めちゃ柔らかい「鹿の焼肉丼」が驚きのコスパ!昼も夜も、ジビエをお手軽にどうぞ【神戸市】
元町にジビエ料理のお店があるのをご存知でしょうか。野生動物のお肉ってちょっと硬そうなイメージがあるかも知れませんが、ここのお肉はとても柔らかいんですよ。
今日は鹿の焼肉丼を頂きました。このお肉は兵庫の山で狩猟された鹿肉を使っているのですが、狩猟の際の処理の仕方などによってお肉の食感が変わってくるのだそうです。
とても柔らかい鹿肉、その理由は処理のやり方以外にもあります。焼肉丼の鹿肉は細切りなのですが、なぜかというと中華鍋で強火で手早く炒めるからなんです。
鹿のタタキもメニューにあるぐらい、お肉が新鮮だからこそできる調理法ですね。キッチンにはまるで中華料理屋さんかと思うくらいの大きな炎が立っていました。
そんな調理法だからか、お肉からほんのりと香ばしく焼けた匂いがしています。ご飯に野菜が載せられた上に鹿のお肉がたっぷりと、プルプルの温玉も隠れていました。温玉を崩してキムチとお肉を絡め、ご飯も一緒にすくって頬張ります。
お肉には焼肉のタレもかかっているのでしっかり味、そこにとろりとした黄身がまろやかに絡みます。もちろんお肉は柔らかい。
鹿肉は赤身なのでどちらかと言うと牛肉に近い感じ。柔らかいお肉なので、牛のミスジだと言われたら信じてしまうほどです。しっとりしていて上品な味わいなのが驚きで、これは女性ウケもいいのが頷けます。
ジビエと言えばお高いイメージですが、鹿の焼肉丼は破格の880円(税込)というお値段です。焼肉丼には、鹿のもも肉とロースが100グラムほど入っているそう。もっと鹿肉を食べたければプラス300円で増量も。
ランチではスープやライチティーも付いているのでコスパが凄いんです。「鹿肉を食べたことのない人にも気軽に鹿肉を食べて欲しい、日常的に鹿肉を食べてもらえる環境を整えるためにも、開店時からリーズナブルな価格設定を貫いています」とのこと。
先日ここに来た時には、オムライスを食べました。こちらは鹿のすじ肉をトロトロに煮込んだものがデミグラスソースの海に浮かんでいる感じ。焼肉丼とは使っている部位が違うので食感も違いますが、お肉が柔らかいのは一緒です。野菜はニンジン、玉ねぎ、きのこなども入っていましたよ。
今回は、案内されてから初めて奥にもうひとつお部屋があるのを知りました。独特の雰囲気を持ったお部屋で、こじんまりと落ち着きます。8〜12人ほど入れるそうです。
夜でもこの2つのメニューはあって単品で880円(税込)、他にも種類が豊富にあります。テイクアウトもあるそうなので、まだ鹿肉を食べたことがない人も気軽にチャレンジしてみてくださいね。
鹿鳴茶流 入舩 (ロクメイサリュウ イリフネ)
鹿鳴茶流 入舩ホームページ (外部リンク)
ランチ 11:30~15:00(L.O. 14:30)
ディナー 17:00~23:00(L.O. 22:30)
定休日:水曜
場所:兵庫県神戸市中央区元町通1-9-8
電話:078-321-0295
※取材では鹿鳴茶流 入舩様の協力により、鹿の焼肉丼を無償で提供いただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。
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