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これで正月太りはなし!保健師が実践して太らなくなった「正月太りしないための6このポイント」

保健師ノンオイル料理研究家茨木くみ子保健師・ノンオイル健康料理研究家

こんにちは、保健師ノンオイル料理研究家の茨木くみ子です。

明日は大晦日、今年も残すところ僅かになりました。

今日は年末年始を太らず過ごすためのお話を少しさせていただきます。

お正月太りに関する調査は、多くありますが

お正月に体重が増加したと回答した人の割合は、なんと7割との結果も。

お正月は誰もが太りやすい時期だということがわかります。

ずっとお正月太りに悩んできました。
わたしは保健師なのに大変太りやすく、年中ダイエット生活。
すこし痩せてもすぐにリバウンドし、また太るの繰り返しでした。
そんなわたしにとって、クリスマス・忘年会・大晦日・お正月は楽しみなのに太ることが怖いと思う時期でした。

1~2キロの体重でしたら普段の生活に戻れば体重も自然と戻る場合が多いのですが、3キロ以上になるとそうはいかず・・・
まして、1か月経過してしまうと、増えた体重のまま安定してしまうため、戻すのがかなり大変になります。

そんな経験から、年末年始をどのように過ごしたら太らないかを、何年も自分の身体で試してきました。
そしてできたのが「年末年始に太らないための6このポイント」
できるだけ守って過ごすことで、この数年正月太りはなくなりました。

「年末年始に太らないための6ヶ条」をご紹介する前に

年末年始がなぜ太りやすいのかを整理してみたいと思います。

年末年始なぜ太りやすい?

〇師走の忙しさ
大掃除やお正月の買い出しなど、家事は大幅に増え、仕事もお休みを取るために、普段よりハード。
年末は何かとストレスが溜まりやすい時期。
そのストレスを「食べること」で解消しやすいもの。
また食事抜きで仕事して次の食事を食べ過ぎてしまったり、夜遅い食事スタイルになりやすい時期です。

〇忘年会や新年会
クリスマスや新年会など、レストランのコース料理を食べたら1500kcal以上あります。コース料理でなくとも、外食は太りやすい要素がいっぱいです。

〇こたつ生活
年末の家事や仕事が終わり、一年間の疲れもどーっと出て、
「ゆっくり休みたい」
そんな気持ちもよくわかります。
しかし、コタツでぬくぬく、テレビやスマホ三昧では、身体は動かさない、こたつに入ったままでは体温も作らない、ただぼーっするだけで思考もしないと消費カロリーは最低限です。
お腹も空かないのに三食を食べて、頂きもののお菓子やケーキもいただくとやはり太ります。

私が実践している「年末年始に太らないための6このポイント」

完璧に守る!と気負わず

頭の隅に記憶しているだけでもだいぶ違います。


1.できるだけ手作りのお料理(おせちやお雑煮など)をいただく
外食や市販のオードブルなどは大変高脂肪、高カロリーです。
おせち料理は昔は豪華なお料理でしたが、現代の高脂肪な洋食や中華と比べると大変ヘルシーなお料理です。
市販品は塩分が多いので喉が渇き、お酒やジュースをたっぷり飲んでしまう原因になるため、わたしはできるだけ低脂肪なおせちやおかずを手作りしています。

2.お酒は控えめに

お酒自体はそんなに太るものではありません。(アルコール分の熱量は消えてなくなってしまいます。)
太る原因は、おつまみです。
お酒の席は長丁場のため、ついつい何かを食べ続けます。
わたしは、揚げ物などのオードブルではなく、紅白なますやお煮しめなど低カロリーなおせちを、おつまみに用意しています。

何よりお酒が怖いのが、「気持ちが大きくなること」

これが一番の太る原因になりますので、飲みすぎは注意です。

3.穀物は三食食べます。

穀物を食べずにおかずだけつまんでいると、結局、物足りなさを感じて、お菓子や果物、アイスクリームなど、別腹のものを食べてしまいます。
お餅やご飯などの穀物を食べると、脳がしっかり満足してくれるため、「もうごちそうさまでいいかな」と思うことができ食べ過ぎ防止につながります。

4.空腹になる時間を一日に2回作ること
最低一日に2回は「あーお腹が空いた」という時間を作る。
実はこれがとても大切。
人が集まる食事会などでは、お茶や薄めたお酒を飲みながら会話を楽しむことにしています。
そして空腹ではないのに食事の時間になったときは、軽く済ませて、一度、お腹がグーグー鳴るのを待ちます。

5.体を動かすことを楽しむ
大掃除や買い物、初詣やお墓参り、初売りなど、昼間はできるだけ外出したり、身体を動かす時間を作ります。
家の中でも、ごみ捨て、年賀状を取りに行く、お茶を入れるなど、まめに動くようにしています。

6.脳を使う 笑う
脳はとてもエネルギーを多く使う臓器です。
人との会話、おしゃべりや大笑いをすると、とてもお腹が空きます。
また一人でも、何かを考えたり、文書を書くと、空腹感を感じやすいです。
今年の目標を立てる、俳句や短歌を考えたり、お年賀状のお返事を書く。
感動するDVDや落語や漫才など笑えるものもおすすめです。

私が作り続けている定番の「ふとらないおせち料理」の作り方はこちらです。

簡単伊達巻・のし鶏・みかん寒天をご紹介しています。

簡単えび伊達巻・照り焼き和風ミートローフ飾り巻き・なめらか栗きんとん・簡単おなますを紹介しています。

以上になります。
今年も太らないよう年末年始を楽しく過ごしたいと思います。

わたしは大変太りやすく、20代から30代のころ、ダイエットの罠にはまり、抜け出すのに大変苦労した体験をしています。そこから、太らず健康に、何より心も体も楽に、快適に生きるための食生活と生活習慣の研究をライフワークにしています。

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Instagramではライブやレシピのショート動画・日々の試作など最新情報をご紹介しています。バターオイルなしの身体に優しいレシピをたくさんご紹介しています。

最後までご覧いただきありがとうございました。

茨木くみ子

保健師・ノンオイル健康料理研究家

産業保健・特定保健指導・子育て相談などの相談業務を長くしてきました。また自身が過食症・摂食障害を克服し約-20kgのダイエットに成功その体験から日本人に合った健康な食生活は和食だったことを再確認。高脂質な洋食・中華・洋菓子・パンを日本人に合った低脂質な和食に近づけたレシピをご紹介しています。著書多数最新刊「ふとらないクリームのお菓子 」「ふとらない米粉のお菓子」【現在の活動】オンラインや自宅で料理教室にて健康情報や料理レシピを発信保健師業務は「うららか相談」にて個別相談を受けています。料理制作動画はYouTubeにてInstagramでは最新情報とライブをしています。

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