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【日野市】2022年9月下旬の高幡不動尊! 曼殊沙華(彼岸花)の開花状況は?

ひのさんぽ地域ニュースサイト号外NETライター(日野市)

日野市の彼岸花スポットといえば、「大木島自然公園」に「高幡不動尊」。

「高幡不動尊」は関東三大不動の一つとして、遠方から来る人も多いお不動さん。美しい五重塔や新選組副隊長の土方歳三像を見に行ったり、御朱印ガールにも人気らしい。

弁天池入口の土方歳三の像
弁天池入口の土方歳三の像

そんな高幡不動尊では2015年から山内八十八ヶ所巡拝路を中心に彼岸花の植栽が行われ、今日では日野市を代表する彼岸花スポットになっています。

例年9月中旬~下旬という短い期間に見ごろを迎える彼岸花。2022年9月21日、高幡不動尊の曼殊沙華(彼岸花)の開花状況を見に行ってきました!

五重塔の手前にある八十八ヶ所巡拝の入り口
五重塔の手前にある八十八ヶ所巡拝の入り口

高幡不動尊では彼岸花ではなく「曼殊沙華」と呼びます。日野市観光協会によると、インドのサンスクリット語『マンジューサケ』を漢字に音写したもので、仏教とも関係の深い植物でめでたい花として珍重されていたそうです。

紫陽花寺を詠んだ句碑前にも凛と咲く曼殊沙華
紫陽花寺を詠んだ句碑前にも凛と咲く曼殊沙華

山内八十八ヶ所の馬場あと周辺や新墓地斜面が曼殊沙華の群生地ですが、道中の散策路にもぽつりぽつりと彼岸花が咲いていて艶やかできれい。

ミニお遍路「山内八十八ヶ所巡拝路」はゆっくりまわると1時間ほどかかるコース。手入れされていますがアップダウンがあるので歩きやすいスニーカーと水分は必須。

一気に秋めいて、肌寒さを感じつつスタートしましたがあっという間に汗ばんでしまいました。

弘法大師像の赤い帽子、五重塔の朱色、そして道中の散策路にぽつりぽつり咲く曼殊沙華の赤がマッチして絵になる美しさです。

散策路を歩いているとツクツクボウシなど蝉の声が聞こえました。まるで、秋の虫の涼やかな音色と季節交代の相談でもしているよう!

群生地の馬場あとへ到着。道中には曼殊沙華の道しるべが数か所あったので、迷わずたどり着けるはず。

こちらではややまだらですが、力強く咲く赤と白の彼岸花(曼殊沙華)はほぼ開花状態。同じく写真を撮っていた方にお話を聞いてみると、今年は近年に比べてかなり少ない印象だとか。お天気の関係なのでしょうか?

既に咲ききっているものやもうあとわずかで咲きそうなものも多く、2022年の見ごろのピークはあとわずかと思って良さそうです。

彼岸花を見るのはもちろん、自然豊かな山内八十八ヶ所巡拝路を弘法大師像に手を合わせながら、ゆったりと歩くのは忙しい現代人には癒しの時間かもしれませんね。

高幡不動尊金剛寺
住所:東京都日野市高幡699
電話番号:042-591-0032
営業時間:7時30分~17時00分
休日:なし

地域ニュースサイト号外NETライター(日野市)

日野市在住、子育てしながらひのの暮らしをお届け中。幾度となく聞かれる「日野市ってどこ?」『東京都の”ど”真ん中です!』ひのさんぽは大好きな日野の魅力を知ってもらうため、ひのの美味しい!きれい!すごい!楽しい!をご紹介します。

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