梅雨が明けるといよいよ夏がやってきます。旅行へ出かけたいところですが、遠くへはなかなか行けなかったり。ましてや沖縄、ハワイとなれば長期休暇でもないと行けません。そこで気分だけでも南国へレッツゴー！ということで、画家のヒロクメさんの展示会へ行ってきました。

ヒロクメさんの絵は南国の風景を描いたものが多いのですが、見ているだけもその世界へと誘われてしまうから凄いんです。この日、会場の入り口に飾られていた絵を見ただけで、既に心はハワイ、沖縄へと飛んでしまいました。

「イメージで絵を描くのですが、その時々でゆっくりと描きたいものが現れてきたり。最初、手には何も持っていなかったのが、途中から手にレイ(花輪)を持たそうと思って描いたりしています」そんなヒロクメさんの一枚の絵の中に見えてくる様々な時間。

実は、ヒロクメさんがマウイ島のラハイナに通っていたのが90年代、そこで初めて絵筆を持ったのだと言うから驚きです。それまでは趣味でシアターやホテルなどの写真を撮っていたそうで、絵は習わずに本を見ながら勉強したのだとか。だから独自の感じなのですよとヒロクメさん。

CDジャケットなどは今までに64枚も手掛けたのだとか。「最初は森高千里、モーニング娘なども。後はハワイアンのジャケットが多いですね」

髪の長い女性がふたりやってきました。どうやらフラダンスを習っているようで、先生にあげるプレゼントを選んでいる様子。フラダンサーが踊る上に虹がかかっている絵を選び、ヒロクメさんにサインを書いてもらっていました。

ヒロクメさんはほぼ会場にいらっしゃるそうなので、絵を購入した際にはサインをお願いしてみましょう。お部屋に飾るだけでトロピカルな空間になること間違いなしの絵の数々。他にもキーホルダーや本、CD、エコバックなどもありましたよ。

今回は神戸開催ということで、北野のスタバの建物が描かれた作品も展示されていました。これは神戸限定の展示だそうです。今後はハワイアン以外も色んな絵を発表しますとヒロクメさん。瀬戸内海、滋賀、京都などの絵も登場予定ということで、ますます目が離せません。

神戸大丸でのポップアップは今月15日から18日まで。逃した人は、近隣では7月26日から31日まで難波高島屋でのハワイアンイベントにて出会えるそう。南国の風を、ぜひ。

「楽園の彩〜ヒロクメが描く熱帯の楽園＆クールジャパン」

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