〈麺屋たいそん〉は、2018年、アメリカニューヨークのラーメンコンテストで優勝。その勢いのまま、博多駅前の好立地で2019年に創業した豚骨ラーメン専門店。一時期、地元や地域のお客さんのみならず、国内観光客や海外からのインバウンドのお客さんからも人気になり、時間帯によっては長蛇の列ができるほどに成長。

博多駅前のそのお店は現在「麺屋たいそん博多駅前創業店」として今も人気を保ち絶賛営業中。また、そのお店〈麺屋たいそん〉の「総本店」として、一昨年の2022年4月に福岡県春日市一の谷に、新たに〈麺屋たいそん春日総本店〉を開店させた。

雨の休日に麺屋たいそん春日総本店に再訪

今回〈麺屋たいそん春日総本店〉へ4度目の訪問。ここに定期的に訪れる理由は、ラーメンの美味しさは当然として、大きな駐車場があることと、店内がかなり広いのでゆったり過ごせることから。この日も開店直後の11時ちょうどに車で到着し、広めの専用駐車場へ一番手で駐車。店内にも最初に来店し、連れと共に大きな6人掛けのテーブル席に着席させていただいた。メニュー表の中からの選択は、あっさりめの「煮卵入りの屋台豚骨」を注文。

待つことしばし、配膳された「煮卵入り屋台豚骨」は、濃厚豚骨に比べると確かにあっさり。だけど口当たりは思いのほか、しっかりとした味わいの至福で、歯切れのいい（美味しいと評判の）細麺との相性も抜群。相変わらず丼碗も恰好よくて、大変美味しくいただいた。

ベーシックなラーメンの種類は3種類

フラッグシップの「濃厚豚骨」は、20時間ほど強火でしっかりと炊き上げたスープで、以前も何度か食べたことがある泡系のトロッとした味わいがクセになる濃厚な豚骨スープ。だけど秘伝のカエシとのベストな組み合わせで、口当たりは思いのほか、まろやか＆サラッとして軽やか。歯応えもあり、パツパツ食感の歯切れのいい細ストレート麺との相性も抜群で、よく麺にスープが絡んでくれる好バランスの一杯。さらに脇を固める炙りの風味と味付けのいい豚バラチャーシューの旨みも口いっぱいに広がる。ぜひ、この逸品をご堪能いただきたい。

昔懐かしい味わいの「屋台豚骨」は、10時間炊き上げた、老若男女が食べやすいあっさりとした豚骨ラーメン。辛味を追加した「赤辛豚骨」は、濃厚豚骨スープに数種のスパイスをブレンドした自家製赤タレ使用した一杯。

大きなテーブルや座敷があり家族連れでも安心

店内中心部にあるカウンター席が7席ほど。道路側の窓際には6人は座れるテーブル席が3つ。店内の一番奥には、6人掛けの座敷が3つで、合計40席以上のキャパがあり、ご家族連れやグループにも対応。またお子様連れにも安心して訪問していただける店内構成なのでおすすめ。

卓上には、紅生姜と辛子高菜が無料のレギュラーサービスとして存在し、いつでもいただける。さらにギョウザのタレ、ラー油、胡麻、胡椒、すりおろしのニンニクやラーメンのタレと、味変アイテム的にも、ひと通り揃っているのが嬉しい。

11時〜15時までの限定「ランチセット」

ラーメンのお供にランチ限定のセットメニューも充実している。Aセットは、お好きなラーメンと「ミニ焼飯」で＋250円。Bセットは、お好きなラーメンと「飯もの」一品で＋250円。Cセットは、お好きなラーメンと「餃子4個」と「ライス」で＋250円、Dセットは、お好きなラーメンと「唐揚げ2個」と「ライス」で＋250円、さらに、飯セットは、お好きなラーメンと「ライス食べ放題」で＋150円、以上はとてもお得なセットなので、腹ペコな方にはぜひコチラを優先してご注文いただきたいと思う。

ご家族連れ・お子様連れにやさしいセット

ご家族連れ・お子様連れにやさしいお得なセットメニューもあり、ファミリーセットは「お好きなラーメン3つ」と「たいそん焼飯」「たいそん餃子10個」「若鶏の唐揚げ3個」で、3,400円と、かなりお得。（※ラーメンは標準のものになります。トッピングは別途ご注文ください）また、お子様セットは「ミニラーメン」と「おにぎり」「ジュース」で500円と、こちらもかなりお得。（※セットのジュースはオレンジ or りんごからお選びください）

専用駐車場は10台ほどのスペースがある

公共の交通機関は使いづらい場所なので、車でのお越しをおすすめしたい。専用駐車場も多めに準備されているので安心して車でお立ち寄りいただけます。