ご訪問ありがとうございます。保育園へ通う長女（4歳）と次女（3歳）とお出かけが趣味のホクトです。

「ホクト、ランチで多国籍料理が選べる穴場のお店はご存知ですか」行こうと考えていたお店がまさかの閉店・定休日で絶望していた筆者。部下に気を遣った上司がお勧めするJICA（ジャイカ）内にある食堂を紹介させて頂きます。

実は一般開放しています！JICA（ジャイカ）内にある『OIC（おいしー）食堂』

場所は浦添市前田。モノレール経塚駅と那覇市首里石嶺に抜けるユブシが丘トンネルの途中にあります。こちらの食堂はJICA（ジャイカ）の施設内の立地。意外に知られていませんが実は誰でも利用可能な食堂です。

そもそもJICA（ジャイカ）とは何なのでしょうか。名前は耳にした事があっても具体的に何をする所か筆者も含め知らない人も多いはず。調べてみると世界各国からの研究者・学生を受け入れている機構という案内を拝見。

筆者は平日のお昼後（13：15）に伺いましたが席にはゆとりが。座席数はざっと数えただけでも100席以上。ジャイカの学生さん以外にも大学関係者や一般の方の利用も見受けられました。12：00〜13：00の時間帯はジャイカ研究員の方が優先になるため混み合っている際はご協力を。

食堂入り口には本日のランチに加えて定番のメニューの案内が写真付きで。ランチメニューは700円〜800円の価格帯ですがドリンクバーとサラダ・スープ付き。ライス・サラダ・スープもおかわり自由なのでコスパは非常に良い印象を受けました。

メニューが決まった方は該当番号が記載されているタグを持ってお会計へ。こちらの食堂は事前にお会計を済ますスタイルです。現金決済のみ対応なのでキャッシュレスの方はご注意を。そして注文から配膳までセルフサービスです。

番号の呼び出しを待つ間にドリンクバーを見学。驚くのは大人も子供も満足する種類の多さ。麦茶やお茶、オレンジジュースをはじめとするソフトドリンクが10種類。珈琲はカフェモカやカフェラテを含む6種類。ホットかアイスも選択可でした。

ドリンクバーに注目していると番号の呼び出しが。お会計を済ませて10分経たずの呼び出しでした。セルフ方式なのでカウンターまで自分で取りに伺います。

キーマカレーはぱっと見の量が少なく見えますが侮ってはいけません。自宅ではなかなか作れないスパイスがしっかり効いた本場仕様。トロッとしたルーの中には細かく刻まれた野菜がたっぷり。中辛よりやや甘めだったので筆者はちょうど良い辛さ加減でした。

サラダはシンプルにレタスのみ。ドレッシングを含む味変アイテムも種類豊富です。本日のスープは鶏ガラベースのミネストローネ。こちらもゴロっと具沢山なので食べ応えは十分。五臓六腑にじんわりと染みる優しい味でした。

野菜を摂りたいとサラダを一度おかわりしましたがなかなか満腹に。ドリンクバーの珈琲で食後に一息つけるのでゆったり過ごせます。仕事の打ち合わせも兼ね利用しましたが外の美しい庭園を眺めているとやる気は皆無に。良い意味でのんびり過ごす事ができる穴場の食堂です。週替わりのメニューはジャイカ公式HPにて公開。定休日もなく土日も利用可能なので気になる方はぜひ。

ハラルって何？イスラム教で許されている「もの」や「こと」

「ホクト、ハラル食はご存知でしょうか」「…悪霊退散でしょうか」それは祓う、と真面目な訂正を受けつつ「ハラル」について調べてみました。「ハラル」とはイスラム教において神に許されている、という概念を指します。

ジャイカのオイシー食堂で提供されているメニューはハラル食にも対応。週替わりのメニューにはムスリムの安心安全マーク「ハラル認証」の案内が。一見してハラルと判別できないメニューもイラスト付きでハラル・ハラムの案内がなされていました。