松戸駅西口から徒歩5分ほど、JRの線路の高架沿いにある根本壁画通り。そのすぐ近くにガラス張りのかわいらしい外観のお店を発見しました。

洋菓子屋さんかな？と入店してみると、中国人の女性の店主さんが1人で切り盛りしている、中華菓子と洋菓子のお店でした。

松戸にいながら中国のお菓子を食べられる『SWEET DIARY（スイートダイアリー）』のご紹介です。

いつもとは気分を変えてちょっぴり珍しいお菓子を味わってみませんか？

お店の外観同様、店内もファンシーでおしゃれです。

テーブルと椅子がありちょっとしたイートインスペースも確保されています。

ショーケースには中華菓子が並んでいます。

あまり見たことないものや耳馴染みのないものもあり何を頼もうか悩みワクワクソワソワ。人気No.1～3の3点にしました。

崩れないようにケースに入れてくださいます。賞味期限は次の日までのものが多かったです。

肉デンブケーキ 300円

購入したお菓子を紹介していきます。まずは人気No.1の「肉デンブケーキ」。

見た目は皮がしっかりしたシュークリームにも見えます。

「肉デンブ」は、中国で、鶏肉を細かくしたものを指します。「デンブ」は「桜でんぶ」と同じ意味で、周りにまぶされているから「デンブ」というそうです。

スポンジケーキの中にクリームが入っており、そのスポンジケーキを覆うように肉デンブがまぶされています。

まわりはざくざく、中身はふわふわと、なんとも不思議な食感。中のクリームはそこまで甘さを主張せず食べやすいです。

味的にはエッグタルトに近いかなと思いました。

通常の味に加えて「肉デンブ苺」や「海苔肉デンブケーキ」なんていうものも置いてありバラエティー豊富です。

味に優しさを感じるのは、店主さんがオリジナルレシピで手作りされているからでしょうか。

少ししょっぱさを感じるのが、塩をつかう中華菓子の特徴なんだそうです。

ダンファンス(蛋黄酥) 350円

続いて見た目はおまんじゅうのようなこちらの中華菓子。大きさの違いで380円のものも販売していました。

中にあんこが入っているので甘いお菓子なのかと思ったのですが、口の中に残らないさっぱりした味でした！

真ん中にはあんこに包まれた卵の黄身が入っており、甘さ控えめのあんことしょっぱい黄身が合わさり、さっぱりした味になってるのかなと思いました。今まで食べたことない味で驚きました。

周りはおまんじゅうの皮というよりかはパイ生地っぽいのかなと。薄い層が何層か重なっています。

エッグタルト 270円

上2つのお菓子があまり食べたことない味でしたが、エッグタルトは日本で食べたことのあるエッグタルトそのまま似た味でした！

パイ生地がとてもサクサクで、軽い生地に柔らかな甘さなので、ぺろっと食べられちゃいます。

中華菓子のショーケースの横には洋菓子も並んでいます。

口コミではスウィートプリンが話題です。果物をふんだんに使われているメロンや桃のショートケーキは特に目を引かれます。

焼き菓子も多数置かれていました。

日持ちするお菓子は手土産に重宝しそうですね。台湾土産で有名なパイナップルケーキもありました。

現在は中秋の月餅10種類を販売しているとのことです。

掲載許可をいただく際に、店員さんが「9月中は置いているのでよかったらどうぞ」と丁寧に説明してくださいました。

さらに、これからの季節、10月にはハロウィンのお菓子が、12月にはクリスマスのお菓子が、年末からはお正月のギフトセットが並ぶといいます。

たまには珍しいお菓子を食べたい方、雰囲気を変えたい方、珍しい手土産を探している方はいかがでしょうか。珍しいお菓子たちを囲んで話が盛り上がりそうですね。

※本記事に掲載している情報は、2023年9月時点のものです。