未来につなぐ「3.11メッセージカード展」が八戸市みなと体験学習館みなっ知で開催しています。こちらの展示会は、2023年3月にも訪れていますが、震災の記憶を風化させないために今年も取材させて頂きました。

以前取材させて頂いた際、職員の方に教えて頂きましたが、ＮＰＯ法人「3.11ツナグ」日泰寺(にったいじ)僧侶、泉智仁(いずみちじん)氏主導の下、始まった「3.11はがきプロジェクト」がキッカケで八戸市みなと体験学習館みなっ知で「3.11メッセージカード展」は始まりました。

展示室内には、県外の小中学校の子どもたちからの応援メッセージや震災を体験した子どもたちのメッセージカードなど、幅広い地域からメッセージカードが集まっています。他にも東日本大震災の時に撮った写真なども展示してあり、当時の被害の状況が如実に分かる資料となっております。

展示室内には県内外にある小、中、高学校の子どもたちからのメッセージカードが展示されていて、支援のメッセージや被災地への思いが詰まった展示会にもなっています。

八戸市みなと体験学習館みなっ知では、防災グッズの展示や震災の教訓を活かす為の取り組みなど、数多くのイベントを定期的に開催しています。毎年３月には東日本大震災の記憶を風化させないために、メッセージカード展を開催しています。

今回の「3.11メッセージカード展」は、３月9日土曜日から３月17日日曜日の朝9時から夜の19時まで開催しています。入場は無料です。昨今地震や異常気象が頻繁に起きている為、自分自身が災害に遭遇した時に慌てないで行動できるように、八戸市みなと体験学習館で一度資料などを見ておくと良いかもしれないですね。

今年2024年１月１日の元旦に能登半島地震も発生しています。日本と地震は切っても切れない事象でもあるため、対処法やハザードマップなどを知っておくことが、今後生活していく上でも、重要になってきます。

上記のイベントに参加することで、いざという時に、必要な防災グッズの準備の大切さも再認識できるので、非常に有難い取り組みですよね。

また、当時の記憶を思い出すのが苦痛に感じる人も中にはいる可能性もあるため、無理のない範囲で訪れることをおすすめします。ですが、少しでも必要だと感じた方は、八戸市みなと体験学習館みなっ知に足を運んでみてはいかがでしょうか。