蒲郡市の名鉄・西浦駅の待合所のオープンセレモニーが2024年3月23日に開催されました。

8:50分に西浦駅に到着すると雨の中でしたが、既に大勢の人がいらっしゃいました。

こちらの西浦駅待合所は老朽化で取り壊した名鉄蒲郡線の西浦駅舎跡地に、新しい待合所を建設したそうです。駅舎が住民の心のよりどころだったこと、そして観光の重要な拠点になっていた西浦駅は蒲郡市がトイレを併設した木造平屋建ての待合所を整備することにしたそうで、見事素敵に完成しました。

お花も待合所に添えられており、多くの方で賑わっていました。

そして「西浦温泉のワンコイン入浴券プレゼント」の列に並びます。先着２００名だったのですが、大人気！並んでいる際前後の方と話に花を咲かせながら、楽しく順番を待ちましたが「西浦温泉が500円で入れるんだよ！」や「この入浴券絶対に欲しい！」・「〇〇のお風呂すごくいいよ！」等情報が盛りだくさんな時間でした。

令和6年4月26日までの有効期限で、4名まで500円で西浦温泉の日帰り入浴ができるそうです。

こちらの6つの旅館やホテルで使用できるそうです。家族と取材を兼ねてゆっくりと出掛けたいと思います。嬉しすぎるプレゼントに来場の皆さんは笑顔が溢れていました。

こちらの待合所は全国から３７７作品の応募があり建築の専門家が審査し、６作品まで絞った後、学生らのプレゼンテーションを踏まえ、横浜国立大学大学院の学生３人の「風透る屋根の下で」が選ばれたそうです！　

そんな横浜国立大学大学院の学生３人をお招きしてのオープニングセレモニーが開催。雨の為開催する予定のイベントなどが中止にとなったものはあるものの、大盛況で賑やかな「新西浦駅待合所」となりました。

そして地域の方が「子供達おいで-!」とアメリカンドッグを無料で配っていました。これぞ西浦の方の温かさを間近に感じました。そしてそれを愛知大学の学生地域貢献事業団体REGO（にしがま線の運行継続・沿線地域の魅力を再発掘）の学生の方たちが地域の方をお手伝いするという、一丸になり西浦を盛り上げよう！　という心意気が心に打たれました。

是非皆さん、名鉄の電車に乗車して「西浦駅待合所」を是非お近くでご覧くださいね。ベンチに腰掛けて、電車待ちだけでなく、お散歩の休憩や談笑の場など、どなたでも使える待合所です。

「西浦駅待合所」

名鉄西浦駅前