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和出汁の旨みや野菜の自然な甘みが加わる豚骨スープと心遣いが嬉しい接客で身も心も温まるラーメン店

RAMEN ANTENNAラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

2024年で創業13年目。西鉄大橋駅のすぐそばで、西鉄バス「塩原四丁目」バス停の目前にある、カウンター8席の小さなラーメン店〈カナデヤ〉。お一人様&お二人様推奨で団体様や小さなお子様連れの方には不向きなお店。(※年齢に関係なく1席につきラーメン1杯の注文が必要です※安全上の理由により小さなお子様を抱っこしてのお食事もNGです)

素敵な木目調の外観が目を惹く大橋の名店

混雑していても、すごく丁寧な接客がすばらしく、感心させられた経験も多数。先日、お邪魔した際は、とても寒い日で、開店前に到着して並んでいたところ、開店後には、さり気ない心遣いで入口近くにある電気ストーブを追加で入れてくださった。熱々のラーメンの温かさもさることながら、そんな心遣いもあたたかく、とても嬉しかった。

スタンダードなベースとなる一杯「トンコツ」

カナデヤの基本の豚骨スープに、和出汁の旨みと野菜の自然の甘みを加えた、あっさりとしたスープ。豚骨の臭みはなく、とても洗練された味わいだ。定番「トンコツ」は、「並680円」と「上(煮玉子入り)780円」がある。

1番人気の「クロトン」のコクと旨みが充実

クロトンは、黒マー油のニンニク系とは一線を画し、数種のナッツ類を焙煎し、香ばしい香りと旨みを楽しめる自家製「香りダレ」をスープにブレンドした一杯。和出汁の旨みと野菜の甘みのスープに、コクと深みがプラスされ、ストレート細麺によく絡んでとても美味しい。1番人気「クロトン」は、「並780円」と「上(煮玉子入り)880円」になる。

口の中でとろけるチャーシューがたまらない

丁寧に仕上げられた具材類もたまらなく美味しく、特にやわらかく仕上げられ、口の中でとろけるような味わいのお肉(チャーシュー)が絶品だ。煮玉子もトロットロなしっかりとした味わいで美味しい。トッピングは「のり(大判2枚)50円」、「特製タカナ(別皿)50円」と「煮玉子120円」がある。

ランチ限定の創作麺「ナポリトン」も人気

豚骨スープに玉子でとじたベーススープに、2種類のトマトの酸味とチーズの味わい、生バジルの香りや彩りが加わったイタリアンな豚骨ベースの創作麺「ナポリトン950円」。いろんな意味での味のインパクトが強いだけに、豚骨の主張は少なめだけど、変わり種のメニューとしては、めちゃくちゃ楽しめる一杯なので、ぜひお試しいただきたい。最後にリゾット風に、スープの中に「リゾットご飯100円」を投入して食べるのが、また、たまらなく美味しい。

創作麺「ナポリトン」は独創的な逸品。
創作麺「ナポリトン」は独創的な逸品。

その他にも、おすすめメニューとしての「肉ワンタンめん880円」は、ジューシーで肉々しい手作りワンタンと、あっさり豚骨スープのマリアージュを楽しめる。プラス100円で「クロトン」への変更も可能だ。さらに、豚骨ベースのスープに、溶かし玉子と刻み玉ねぎを混ぜ込み、佐賀県産の板のりを2枚をトッピングした、カナデヤ流の「佐賀らーめん830円」も人気商品の一つである。

3種のセットメニューが魅力的でお得

各種ラーメンの価格にプラス価格を設定するシステムで、「カナデヤSET|+270円=小ごはん+餃子4コ」(もしくは小ごはんキャンセルで餃子5コに変更可)、カナデヤ名物のタカナ丼とのセット「タカナ丼SET|+420円=タカナ丼+餃子4コ」、焼酎にも変更可能な「ハートランドビール(ハーフボトル)SET|+520円=ハートランドビール+餃子4コ」の3種類がある。

サイドメニューや単品メニューも楽しみの一つ

お腹に余裕がある時は、「替玉」もおすすめ。通常の「替玉150円(半替玉100円)」に加え、トンコツをクロトンへと味変できる「クロ替玉=200円」、さらに数量限定にはなるが「肉替玉200円」は、角切りチャーシュー入りの替玉になる。

餃子は、パリッと焼けた皮とジューシー飴の食感がたまらない「焼餃子(8コ)420円」と、皮のモチモチ感が楽しめる「ゆで餃子(8コ)420円」と、焼餃子の上に糸島直送ねぎを大盛にした「ネギだく餃子(8コ)520円」の3種類があり、どれも抜群に美味しい。ハートランドビールのお供にすると最高に幸せな気分になれる。

カナデヤ

住所  :福岡県福岡市南区塩原4丁目10-22
[地図

営業時間:昼|11時30分〜15時00分(O.S.14時30分) 

    :夜|18時00分〜21時30分(O.S.21時00分)

定休日 :日曜・祝日

駐車場 :専用駐車場なし、近隣有料駐車場あり

※営業時間・定休日は変更になる場合があります。ご来店前にご確認ください。

ラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

福岡の片隅で日常食としてのラーメンを啜り続け、日々頭の中でグルグルとラーメンが廻っています。一日一麺、週間9麺、毎年450麺ほどを食べています。福岡の地元民が日々食べているラーメンをできるだけ多くの方に知っていただきたいという想いから肩肘張らない感度緩めな『ラーメンアンテナ』をお届けしています。少しでも福岡での麺活の参考になれば幸いです。〈 Horii Koji 〉

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