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福岡発〈魚介豚骨ラーメン界の雄〉クリーミーな豚骨ベースの個性的なイタリアン系ラーメンジェノバも人気

RAMEN ANTENNAラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

魚介の旨みも堪能できる豚骨ラーメン「魚介とんこつラーメン」がうなる美味しさの名店「ラーメン海鳴(うなり)」。2009年、福岡市中央区清川で創業し今年15年目。2011年には、2号店の「中洲店」が開業。そこで真夜中に初めて食べた「魚介とんこつ」の美味しさに衝撃をうけた時のことは、今も記憶の中に残っている。店名の由来は、海=魚介の美味しさを存分に堪能できる新しい豚骨ラーメンを食べたお客様が思わず『うまい!』と、うなるような一杯を、という想いから。

今回訪れたのは、福岡県福岡市博多区博多駅南。博多駅からは少しばかり離れた場所で、住宅地や企業が立ち並び混在する場所。2015年の開業なのでまもなく10年になる〈海鳴食堂〉。海鳴といえば「魚介とんこつ」と「ラーメンジェノバ」が代表格。その品揃えは変わらずそのまま提供され、さらに、ここ〈海鳴食堂〉だけの限定メニュー「ベジトンラーメン」もラインナップされている。店内はゆったりとした空間で大きめの4人掛けのテーブル席が3つとカウンター席で構成。2台分と台数は少なめながら専用駐車場もあり、隣接の有料駐車場もあるので、車で訪れるグループやご家族連れも多い人気のお店だ。

「魚介とんこつ」の美味しさを再認識

「魚介とんこつ」の美味しさは折り紙つきで間違いない味わい。久しぶりの訪問は14時少し前。お隣の有料駐車場に車を停め、店内へ。先客多数でテーブルが埋まっているものの、カウンター席には空席がある。券売機での選択は、あらかじめ決めていた、最上段左上の「魚介とんこつ」を。カウンターの中央の席に着席し、待つこと少し。配膳された「魚介とんこつラーメン」は「海鳴」の特徴的な見た目だけど、決して派手さはない一杯。

だけど「魚介とんこつ」のスープをひと口啜ると、濃厚でクリーミーなとんこつスープに魚介の旨みと風味が加わり、体中にジワッと沁みわたる旨さ。十数年前、中洲で飲んだ帰りに初めて食べた時の感動を懐かしく思い起こす、美味しさ溢れる一杯は「海鳴」の代名詞となる逸品。

個性豊かな「ラーメンジェノバ」も大人気

イタリアンな「ラーメンジェノバ」もまた独特な美味しさを誇る。こちらのグリーンな見た目の独創的な一杯は、とんこつのベーススープに、ジェノベーゼソースをプラスした逸品。イタリアンな個性豊かなとんこつラーメンで、ここ〈海鳴食堂〉で初めて食べた時、その独特な美味しさに驚かされた。

海鳴食堂限定の「ベジトンラーメン」

食堂限定の「ベジトンラーメン」は、ココでしか食べられない逸品。トマト、玉葱、人参、セロリ、バジルなどの野菜類をたっぷりと使用しペースト状にし、ベースのとんこつスープと合わせた至福の一杯が味わえる。こちらもイタリアンが好きな方はぜひ一度お試しいただきたい。

食堂らしい昼限定のセットメニュー

お昼限定のセットメニューも人気で【昼セット】唐揚げ:300円、【昼セット】とんかつ:300円、【昼セット】海老・白身魚フライ:300円、【昼セット】ギョーザ:250円と、揚げ物とギョーザのセットが選べ、さらに「ご飯」170円をお供にする方も多い。

天神・博多駅・福岡空港にも店舗がある

グループ店は、1号店の福岡市中央区清川の「ラーメン海鳴清川店」、2号店の福岡市博多区中洲の「ラーメン海鳴中洲店」、今回ご紹介している福岡市博多区博多駅南の〈海鳴食堂〉の他に、好立地で使い勝手の良い、2023年末に開業したばかりの「ラーメン海鳴天神店」、福岡市博多区博多駅中央街の「博多めん街道」にある「ラーメン海鳴博多デイトス店」、福岡空港の「ラーメン滑走路」内にある「ラーメン海鳴福岡空港店」と、どちらの店舗も利用しやすい場所にあるので、出張やご旅行で近くにお立ち寄りの際は、ぜひお試しください。

海鳴食堂
住所  :福岡県福岡市博多区博多駅南5丁目9-30
[地図
営業時間:11時00分~24時00分(L.O.23時30分)
定休日 :水曜日(※要確認)
駐車場 :専用駐車場あり(店先に2台分ほど)、隣接有料駐車場あり

ラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

福岡の片隅で日常食としてのラーメンを啜り続け、日々頭の中でグルグルとラーメンが廻っています。一日一麺、週間9麺、毎年450麺ほどを食べています。福岡の地元民が日々食べているラーメンをできるだけ多くの方に知っていただきたいという想いから肩肘張らない感度緩めな『ラーメンアンテナ』をお届けしています。少しでも福岡での麺活の参考になれば幸いです。〈 Horii Koji 〉

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