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【日野市】日野の原風景。水車小屋がある東光寺の「水車堀公園」へ行ってみた。

ひのさんぽ地域ニュースサイト号外NETライター(日野市)

日野市はその昔「多摩の米蔵」と呼ばれるほどお米作りが盛んだったのを知っていますか?

「水都・日野」とも呼ばれ、湧水、河川、用水と水の恩恵を受けてきた日野市。日野市内を流れる2つの一級河川「多摩川」と「浅川」、きれいな湧水、そして「日野用水」や「豊田用水」をはじめとする数多くの用水路があります。

公園横を流れる用水路
公園横を流れる用水路

そんな水に恵まれ、米どころであった日野の原風景を思い出させる「水車小屋」を復元した「水車堀公園」。ここは「みず・くらし・まち 水辺のある風景日野50選」にも選ばれている公園です。

「水車堀公園」は東光寺小学校近隣の住宅地にあります。

かつてこの辺りには東光寺地区の共同水車があり、昭和25年(1950年)くらいまでは地域の人々に利用されていたそう。

大きなこの水車は、豊富な日野用水の力で、通常の水車の倍の杵があり米六俵もつけるほどの動力だったとか! 一俵が約60キロなので360キロ! すごいですね。

水車は調整中ということで数年間実際に稼働はしていません。どんな風に動くのか、ちょっと見てみたいですよね。水車小屋の前にはベンチもありました。

公園内には遊具もありました。公園に水車があるなんて貴重ですよね! 水都日野市の特権! お子様と一緒に実際の水車の大きさを見て、昔のお米作り、日野市の農業についてお話してみるのはいかがでしょうか?

水車堀公園
住所:日野市新町3丁目43番地の2
面積:789平方メートル
アクセス:東光寺小学校入口バス停より西へ徒歩3分

地域ニュースサイト号外NETライター(日野市)

日野市在住、子育てしながらひのの暮らしをお届け中。幾度となく聞かれる「日野市ってどこ?」『東京都の”ど”真ん中です!』ひのさんぽは大好きな日野の魅力を知ってもらうため、ひのの美味しい!きれい!すごい!楽しい!をご紹介します。

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