令和4年度から八戸公園こどもの国エリアでは、大型複合遊具のある遊び場の整備を進めています。その整備が進み、一部遊具で遊べるようになりました。

遊び場全体の完成までには複数年かかる見込みです。しかし、既にいくつか完成しているインクルーシブ遊具で遊んでいる親子連れもいました。

インクルーシブ遊具設置完了まで、まだまだ道半ばという感じですが、今後も着々と整備が進んでいくそうです。そのインクルーシブ遊具を設置する利点は、さまざまな特性や能力を持つ子どもたちに対応するようにデザインされている点です。

例えば、身体的な制約を持つ子どもや車いすを使用する子ども、感覚的な特性や発達の遅れを持つ子どもなど、異なるニーズを持つ子どもたちにも遊びの機会を提供できます。

これらの遊具には、ブランコやバリアフリーなアクセスが可能なスライド、車いすでの移動が容易なパスウェイ、バランスや協調性を養うための構造物などが含まれています。

触覚的、視覚的、聴覚的な刺激を取り入れた設計がされています。さまざまな感覚を刺激する遊び要素が組み込まれており、子どもたちが五感を通じて楽しむことができます。

また、これらのインクルーシブ遊具は、安全性に配慮して設計されています。子どもたちが安心して遊ぶことができるように、適切な安全対策が取られています。そして、利便性や操作性も考慮されています。

これらの要素により、インクルーシブ遊具は異なる特性や能力を持つ子どもたちにとって、より包括的な遊びの環境を提供することができます。

インクルーシブ遊具の導入が八戸市にも着々と進んでおり、子どもたちの多様な特性や背景を持つ仲間と共に楽しく遊ぶことができるような環境づくりが今注目されています。

子どもたちが多様な遊び体験を通じて交流し、成長し、共感し合えるような環境を提供するべく、八戸公園こどもの国エリアの整備を目指しています。

一部完成した遊び場について、令和5年4月1日から一般開放していますので、ぜひ「インクルーシブ遊具」に、足を運んで遊んでみてはいかがでしょうか。