稿すると、あったかい甘酒をその場で貰えたりもするそうです(各日先着100名限定)。ちなみに「スナック入門教科書」というフリーの冊子もいただきました。

着物を着ているママがいました。スーツ姿の男性と話し込んでいる様です。人生相談、はたまた恋愛相談でしょうか。話上手なママと喋るチャンス、あなたなら何を話しますか?

ちなみにこの時間帯は、いつもなら相当酔っ払っているよと笑っていたママさん、お酒がないのがちょっと寂しいようです。それにしてもスナックの雰囲気を体験できるなんて稀な企画ですよね。

入り口で借りた湯たんぽがあったかくて癒されます。こたつも湯たんぽも、日本の文化ですよね。私たちにとっては日常の道具ですが、海外の人からしたらびっくりなものかもしれません。アメイジング!

実はこのイベント、神戸のナイトタイムエコノミーを推進するために神戸の新たな楽しみ方を提案する新感覚イベントなのだとか。つまりここでスナックのHow toを知って、実践につなげてもらおうという企画なんです。

確かに、神戸は都会だと思って夜遊びしようとしても、結構お店も早く閉まっていたり。スナックは空いているけど、入るにはちょっと敷居が高いかなと思ったり。

「あのドアを開けるには勇気がいる」と、20代の女の子に言われたよとママさん。確かにあのドアは魔法の扉です、奥の世界がワンダーランド過ぎる。

そんな誤解を解くべく、スナック女子向けツアーなどを開催している「スナック探訪家」の五十嵐真由子さんも、スペシャル・アドバイザーとして登場します。

最終日3月18日の土曜日には、あのDJ KOOBEさんがステージに!という噂で、更に昭和感満載な夜にフィーバーしそうな予感。

残り少ない冬の週末、暖かいこたつに入ってママとお喋りしてみませんか?ディープな体験への入り口となるかもですよ。

こたつナイト~HaikaraWeek~

こたつナイト ホームページ(外部リンク)
入場無料!
開催期間
2023年02月25日~03月18日 (毎週土曜日開催)
第1回目:02月25日(土)※プレイベント​
第2回目:03月04日(土)
第3回目:03月11日(土)
第4回目:03月18日(土)
※会期中無休(雨天決行、荒天時は中止の可能性あり)
※万が一の中止等はウェブサイトにてお知らせします。
※場合により内容は予告なく変更する場合があります。​
時間
16時00分~20時00分(最終入場:19時30分)
会場
神戸朝日ビルディング(旧居留地)1階ピロティ(1階公開空地)
神戸市中央区浪花町59
お問い合わせ先
こたつナイト窓口
kotatsu-night@monotone.tokyo
ACCESS
公共交通機関
●三宮各鉄道駅から徒歩10分
●神戸市バス 2,92系統 三宮神社前駅下車すぐ
Google マップ

旅するフォト&ライター(神戸市)

旅なしに人生は語れない、ノマド系フォトライター。国内から世界各国まであちこち歩きまわって取材する、体当たりレポートを得意とする。趣味は美味しいもの食べ歩き、料理、音楽、ダンス、ものづくり、イベント企画などなど、気になる物には何でも手を出してしまう。南国気質で、とにかくマイペースな自由人。

Hinata Yoshiokaの最近の記事