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『21世紀の森と広場』ではどんな楽しみ方ができる?1周ぐるりと散策してきました!【松戸市】

星井地域情報発信フリーライター(松戸市)

松戸を代表するスポットとして挙げられる『21世紀の森と広場』。松戸市在住でありながら、そういえば利用したことがないなと気づきました。

そこで、何があるのか、どんなことができるのか、実際に園内を1周してみました。感じたことと共にご紹介します。

家族でのお出かけスポットとして選択肢の1つとなるだけでなく、自然に触れてリフレッシュしにふらっと散策するのにも持ってこいの場所です。

『21世紀の森と広場』は、松戸市の中央に位置する、東京ドーム11個分ほどの広い敷地を持つ総合公園。

森や池、川ががあり自然がとても豊かです。加えて、芝生広場や遊具も多く、子供の遊び場所としても便利です。

入園料は無料なので、いつでも気軽に立ち寄ることができます。

中央口から順番に各スポットを回っていきます。

中央口には階段の横にエレベーターがあります。ベビーカーでも一安心。

入口すぐのところから並木道が続いています。さっそく感じられる緑に、これからどんな場所が広がっているのかと期待が高まります。

光と風の広場

中央口の並木道を抜けると目の前には清々しい芝生が広がります。

こちらの芝生広場、休日はテントやレジャーシートで埋まることも。

澄んだ水が流れる川もありました。子どもは水遊びをしてもOKみたいです。

芝生広場から横道に入ると、より自然を感じることができます。ほぼ森の中を歩いている感覚。

これからの時期は紅葉が見頃になりそうですね。

あそびのすみか

「光と風の広場」には大型遊具が多数設置されているスペースがあります。平日の昼過ぎでしたが、遊んでいるお子さんがちらほらいました。

ネットをよじ登ったり、つり橋を渡ったり、砂場で宝探しをしたりと、子供が遊びつくせる遊具がたくさんあります。

特に気になったのが「スパイラルフォレスト」という巨大なローラースライダー。

去年10月からオープンし、休日は順番待ちの列ができることもあるほど人気なのだとか。地上10mの高さから、全長50mを滑り降ります。

不安がありそうですが、どうやら滑るスピードはゆっくりめなようです。

お子さんを連れて「あそびのすみか」を利用したい場合は、「五本木口」入口から入ると1番便利です。

千駄堀池

「光と風の広場」から足を進めると池が見えてきます。「千駄堀池」は人工池です。

1時間に1度出る「霧の噴水」をたまたま見ることができました。

池のすぐそばには「パークセンター」と「カフェテラス」。

花壇もあり、季節によっては色とりどりの花で埋め尽くされます。

西口方面へ池の周りを歩いてみることにします。

豊かな緑と水が視界に入っているだけで、なんだか特別な散策のように思えます。

自然観察舎

西口を過ぎたあたりで建物を見つけたので入ってみました。野鳥を観察できる場所のようです。

建物内で野鳥の写真や図鑑を見ることが出来るのかなと思っていたのですが、顕微鏡を使って自分の目で野鳥を観察できるんですって。

観察室には望遠鏡や野鳥ガイドブックがあり、誰でも利用できます。

試しにしばらく望遠鏡を覗いてみました。タイミング合わずしっかりと野鳥を観察することはできませんでしたが、遠くの森林や湿地が目の前まで拡大して映し出される様子がとても面白かったです。

おそるおそる建物内に足を踏み入れてはみましたが、中央口から離れていることもあってか落ち着いた空気が漂っており、一瞬で気に入りの場所になりました。

食事スポット

「千駄堀池」近くの「カフェテラス」

池を眺めながら飲食ができます。焼きそばやオムライス、カレーなどがっつりお食事メニューが豊富です。

南口近く「みどりの里」の「里の茶屋」

名物「茶屋カレー」をはじめ、うどんやそばも置いています。休日は「カフェテラス」が混雑することもあり、こちらの「里の茶屋」のほうが比較的余裕があるそうです。

休憩スポット

水とこかげの広場

「光と風の広場」と「千駄堀池」の間を繋ぐ道にあります。

道路の高架下の木陰にテーブルと椅子が設置されており、飲食店のテラス席のような空間があります。

周りは浅い川と森林があり、川のせせらぎとそよ風を感じながら一息つける場所です。

パークセンター

「千駄堀池」近くのパークセンター。中には飲食可能スペースがあります。授乳室やあかちゃん休憩所もあります。

他、中央口モニュメントそばには自販機で飲み物やアイスを購入可能。また、休日はキッチンカーが並ぶそうです。

道沿いにベンチが多く設置されており、芝生も多いので休憩スポットには困らないと思います。

広い敷地なので、適度に休みながら遊びや散策を楽しめるのはありがたいと感じました。

今回は中央口から南口まで、のんびり散策や休憩しつつ歩いて40分ほどでした。

森の中にドンっと公園を入れ込んだような場所ではありますが、道は平らに整備されており、山道に入らない限りは高低差も少なく、なだらかな道が続いているので、歩くのに困難はありません。

散歩をしている地元の方とよくすれ違いました。近所だったら定番のお散歩コースにしたいなあなんて思います。

家族で遊びに行くのはもちろん、散歩やジョギングと、自然の中で身体を動かしたいときにもぴったりの『21世紀の森と広場』。

暑さも和らいできたこの頃、緑豊かな公園の中をゆったりと歩くのは心地が良かったです。

慌ただしい毎日で心が休まらない日もありますが、たまには自然を感じる余裕を持っていたいものです。

基本情報 21世紀の森と広場
住所:千葉県松戸市千駄堀269
開園時間:9:00~17:00(時期により異なる)
休園日:年末年始(12/30~1/1)
料金:無料(駐車場・バーベキュー場は有料
HP:松戸市 21世紀の森と広場
交通アクセス

※本記事に掲載している情報は、2023年9月時点のものです。

地域情報発信フリーライター(松戸市)

ドライブとお散歩がすきな元OLです。松戸市のグルメ・気になるスポット・ワクワクイベントなどの情報をお届けします。

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