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北九州市の小倉で創業した〈北九州を代表する豚骨ラーメンの雄〉福岡県内を中心に暖簾分け店を拡大展開中

RAMEN ANTENNAラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

2010年、福岡県北九州市小倉南区で創業し今年14年目になるという「石田一龍本店」。現在そのグループは、福岡県内を中心に国内12店舗以上を展開している勢いのあるお店で、海外への展開も進めているとか。今回ご紹介するのは「暖簾分け店」の一つで2022年2月に福岡県福岡市博多区西月隈に開業し福岡市に初進出を果たした〈石田一龍福岡博多店〉。濃厚なトロミのある白濁とした豚骨のスープが特徴的で「濃厚」と「屋台」のラーメンが2本柱になっている。使用する豚骨の材料は同じながらも煮込む時間や製法を変え、前者はより濃厚な味わいに、後者は老若男女どなたでも食べやすいあっさり味に仕上げられているという。

10時30分開店は何気にありがたい

通常11時や11時30分開店のお店が多い中、10時30分の開店はピーク前なので混雑を気にせず訪れやすいので何気にありがたい。そんなお店が今回ご紹介する福岡市博多区西月隈の〈石田一龍福岡博多店〉。国道3号線沿いで頭上には福岡都市高速が走っていて福岡空港にも程近く交通量の多い場所にある。広々とした専用駐車場(14台分)に10時30分過ぎに到着。店内入口を入って左手にある券売機では、フラッグシップ麺になる黒い丼碗の「濃厚ラーメンの煮卵付」を選択。この日は連れも居て、赤い丼碗の「屋台ラーメン」を選択した。4人掛けのテーブル席へ案内されゆったり着席。

場所柄なのかご家族連れが多い

広々とした店内を見渡すと、開店早々にもかかわらず、すでに先客多数。車があると利便性の良い場所なので、お子さん連れのご家族がとても多い印象だった。

黒い丼碗の「濃厚ラーメン」

待つことしばし、配膳された「濃厚」な一杯は、その名の通り、濃厚なトロミのある白濁とした豚骨スープ。だけど、スープをひと口飲んでみると、その印象は少し違ってくる。まろやかでクリーミーな口当たりで、出汁感のある旨みあふれる味わい。くさみも一切なくゴクゴクと飲みやすいスープ。ザックリとした食感の細ストレート麺との相性や絡み具合も抜群によく、あっという間に完飲完食できる逸品だ。食後の後味もスッキリとした余韻を楽しめて、とても美味しくいただきました。

赤い丼碗が印象的な「屋台ラーメン」

くさみのないサラッとしたスープだけど麺との絡み具合は良好。脂感が少ないので、あっさりとした口当たりで食べやすく老若男女誰もが安心していただける一杯。「屋台ラーメン」というその名の通り飲んだシメにいただくのが最適解かもしれない。

福岡空港からもほど近く、車だとアクセスしやすい場所で専用駐車場も14台分を完備。レンタカーやタクシーでも、さほど遠くない場所なので機会があれば、まずはこちらへ寄られてみるのもいいかもしれません。また、4人掛けのテーブル席が複数あり、カウンター席とあわせると30席ほど。レジャーやご旅行など、ご家族連れやグループでも広々とした店内なので安心してご訪問いただけます。

石田一龍 福岡博多店
住所  :福岡県福岡市博多区西月隈2-6-41[地図
営業時間:10時30分~21時00分 ※要確認
定休日 :なし ※要確認
駐車場 :専用駐車場あり(14台分)

ラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

福岡の片隅で日常食としてのラーメンを啜り続け、日々頭の中でグルグルとラーメンが廻っています。一日一麺、週間9麺、毎年450麺ほどを食べています。福岡の地元民が日々食べているラーメンをできるだけ多くの方に知っていただきたいという想いから肩肘張らない感度緩めな『ラーメンアンテナ』をお届けしています。少しでも福岡での麺活の参考になれば幸いです。〈 Horii Koji 〉

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