【リビングダイニング】この発想はやめたほうがいい…失敗しやすい5つのポイント
リビングダイニングがイマイチ落ち着かない・リラックスできない…
という人は、もしかしたら次の5つに当てはまってはいないでしょうか。
- 一人の趣味・視点でほぼ家具を決めた
- 来客はほとんどないから考えていない
- ダイニングは食事のしやすさを追求した
- テレビとソファはセットで配置を考えた
- 窓にはカーテンが一番しっくりくる
この5つは狭い視野でお部屋を整えていく典型的な発想。
記事では最初の3つを具体的に紹介します。
YouTube動画では全て紹介しているので、ぜひご覧になってください!
1.一人の趣味・視点でほぼ家具を決めた
一人暮らしならまだしも、家族で過ごしている人はしっかりインテリアについて話し合いをしているでしょうか。
多くの場合「一番インテリアに興味がある人」が、かなりの部分を決めていることが多いと思います。
これはある意味当然で、自然な流れ。
趣味趣向が合うほうが珍しいですし、そもそも興味がない人はインテリアについて何かを決める事自体が億劫ですよね。
なので何か聞かれても「いいんじゃない…」というそっけない返事になりがち。
ただそういう人でも、実は自分の好みってしっかり持っているんですよ。
そういう内なる声を聞いてあげるのが「一番インテリアに興味がある人」であるべきですね!
そのポイントは
このソファはどう?
ではなく
どんなソファが好み?
どんなデザインが好き?
どんな風に使いたい?
という「好み」を聞いてあげる事。
そうすると聞かれた方は
あぁ自分はこんなソファが好きなのか
という感じで、確認することができるんですよ。
このワンクッションなしに、いきなり「このソファどう?」って聞くと、実際のところその人の意見はあってないようなものです。
だって自分がどんなソファが好きかしっかり確認が取れていないうえに、反対したらイヤな顔をされるのは目に見えているので、返事はかなりの確率で曖昧になりますよね。
なので先導を切って決める人は
家族の「好み」を聞く
その好みに対して、最適な「落としどころ」を見つける
そんな風に決めたインテリアは、家族みんなが使いやすい可能性が高く、みんなが居心地いいと感じるので、自然と家族が集まるお部屋になりますよ。
2.来客はほとんどないから考えていない
自宅のインテリアなら、そこで暮らす人が一番使いやすくなくてはいけません。
それは間違いないですが、実は家族の事だけを考えればOKというのは、少し違います。
来客時におもてなしをする家族の気持ちまで考慮すれば、家族が幸せになる可能性も上がるかもしれませんよね!
せっかく大事な人がお家に来てくれたのに、狭くて居心地の悪いリビングになっていれば、人間関係も上手くいきにくくなります。
一番マズいのは、お客さんがお部屋に入った瞬間に
どこに座ればいいのか分からない
という状態。
そういう時の仕草や表情って、見れば分かりますよね。
こちらにどうぞ♪
とおもてなしするのは当然で、そもそもお客さんにそういう気持ちにさせないようにすることも、おもてなしの一環。
スペースの都合はあるものの、来客の対応なんかも検討して、頭の片隅に入れておくのが理想ですね。
そうすると実は家具選びや配置にも差が出てきます。
スペースがなくセンターテーブルを置けない⇒センターテーブルとして兼用できるサイドテーブルを買う
お客さんが上座に移動しやすいよう、家具の配置を見つめ直す
家族の暮らしやすさ優先なのは変わらないものの、少しでも来客の事を考えているかどうかで、インテリアに差が出てくるかなと思います。
ダイニングは食事のしやすさを追求した
ダイニングは食事をする空間。
これは間違いありません。
ただ勘違いしやすいのが
ダイニングは食事をする"だけ"の空間ではない
ということです。
「チェアに座ってテーブルに向かう」ということを考えると、実はいろんなことができる空間でもあります。
例えば子供のリビング学習。
引き出し付きのテーブルにすれば、食事とは関係のない文房具や筆記用具を片付けることができますよね。
テレワークも近年とても増えています。
ダイニングでzoom会議をするなら、例えば背もたれが素敵なチェアだと、とてもカメラ映えします。
そして照明選びにも変化が生まれます。
- 料理をおいしそうに見せるのは、オレンジ色の灯り
- 対して文字を見やすくするのは白い灯り
最初から子供のリビング学習やテレワークなどを想定していれば、テーブル上のペンダントライトは「調光調色できるタイプにしよう」という発想が出てきます。
調光:明るさを調整できる
調色:色温度(灯りの色)を調整できる
そうすることで食事はもちろん、デスクワークにも最適化できますよね。
ダイニングは食事をする空間
という固定概念があるとこの発想が湧きにくく、後悔する可能性が出てきます。
なのでまずはその発想を変えることをおすすめします。
むしろダイニングで何ができるだろう…と考えてみてください。
すると、おのずと
- こんなテーブルだと使いやすそう
- こんなチェアだと良さそう
- こんな照明だと活躍しそう
というひらめきが生まれるので、そのひらめきの分だけ快適な暮らしに繋がるのではないでしょうか。
まとめ
記事では5つのうち3つを紹介しましたが、YouTube動画では5つ紹介しているので気になる方はぜひチェックしてください!
意外と固定概念のように、無意識に決めつけてしまってることってどんな人でもあるので、暮らしやすさが生まれる「ひらめき」のためにもぜひ脳みそを柔らかく考えてみてください!