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福岡発の博多ラーメンの有名店ご出身〈独創的な豚骨ラーメンとレアな焼酎を提供する〉ラーメン&焼酎バー

RAMEN ANTENNAラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

福岡県福岡市中央区大名。福岡市の中心街、天神エリアの一角の路地裏に存在する昭和レトロな雰囲気の古民家の1階に〈土竜が俺を呼んでいる(通称:もぐ俺)〉がある。入口のガラスの入ったドアには「つるや酒店」の文字。そのドアを開けると、そこはもう昭和レトロな世界が広がる。まず、店内は「土足厳禁」なので入口の小さな土間で靴を脱いでから入るのが恒例。お決まりのシステムなので、来店時は靴を脱いだ後はそれを持って店内右手の靴箱へ自らの靴を置くという儀式を済ませることから「もぐ俺」の楽しみがスタートする。

店構えや間口の狭さから一瞬小さなお店の印象だけど実際の店内は思いのほか広々としている。店内には2人〜4人掛けのテーブル席が三つほどあり、その奥には小上がりになっている「ちゃぶ台席」が一つある。さらに左手奥の厨房前に4〜6人がのんびりと座れるカウンター席があるので、お一人様で訪れても安心して過ごせる空間になっている。個人的には、いつも店主(=店長)とお話しができるカウンター席がお気に入りの場所だ。

博多ラーメン界をリードする有名店ご出身

店主が当時在籍されていた頃は、まだお店ごとにスープを炊いていたという時代。スープづくりを一から学べた当時のご経験から、ラーメンづくりに関するノウハウを熟知されていている、まさに職人。その豊富な知識と経験から生まれた独創的な豚骨ラーメンから、お店の看板メニューとなる「もぐ俺ラーメン」を提供されている。

店内で炊かれるこだわりの豚骨スープは、お酒のお供や最後のシメにピッタリな、まろやかで、やさしい味わいに仕上がっている。そこに和出汁がしっかりと沁み込んだ「大根」、旨みをたっぷりと含んだ「そぼろ」、シャキシャキとした食感の「白髪ネギ」と、他ではまず見ない個性豊かな具材の構成。黄色味がかった細ストレートの中華麺との相性も抜群で、どれをとっても「もぐ俺」の個性。個人的には最高に美味しい「味玉」を付けるのがデフォルト。

豊富に揃う一品料理が個性を放つ

この日、まずいただいたお料理は冬期限定の「とんこつおでん」。ラーメン好きの集まりだったこともあり豚骨スープで炊いて味がしみしみの「おでん」を特別にご準備いただいた。

続いて名物の「焼きラーメン(大盛で注文)」も人気メニューの一つ。但し忙しい時間帯はお待たせすることもあるので注文時は店主にご相談を。

さらに毎回ビールのおつまみとして注文する「もぐ俺のポテサラ400円」に揚げ物の「豚串カツ(3本入り)450円」と「ギョロッケ400円」と、どれもこれも美味しいのに低価格というお値段以上の品々。これだけ安く設定されているので「ラーメン」だけでなく、おつまみの一品料理とともとに「ドリンク」もぜひご注文いただきたい。

メニュー表の赤丸がお店のおすすめ

さっと出てくる「ダシしょうゆに漬けこんだチーズ350円」、野菜系の「AKIRAもやし(ピリ辛そぼろもやし)300円」、名物の「ギョロッケ400円」と「絶品おつまみチャーシュー(ふつう680円・デラックス1100円)」がおすすめメニューになる。

ディープな福岡旅やご出張などの夜に〈土竜が俺を呼んでいる〉の昭和レトロな雰囲気の中で、美味しいレアな焼酎を飲みながら過ごすひと時。最後に「もぐ俺ラーメン」をシメに食べる至福を体感してみてはいかがでしょうか。

土竜が俺を呼んでいる(通称:もぐ俺)
住所  :福岡県福岡市中央区大名1-9-18
[地図
営業時間:19時00分~翌2時00分 ※要確認
    :※日曜・祝日、連休最終日は、L.O.24時00分
定休日 :不定休(主に日曜か月曜のどちらか) ※要確認
駐車場 :専用駐車場なし、近隣に有料駐車場あり

ラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

福岡の片隅で日常食としてのラーメンを啜り続け、日々頭の中でグルグルとラーメンが廻っています。一日一麺、週間9麺、毎年450麺ほどを食べています。福岡の地元民が日々食べているラーメンをできるだけ多くの方に知っていただきたいという想いから肩肘張らない感度緩めな『ラーメンアンテナ』をお届けしています。少しでも福岡での麺活の参考になれば幸いです。〈 Horii Koji 〉

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