茨木市内で、いつも通る場所やよく見るものを「色紙と水性マーカ―」で表現した「茨木景」という企画展が、阪急茨木市駅ロサヴィア2階の茨木市立ギャラリーで開催されています。

「インスタントカメラ」で撮影した「茨木景」を展示する写真展も、茨木市立中央図書館で開催中。

「おもしろい企画展ですよ」と教えてもらったので、行ってみました。

企画展「茨木景」とは

茨木市ギャラリーで開催されているのは「田岡和也展『茨木景』」という企画展。
（2022年8月30日まで）

美術家・田岡和也さんが茨木市の街をめぐり、身近に感じる場所やものを、水性マーカ―と色紙で表現。
100の作品が、壁だけでなく天井からも吊って展示されていました。

茨木市民や茨木市の風景に馴染みのあるかたには「わぁ！」と思えるものばかり！
1点ずつ、見入ってしまいました。

昔からある店や最近できた店、通勤通学で通る場所で見かけるものなど、何度も見たくなります。

なかには「これは、見たことがあるけど、どこだっけ…」という場所の作品も。

親しみのある茨木の風景も、田岡さんの視点で見せてもらうと、いつもと違って見えるところがおもしろいなぁと感じました。

来場者の「ことば」も展示

企画展「茨木景」では、作品を見た人が自由に感想などを付箋に貼っていけるようになっていました。

「よく行きます！」「ここ、おいしい！」「見たことあるけどどこだろう」など、見た人のコメントが貼りだされていて、作品とあわせてコメントを見るのも楽しい！

そのコメントに、自分も「そうですよね」とか「私もここ、好きです」と答えたくなったり。
作品を通して、同じ風景を見た人と会話しているような…、そんな温かさを感じる企画展でした。

スタンプラリーもやってます！

「茨木景」の会場には、茨木童子のスタンプも置いてありました。

茨木市立中央図書館で開催している「田岡和也写真展『教えて！なにこれ？茨木景！』」と、2ヶ所をまわるスタンプラリーを実施中です。

2ヶ所でスタンプを集めて茨木市立ギャラリーへ持っていくと「茨木景」の缶バッジをもらえます。
缶バッジになるとまた「茨木景」の見え方が違って、フシギでした。（缶バッジのプレゼントは、配布予定数になると終了です）

茨木童子をモチーフにしたかわいいハンコを押して、中央図書館へも行ってみました。

インスタント写真で見る「茨木景」

茨木市立中央図書館は、茨木市立ギャラリーから自転車で10分ほど。
入って左のほうで、インスタントカメラで撮影された茨木の日常の風景が展示されていました。

デジカメやスマホなどで撮影した写真を見ることが多いのですが、インスタントカメラで撮られたものを見ると「いつも見る色合いに近いかも」と思いました。

飾らない、本当にいつもの日常を見せてもらった気がします。

図書館にあったスタンプも押して、2つのスタンプを集められました。

缶バッジは、茨木市立ギャラリーで受け取ることができるので、缶バッジがほしい人は、先に図書館で写真を鑑賞してから行くといいかもしれませんね。

写真展でも、作品の感想などを付箋で貼れるようになっていました。

マーカーと色紙での表現とはまた違って、写真からはリアルさも伝わってくるのが楽しいと感じました。

「あ、これって、あそこのアレだ！」と、インスタントカメラでの作品には「わかる人にはわかる」ような作品が多い気がしました。付箋のコメントを見るのも楽しかったですよ！

「茨木景」の展示は

田岡和也さんの作品展示は、茨木市立ギャラリーと茨木市立中央図書館の2会場で開催中です。会期が異なるので、スタンプラリーをしたい人は早めにお出かけを。

茨木市の案内ページもご確認ください。

【茨木市立ギャラリー企画展42 田岡和也展「茨木景」の案内】（茨木市HPへ移動します）

ギャラリーの企画展は「来るのは2回目」という方もいらっしゃいましたよ！ぜひ。

☆茨木市立ギャラリーでの企画展「茨木景」は8月30日までです！
スタンプラリーも8月30日までなので、お早めに。（配布の予定の数に達すると終了です）