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55万部、話題のベストセラー!「いちばん偉いのは、最初に案を出す人?」【2023年ビジネス書1位】

【本】ライター|さきブックライター/ 電子書籍編集/ Kindle作家
「頭がいい人が話す前に考えていること」(安達裕哉著、ダイヤモンド社)

2023年のベストセラー書籍、「頭がいい人が話す前に考えていること」(安達裕哉著、ダイヤモンド社)。

正直、最初はよくあるタイプの本かな...と思ったのですが、実際に読んでみたらサラサラ読めるし、新しい気づきや学びがたくさんある本でした。仕事やコミュニケーション、人間関係などで悩んでいる人に広くおすすめの本です。

本文中には、「読み返さなくても良い本」と書いてあるのですが、「頭では分かっているつもりでも実践できてない、、、」というような内容が多いので、奥が深く、読み返した方が理解が深まりそうです!!

印象に残った言葉をいくつかピックアップしますね。

(1) 一番偉いのは、最初に案を出す人

「最初に発言する人」は偉い!
「最初に発言する人」は偉い!

一番最初に会議で出した意見が、批判されてしまうことってありますよね。

けど、どんな仕事でも、一番偉いのは”最初に意見を出す人”なんだそうです。

あとから批判するのは、誰にでもできる。

けど、「最初に案を出す」のは勇気がいる。

最初に意見を言う人は、その後の議論が活性化するきっかけを作ってくれる人。だから、会議で最初に発言できる人、案を出せる人は尊重すべきなのだそうです。

(2) 人ではなく、課題とたたかうこと

テレビの真似をして論破しても意味がない。
テレビの真似をして論破しても意味がない。

少し前に、「論破」という言葉が流行りましたよね。

けど、あれはテレビだからこそ面白い。実生活で相手の意見を論破してしまう人は、信頼されるどころか、恨まれかねません。。

本当に頭がいい人は、相手と戦うのではなく、「課題を解決する」ことにフォーカスします。

(3) 知識は誰かのために使うこと

本当に頭のいい人は、相手の話をまずは聞く。
本当に頭のいい人は、相手の話をまずは聞く。

知識があると、アドバイスがしたくなります。

けど、まず必要なのは、「本当に相手のためになることは何なのか?」を考えながら、話を聞くこと。そのあとで、相手が必要としているアドバイスをする。

「一緒に考えて、自分で気づいてもらい、背中を押す」

これが、本当に相手のために、自分の知識を使うということだと言います。

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気になった方は、ぜひ店頭や電子書籍でチェックしてみてくださいね!!

「頭がいい人が話す前に考えていること」(安達裕哉著、ダイヤモンド社、2023)より

ブックライター/ 電子書籍編集/ Kindle作家

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