松戸市民会館には、昭和に開設され現在も運営されているプラネタリウム室があります。

通常土日祝の投影ですが、夏休み期間は水・木曜日も利用可能です。

一般投影とキッズ向けの投影の2種類があり、子供から大人まで楽しむことができます。家族を誘って訪れてみるのはいかがでしょうか。

今年は「プラネタリウム100周年記念事業」として特別なプログラムもみれますよ。

プラネタリウム室は松戸市民会館の4階にありますが、受付は2階で行います。直接4階へ向かわないように注意してください。

2階の入り口から、向かって奥側の受付です。

料金は大人50円、中学生以下と65歳以上は無料で使用できます。

受付を済ませ使用券を受け取った後は、時間まで2階奥のロビーで待機します。投影10分前になるとエレベーターで4階へ案内されます。

投影開始の30分前から受付が可能です。開始後の入場はできないので、遅くとも開始の10分前には受付を済ませておくのがよさそうです。

エレベーターで4階に上がると、廊下からすでに宇宙空間となっていてウキウキします。

※室内の写真撮影は、上映後は禁止ですがそれまでは可能です。ぜひ撮影してくださいねと優しく案内があったので撮らせていただきました。

プラネタリウム室は真ん中の投影機を囲んでぐるーっと椅子があります。最大80人利用可能です。土曜日の午前中に利用したところ、人数に余裕はありました。

室内はゆったりとした音楽が流れていて、薄暗く落ち着く空間、独特の雰囲気があります。冷房がきいてるので羽織れるものを持って行くといいかもしれません。

オレンジと緑の席が見やすいという案内がありました。投影機を囲んで3列になっています。１、2列目はリクライニングで、3列目はリクライニングせずそのまま上を見上げることで、全体を見渡しやすいとのことです。今回はオレンジの席の2列目に座りました。

説明の文字が投影される場所や、主要な星座が見やすいのがオレンジと緑の席のようです。他の席でも星座自体が見にくいわけではないのでご安心ください。

リクライニングはやや体重をぐっとかけないと思うようにリクライニングしない印象がありました。腰を痛めやすい方は注意したほうがよさそうです。

お子さんは1、2列目のリクライニングを利用している方がほとんどでした。

40分間とコンパクトな上映時間ですが、今の季節に見られる星座の紹介と、プラネタリウムの歴史の紹介、機器の仕組みと盛りだくさんで、ちょうど良い時間に感じました。

なおキッズ＆ジュニアアワーの上映は20分間です。子供も眠くなってしまったり集中力が切れたりしてしまうことなく見れる時間設定なのではないでしょうか。

コニカミノルタのように大きな迫力あるプラネタリウムもいいですが、歴史を感じるこじんまりとした空間はまた違った魅力がありました。松戸市の町並みを投影しているのも親しみを感じます。

8月までのスケジュールです。通常は土日祝のみ、夏休み期間は子供の夏休みに合わせて水・木も開放しています。

今年の夏は松戸市の満天の星空を眺めにいってみませんか。