茨木市の花として制定されているバラ。
次々と咲くバラをたっぷり見ることができると、茨木市民に親しまれているのが、若園公園バラ園です。

5月から6月初旬にかけてと、10月終わりごろから11月中ごろまでは、バラの花が見ごろ。特にゴールデンウィークの連休や母の日がある5月は、バラ園も多くの人で賑わいます。

気が付けば5月も後半。バラの見ごろも終わりかなぁと思いながら、久しぶりにバラ園へ行ってみました。

重厚な門扉が、ワクワクさせてくれるんです。
バラ園は毎週火曜がお休みですが、5月だけは無休でオープンしています。

バラのアーチも美しい。キレイに手入れされているので、気持ちよく通ることができるんです。

門から入ると、ぐるっと園内を回遊できるスロープがあり、その両側にバラの花がいっぱい！

5月ももうすぐ終わりますが、バラの花はまだまだキレイ！

散った花もありますが、つぼみがついているものも多く、まだまだ順番に咲いていくようです。

若園公園バラ園には、180品種、約1750株のバラが植えられていて、春と秋はとにかく美しい！何度行っても、こんなに種類があるんだかなぁと驚かされます。

花のそばには、品種が表示されていて「こんな名前の花があるんだなぁ」と、それを見ていく楽しみもあるんです。

ベルサイユのばら、なんてバラもありますよ！

とにかくゴージャスで、見応えのある大輪です。

バラ園には、高貴な方の名前や有名な高級化粧品の名称、有名な地域の名称などから名付けられた花もたくさんあります。
名称と実際の花を重ねて見ていると、時間がたつのも忘れてしまいます。

茨木市のバラは「ランドラ」

茨木市は「市の花」がバラ。市内の公共施設などでも、バラをモチーフにした模様などが使われています。

バラの中でも、茨木市の花として制定しているのは「ランドラ」という品種です。

バラ園でじっくり観察していくと、横浜市や豊中市や綾瀬市など、茨木市以外でも「市町村の花」をバラに決めている自治体が多いことがわかります。
若園公園バラ園には、他市町のバラの花も植えられていて、それぞれの品種も見ることができます。

バラを市町村の花として制定していている自治体や、バラが広く住民に愛されている地方公共団体で、毎年「バラサミット」も開催しているのだとか。
花を通しての横のつながりがある、というのもユニークでイイなぁと感じます。

若園公園バラ園の風景

バラ園は門から入ると、広い園内をぐるっと回れるように小道が整備されています。

小道で囲われたまんなかには、広い芝生の広場があり、シートを敷いて休憩することもできます。

階段で行き来できる場所もありますし、ベビーカーや車いすを利用するなら小道だけでぐるっと回ることもできます。
私が先日出かけたのは、少し曇った平日の夕方。

人も少ないだろうと、その時間を目指して出かけたのですが、バラ園はやっぱり人気のスポット。どんどん人がやってきていて、皆さん思い思いに過ごしていらっしゃいました。

門のちょうど反対側エリアに、展望広場があり、屋根の下にベンチも並んでいます。園内を見渡せることもあって、ココは人気のスペースでした。

展望広場の下あたりに、茨木市のバラ「ランドラ」が植えられています。

園内のところどころに、テーブルとイスも設置され、陽ざしが強い日はパラソルも広げられています。

色とりどりのバラの花と豊かな香り、緑の芝生に囲まれての休憩は、優雅な気分も味わえそうです。
このあたりへは、ベビーカーや車いすで移動できますよ。

小さな子どもたちに人気があるのは、園内の噴水広場。
夏など日差しが強い日は、見るだけでも涼しい気分になれちゃいます。

ふつうにイメージしているのとは、また違う形のバラの花にも出会えて、いっぱい写真を撮りたくなるスポット。

私も、毎年バラ園には出かけていますが、何度行っても「こんな花もある！」とワクワクできて、いつもゆっくり歩きたくなります。

バラの見ごろって終わってるような気がしていませんか？
まだまだ、美しい風景を見ることができました。

若園公園バラ園は、5月中は無休です。お天気のいい日など、ぜひ！

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