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生田神社の桜がそろそろ満開!行くなら今だよ。ほんのり紅白桜も可愛くて縁起よし【神戸市】

Hinata Yoshioka旅するフォト&ライター(神戸市)

日に日に暖かくなって、全国で桜が開花し始めていますね。この土曜日、生田神社で餅まきがあるというので行ってみたら、桜がもう見頃になっていて驚きました。

寒暖差の激しい日々が続いていた最近、今年の開花が全く読めなかったのですが、まるで突然に咲いたかのようで意表を突かれてしまいました。

しかも結構な咲き具合で、これは皆んなに早く知らせないと見逃してしまうかもと慌てて今、この記事を書いています。雨風で散ってしまう可能性もあるので油断ができませんよね。

本殿横の池の方へ行ってみると、これは枝垂れ桜ですかね、満開に咲きほこっていました。池を囲んでいろんな種類の桜や木が植えられているようだったので、まわり込んでみることに。

こちらは赤に近い色の花びらです。桜ではなく桃のようですね、本殿近くには源平桃という紅白の桃もありました。まだ少ししか咲いていない木もあるので、花が一度に散ることはまぬがれそうです。

この日は生憎のお天気にもかかわらず、たくさんの人が訪れていました。15時から、境内にあるお稲荷さんにて「稲荷祭」が行われるというので見に行くことに。

神職の方々と共に、生田神社近辺の関係者の方々がオレンジ色の召し物を着て参列されていました。お稲荷さんは生田の森の横手にある、連なった鳥居の奥にあります。こちらの正式名称は「生田稲荷大明神」。

ご神事が厳かに執り行われました。生田の森から流れ出る深遠な空気に包まれながら、流れる笛の音に心を満たされる素晴らしいひと時。神様に捧げる巫女さんたちの舞も美しく、とても清々しい心持ちになります。

日々の生活の中で、いつも見守ってくれる存在を忘れてはいけないように思いました。神社に限らずそれぞれの神様、仏様、家族や身の周りにある全ての存在に想いを馳せる、それはきっと豊かな時間なのだと思います。

この後、本殿前で餅まきが行われることに。お参りに来ていた人々も含めて大勢の人たちが今か今かと餅がまかれるのを待っています。

用意された餅はたっぷり2000個。コロナ禍の頃からは考えられないような光景が復活し、生き生きとお餅をキャッチしている時の、皆さんの満面の笑顔がとても印象的でした。

私は一番前に構えていたので、無理なく10個ほどキャッチ。紅白の可愛らしいお餅を持ち帰って神棚と仏壇にお供えし、残りは両親の胃袋の中に収まりました。

さあ皆さん、いよいよ春がやってきましたよ。生田神社の桜はほんとに色とりどり、嬉しげに春の到来を祝っているかのようでした。満開の桜を見に行くなら、今ですよ!

ほんのり紅白のように色が分かれている桜は、入り口の大海神社裏手に
ほんのり紅白のように色が分かれている桜は、入り口の大海神社裏手に

稲荷神社の手前の桜
稲荷神社の手前の桜

本殿の裏側から見えた桜
本殿の裏側から見えた桜

生田の森の近くはこんな感じ
生田の森の近くはこんな感じ

※今年の稲荷祭と餅まきは、終了いたしました。

生田神社ホームページ (外部リンク)
神戸市中央区下山手通1丁目2-1
お札授与所時間:9時~17時
御朱印受付時間:9時~17時
閉門時間:17時
TEL:078-321-3851
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旅するフォト&ライター(神戸市)

旅なしに人生は語れない、ノマド系フォトライター。国内から世界各国まであちこち歩きまわって取材する、体当たりレポートを得意とする。趣味は美味しいもの食べ歩き、料理、音楽、ダンス、ものづくり、イベント企画などなど、気になる物には何でも手を出してしまう。南国気質で、とにかくマイペースな自由人。

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