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ホテルライクな寝室にならない人がやるべき5つの改善ポイント

広島知範|インテリア王国インテリアコーディネーター

寝室をホテルライクな雰囲気にしたいけど、どうにもいい感じにまとまらない…

と悩んではいませんか?

生活感のないスタイリッシュな寝室に憧れる人も多いと思いますけど、意外と難しいものですよね。

特に寝室は生活感が満載なお部屋なので、ちゃんと意識的にコーディネートする必要があります。

今回は雰囲気が出ないという人向けに、案外やりがちな要注意ポイントを5つ紹介します。

  1. ベッドフレームがモダンじゃない
  2. 左右対称になっていない
  3. 素材が「木」ばかり
  4. 床がフローリングのまま
  5. 壁が真っ白

これらを改善することで、グッと寝室の雰囲気が良くなるので、当てはまる人はぜひ見直してみて下さい!

ホテルライクな寝室【作り方&やっちゃダメな例】

1.ベッドフレームがモダンじゃない

ホテルライクな寝室にするには、それ相応のベッドフレームを選びたいところ。

やっぱり寝室のメインアイテムはベッドですよね。

ベッドがちゃんとホテルライクな雰囲気に合っていないと、どれだけ他を頑張っても雰囲気は出ません。

上の画像のようなレザーを使った少し豪華なベッドフレームや

↑ ファブリック素材のヘッド+スチール脚のベッド

↑ 鏡面仕上げのツルッとした表面のベッドなど、しっかりホテルライクな雰囲気の出るタイプを選ぼう。

↑ こういった木の雰囲気が強いタイプは、ホテルライクな感じが一気に台無しになっちゃうのでできれば避けよう!

2.左右対称になっていない

ホテルのような整然とした雰囲気を手軽に出すには、左右対称の配置を心がけよう!

そのためにはベッドをお部屋の「角」に置くのではなく、真ん中の方に寄せるのがポイント。

どうしても配置に自由が利きにくい大きな家具ですが、最低限「ナイトテーブル1台分」くらいは壁から離したいところです。

↑ そうするとこのように「ナイトテーブル → ベッド → ナイトテーブル」という左右対称の置き型ができます。

↑ ナイトテーブルで挟むのが難しい場合は、ナイトテーブルを二台のベッドで挟むスタイルもおすすめ。

これでも左右対称になりますよね。

どちらの場合も必須なのはテーブルランプ。

雰囲気に10倍くらいの差が出るので、ホテルライクな寝室を目指す場合は必ず設置しよう!

両サイドに置く場合は、同じデザインだとなお良しですね。

3.素材が「木」ばかり

ホテルライクな雰囲気を出すには、ガラスやスチールなど「木」以外の素材を取り入れたいところ。

木は温かみがあり寝室にも使いやすい素材ですが、ホテルライクの場合はなるべく減らす意識を持つと上手くいきます。

とは言えガラスのベッドなんてありませんし、スチールのベッドだと安っぽく見えてしまいますよね。

例えばナイトテーブルにガラス素材を使ってみる。

たったそれだけで雰囲気がガラッと変わります。

↑ 本物の素材じゃなくても、見た目が石の壁紙なら雰囲気は十分出ます。

↑ 素材自体は木でも、木目がなければ「木」という雰囲気はかなり減りますね。

↑ 合わせて寝具類の素材も、例えばホテルっぽいツルッとした生地にするのもオススメですよ。

真っ白にすれば雰囲気も出ますね!

4.床がフローリングのまま

ホテルライクを目指す寝室の床は、フローリングのままではなくカーペットを敷き詰めてください。

部分的に敷くラグよりも、お部屋全体に敷き詰めるほうが雰囲気は出ます。

理由は日本の多くのホテルの床がカーペットだからですね。

ホテルの床がどうしてカーペットなのか、その理由は定かではありませんが、私たちの脳の中には「ホテルの床≒カーペット」というイメージが出来上がっているんですね。

↑ 例えばこちらはぼくが専用ツールで作ったイメージ画像です。

左右対称に照明を置き、オシャレな壁紙で飾り、寝具もそれっぽい雰囲気にしていますが、これでは単なる「モダンインテリア」という感じです。

↑ 全く同じ条件で、床だけをカーペットに変えてみるとこんな雰囲気。

不思議とホテルっぽい印象になりますよね!

お掃除がしにくいなど別の問題はあるかもしれませんが、ホテルライクな雰囲気づくりということに焦点を当てる場合は、ぜひカーペットを検討してみよう。

5.壁が真っ白

ホテルライクな寝室にするためには、できればヘッド側の壁にアクセントになる壁紙を貼りたいところ。

こちらも雰囲気が10倍は変わります。

最近はDIYで自分でトライできる商品もあるので、それも視野に入れておくといいですね!

楽しみながらオシャレにできるので、一石二鳥です。

↑ 柄付きだとちょっと…という人は、濃いめのネイビーなど寝室似合いそうな無地でも大丈夫。

↑ このアクセントの壁紙がないと…

↑ こんな感じで、やや物足りない印象ですよね。

壁一面じゃなくても、ベッドフレームの幅だけでもいいので、しっかりアクセントになる壁紙を取り入れてみてください。

あなたが思っている以上に、雰囲気に差が出ますよ!

まとめ

寝室をホテルライクにするには、ちゃんとポイントを押さえることが大事。

何か一つで劇的にホテル風になることはないので、細かいことも突き詰めて総合的にテイスト感を出していきたいところですね!

参考になれば幸いです。

YouTubeも見てね!⇒ホテルライクな寝室にするための5つのコツ&NGポイント

インテリアコーディネーター

YouTubeチャンネル「インテリア王国」運営のインテリアコーディネーター広島です!YouTubeでは特にインテリアが全然わからないという方に、専用ツールを用いて視覚で分かりやすいよう紹介しています!上級者が見れば当たり前のことも、初心者さんは分からないことが多いですよね!そういったことを記事や動画で紹介していますので、ぜひご覧になってください!札幌在住&フリーのインテリアコーディネーター&風水アドバイザー資格持ち&家具ショップ店長。

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