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『第46回沖縄青少年科学作品展』初日の感想や混雑具合、無料シャトルバスについて【沖縄県浦添市】

ホクト地域情報発信ライター(浦添市・宜野湾市)

ご訪問ありがとうございます。保育園へ通う長女(5歳)と次女(3歳)とお出かけが趣味のホクトです。

今週末は浦添市民体育館にて『第46回沖縄青少年科学作品展』が開催されています。筆者は初日に子供たちを連れて参加。科学をテーマに作品展示やチャレンジ実験、科学教室が行われていました。現地の様子や実際に参加してみての感想を紹介させて頂きます。

科学作品展 会場の様子
科学作品展 会場の様子

『第46回沖縄青少年科学作品展』2024年2月17日(土)・18日(日)開催

イベント公式HPより引用
イベント公式HPより引用

【イベント情報】
名 称:おきでんプレゼンツ第46回沖縄青少年科学作品展
日 時:2024年2月17日(土)・18日(日)の2日間
時 間:10:00〜17:00
場 所:ANA ARENA 浦添(浦添市民体育館)
    〒901-2103 沖縄県浦添市仲間1丁目13-1
駐車場:あり *詳しくはこちら(2月17日公開記事)
備 考:参加無料
    イベント公式HPはこちら(沖縄電力公式HP)

場所はANA ARENA 浦添(浦添市民体育館)。現在改修工事のため施設及び駐車場の利用制限がなされています。会場周辺では大小様々なイベントが同時開催のため車の渋滞も。無料シャトルバスの運行もあるので本日参加予定の方はぜひご活用ください。

イベント会場 入り口付近の様子
イベント会場 入り口付近の様子

実際に参加してみてどうだった?チャレンジ実験・科学教室どちらも学びの場になりました

「瞬間冷却剤を作ろう」琉球大学・次世代人材育成事業 イベントの様子
「瞬間冷却剤を作ろう」琉球大学・次世代人材育成事業 イベントの様子

筆者は17日(土)のお昼前に現地入りをして14:30頃まで滞在。3歳・5歳の子供たちも一緒に合計6つのプログラムを体験することが出来ました。会場全体がしっかりとエリア分けされていたので個人的には混雑は気にならず。整理券の配布が行われるプログラムは配布時間の確認もお忘れなく。以下、実際に体験をさせて頂いたプログラムを紹介させて頂きます。

整理券は各ブースで配布されます
整理券は各ブースで配布されます

ブース番号13「瞬間冷却剤を作ろう」琉球大学・次世代人材育成事業

「袋の中なにがはいっているか確かめてみようか」
「袋の中なにがはいっているか確かめてみようか」

「ママ、これ美味しい?」
「ママ、これ美味しい?」

「市販されている冷却剤の中身と仕組み知ってる?」の掛け声とともに始まった科学実験。袋の中に入っている尿素に水をまぜ叩く、というものでしたが温度変化に子供たちは衝撃を受けていました。試薬って何?飲めるの?美味しいの?と飛び交う質問に思わず笑みが。素朴な疑問を持つことの大切さも学べました。

ブース番号3「キラキラスライム」島尻地区理科教育研究会

開始5分足らずでなかなかの混雑ぶりでした。
開始5分足らずでなかなかの混雑ぶりでした。

女子の心をつかんだスライム
女子の心をつかんだスライム

好きな色とキラキラのラメを組み合わせてスライムをつくる実験。今回子供たちが最も夢中になったプログラムでした。工程が進むごとにコップの中の液体がどんどん変化していく様子に終始大興奮。混ぜる感触のみならず自分で作ったスライムをお土産として持ち帰ることが出来た点も嬉しかったようです。

冷蔵庫で1年ほど保管ができるそうです。*筆者の子供たちは自宅の床に解き放ちました
冷蔵庫で1年ほど保管ができるそうです。*筆者の子供たちは自宅の床に解き放ちました

ブース番号5「ドライアイスシャーベットを作ろう!!」那覇地区中学校理科教育

好きなジュースを選んで実験スタート
好きなジュースを選んで実験スタート

こちらはジュースの中にドライアイスを入れてシャーベットを作る実験。もちろん作ったシャーベットはその場で飲む事が出来ます。ドライアイスの真っ白な煙とコップから伝わる冷たい感触に子供たちは大喜び。速く混ぜた方がいい?動かさないほうがいい?と大人も試行錯誤しつつ楽しめました。

ブース番号14「ブロッコリーからDNAを取り出そう!」琉球大学熱帯生物園研究センター

ブロッコリーをすり潰す工程がなかなか体力を使いました。
ブロッコリーをすり潰す工程がなかなか体力を使いました。

ここまで肉眼で確認できるとは予想せず驚きました。
ここまで肉眼で確認できるとは予想せず驚きました。

名前は知っているけど実際にみる機会がないDNAを見てみる実験。取り出したDNAは白いモヤモヤとしたものでした。ブロッコリーの緑の部分(花)をすり潰してDNAを取り出すのは人生初の体験。肉眼で観察できる点が興味深かったです。

「ロボコン」沖縄県工業教育研究会ロボット実行委員会(浦添工業高校)

お菓子…!
お菓子…!

フィールド上で実際にロボットを操作。ロボットは働く車のデザインで俊敏な動きをしていました。コントローラーのボタン操作1つで様々な動きをするロボットに子供たちは釘付け。狙ったお菓子をゲットしようとコントローラーを握る子供たちの眼は真剣そのものでした。

「電気はどこからやってくるの? ~実験しよう!おきでんエネルギー・環境教室~」沖縄電力株式会社

タッチプールは17日(土)13:00〜14:30・15:30〜17:00の開催でした。
タッチプールは17日(土)13:00〜14:30・15:30〜17:00の開催でした。

キリンのおもちゃ、なかなかリズミカルな動きをしてくれました。
キリンのおもちゃ、なかなかリズミカルな動きをしてくれました。

手回し発電機でおもちゃを動かすプログラム。電気以外にもタイミングがあえば海の生き物との触れ合いも。海の生き物たちはなかなかのメンバーが勢揃い。子供たちは歓声を、筆者は奇声をあげました。

総評!毎年参加して科学への興味をもってもらいたいと思いました

「瞬間冷却剤を作ろう」琉球大学・次世代人材育成事業 イベントの様子
「瞬間冷却剤を作ろう」琉球大学・次世代人材育成事業 イベントの様子

子供たちも参加可能な体験イベントとして楽しい時間を過ごす事ができました。科学系のイベントはなかなか情報が集められないので貴重な機会に。1つの場所に様々な団体がテーマを変えて出展する点が魅力的でした。体験型のプログラムも楽しめましたが小中高生の作品展示も勉強に。何気なくもった疑問を検証する視点のつけどころや実験力は大人顔負けのレベルでした。教育環境の整備という面において、科学を身近なものとして体験する機会が今後も増えてほしいです。

【おまけ情報】会場周辺の混雑具合と駐車場、疲労感について

思わず記念写真を撮ってしまうほどの渋滞ぶり。
思わず記念写真を撮ってしまうほどの渋滞ぶり。

淡い期待をもって車で会場周辺へ向かうもカーナビをみて1秒で心が折れました。会場周辺は大渋滞でしたが沖縄電力本店で確保されていた臨時駐車場は混雑なし。無料のシャトルバスで快適に移動が出来ました。沖縄電力から出発した無料シャトルバスの所用時間の目安は以下の通りです。(筆者利用時)

【無料シャトルバス所用時間】

  • 沖縄電力本店→(約15分)→浦添市役所→(約5分)→作品展会場
無料シャトルバスの中で記念撮影。帰りのバスは満車でした。
無料シャトルバスの中で記念撮影。帰りのバスは満車でした。

無料シャトルバスの終点は作品展会場とありますが実際は県道330号線沿いのANA ARENA浦添 の駐車場。そこから作品展会場へ徒歩(約10分)で向かう必要があります。沖縄電力本店から作品展会場までのトータルの移動時間は約30分。バスの待機時間を加味すると40〜50分は必須になるので時間に余裕をもっての来場がお勧めです。

ゆいまちマルシェの様子。
ゆいまちマルシェの様子。

余談ですが意外に歩くので筆者のように運動不足の方は帰りにゆいまちマルシェでレモンの購入を。疲労感で帰りのバスは気絶しかけましたがビタミンCに救われました。来年も科学作品展の開催が楽しみです。

地域情報発信ライター(浦添市・宜野湾市)

沖縄生まれ沖縄育ちのホクトです。趣味の延長でご縁を頂き、2022年にWEBライターのお仕事を始めました。登場する優秀な助手は長女(2018年)と次女(2020年)。昭和・平成・令和という家族構成のため、稀に懐かしいネタが登場することも。世代の方はぜひくすっと笑って下さい。記事を通して読者の方の「今度、ここ行こうかな」に繋がると幸いです。

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