カーテンは無地派?柄付き派?オシャレにするバランスを伝授!【インテリアコーディネーター】
・カーテンは無地のほうがいい…?
・柄付きもオシャレに見えるけど、合わせるのは難しい…?
カーテンを新調するときは、サイズ感などもさることながら「色」とか「柄」をどうするか悩みますよね!
インテリアは好みが最優先なので正解不正解はないものの、お部屋の雰囲気によって
- 無地を選んだ方がいい人
- 柄付きを選んだ方がいい人
が分かれるのも事実。
そこで今回は「無地」と「柄付き」をどのように選ぶべきか紹介します!
好みの次に大事なものは○○
1番大事なのはあなたの好みです。
好きじゃないカーテンをかけると、毎日のように目に付くのでテンションも下がりますよね。
でも難しいのが
インテリアに合いそうなのは無地、でも柄付きが好み…
お店では柄付きの方が良く見えるけど、好みとしては無地…
といった場合ですよね。
全て好み好みといった感じで選んでしまうと、統一感が出にくく、お部屋にも合っていない可能性があります。
かといってお部屋に合わせる事を重視しすぎると、自分好みのお部屋になりにくい…
なかなか難しいところですけど、現実問題としてはある意味、仕方がない部分でもあります。
ただ
- 思い切り好みを突き進む
- 徹底的にお部屋に合わせる
という極端な選び方の他に
お部屋に合う中から好みのタイプを選ぶ
という選び方もありますよね!
カーテンはまさにその中間を狙って選ぶと、まとまり感がありつつ好みのお部屋にすることができます。
つまりバランスですね。
大きくて存在感があり、そして最も目に付く目線の高さにある家具なので、冒険はせずバランスのいいデザインを選ぶと失敗も少なくなります。
無地と柄のバランスのとり方
↑ こちらはぼくが作成した3Dのパースになります。
ナチュラル系の床に塩系インテリアをイメージして作りました。
塩系というのは淡い色味でまとめられたテイストのことで、ぼくは「色素が薄いインテリア」と呼んだりします。
見ての通り淡い色の家具ばかりが並んでいて、ハッキリした色はテレビとインテリアグリーンくらいなものですよね。
実はこのお部屋、パッと見はいいように見えても、バランスにかける部分があります。
それがカーテンです。
って言うかバランスをあえて崩したんですけど、色素が薄いので気付きにくいというのもあります。
ではなぜバランスが悪いのか…
ポイントはお部屋の中にある柄物の割合です。
↑ カーテンの目の前にあるラグが柄付き
↑ テレビの後ろの壁がレンガ柄クロス
↑ ソファがボタン付きで、ある種の柄付きに近いタイプ
つまり思いのほか「柄」が多いんですね。
こういう場合はカーテンを無地にするとバランスが取れます。
↑ こんな感じですね。
色の好みはさておき、柄ばかりによる違和感はかなり少なくなったと思います。
↑ 無地ならこんな感じで、好みの色を取り入れても馴染みやすいですよね。
↑ グリーン系にすれば、持ち前のナチュラルな雰囲気をより印象付けることができます。
↑ 元気の出そうなイエロー系も素敵だと思います!
柄と無地のバランスを整えることで、よりお部屋にまとまり感が出てきます。
では逆に柄付きの方が似合うシーンは、どんなインテリアでしょうか…
↑ 例えばこのような場合。
先ほどと比べ、壁はシンプルな白いクロス、ラグは無地でソファも無地のアイボリーですよね。
これだと逆に柄がなさ過ぎて、本来は「シンプル」というメリットのある無地のカーテンですが、反対に「殺風景」というデメリットばかりが目立ってしまいます。
バランスが良くないですね。
もちろんカーテンではなくラグで柄を取り入れたり、先ほどのようにアクセントクロスで柄を使ったりするのも、全く問題はありません。
この記事ではカーテンについて紹介しているので、この状態からカーテンに柄を入れてみます。
↑ このような雰囲気ですね。
シンプル過ぎる印象が、少し和らいだように見えないでしょうか。
それに伴いお部屋のバランスも整ったように見えます。
もちろん好みのバランスは人それぞれ。
↑ カーテンとラグに柄、壁は白、ソファもシンプルなアイボリー。
このくらいの方が好きという人もいっぱいいますよね。
こんな感じでカーテンを選んでいくと
お部屋に合いつつ好みでもある
という理想に近いインテリアを実現することができるのではないでしょうか!
まとめ
- まずはお部屋の中の「柄と無地のバランス」を考え、どっちが良さそうかをイメージする。
- 柄・無地どちらにしても、お部屋に合うデザインはどんなものかをイメージする
- その中から最も自分好みのデザインを選ぶ
こういった感じで選んでいくと、インテリアの統一感を崩さず好みのカーテンを選んでいけると思いますよ!
カーテン選びは本当に悩みやすいので、参考になれば幸いです!
【YouTubeも見てね!】
※髪型が違うので別人に見えますが、正真正銘、同じ人物です!笑