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進化系?パピコが登場!グリコ『パピコ デザートベジ 紫いも』濃厚な味わい&驚くほどねっとりした食感!

アイスマン福留アイスクリーム評論家

おなじみロングセラー商品「パピコ」から待望の新シリーズが登場!

グリコ『パピコ デザートベジ 紫いも』

デザートベジシリーズの魅力をリリース情報から抜粋。

素材にこだわったおいしさを楽しみながら、食生活の乱れや栄養の偏りを整える「自分労りアイス」を提供したいという思いから、開発に至りました。野菜でありながら、スイーツと親和性の高い素材を使っておいしいデザートに仕上げています。紫いもとかぼちゃと相性の良い乳製品を使用し、濃厚な素材の甘みを引き出しました。また、「パピコ」独自のなめらか食感をさらに進化させた“ねっとり食感”に仕上げており、これまでにない「パピコ」を体験できます。さらに、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEと食物繊維がまとめてたっぷり取れます。こだわり素材を使用し、おいしいデザートで野菜の恵みを取り入れることができる、「パピコ」の新商品です。

野菜のパピコといえば「パピベジ」が発売されていますが、今回のデザートベジは名前の通りデザート感の強い野菜パピコになっています。

グリコ『パピコ デザートベジ 紫いも』
グリコ『パピコ デザートベジ 紫いも』

デザートベジのフレーバーが「紫いも」と「かぼちゃ」の2種類ということもあり、京都吉兆の総料理長徳岡邦夫氏監修の「アイスの実 国産野菜シリーズ」を思い出した人も少なくないでしょう。同じグリコ商品ですし、開発のヒントになったのではないでしょうか。また同社が2020年3月23日から、農林水産省による「野菜を食べよう」プロジェクトに参画していることも関係しているのでしょう。袋を開封すると、薄紫色をしたパピコ紫いもが登場。形状はおなじみ並列ロケット型。内容量は80ml×2(160ml)。

グリコ『パピコ デザートベジ 紫いも』
グリコ『パピコ デザートベジ 紫いも』

リング式イージーオープン方式

パピコの容器は簡単に切り離すことができるリング式イージーオープン方式。2004年に採用されました。リングに指を入れて軽くひねるようにして開封します。昔に比べて随分簡単に切り離すことができるようになりました。

グリコ『パピコ デザートベジ 紫いも』
グリコ『パピコ デザートベジ 紫いも』

ポリ容器からパピコを押し出すと、今までのパピコよりも、やや粘りが強いことがわかります。ひとくち食べてみると紫いもの濃厚な味わいはもちろんのこと驚くほどねっとりした食感!そして野菜を使っているので後味はすっきり。パピコの進化を感じます。複数の野菜原料を組み合わせたり水溶性食物繊維をたっぷり配合することで、この紫いもらしい“ねっとり食感”を再現しているのだそうです。野菜フレーバーとはいえ、紫いもの風味と甘味も強く、さらにねっとりとした食感も手伝ってかなり食べごたえがあります。

グリコ『パピコ デザートベジ 紫いも』
グリコ『パピコ デザートベジ 紫いも』

種類別は氷菓ではなくラクトアイス規格。デザートベジというだけあって、21種類の野菜汁が使用され、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEと食物繊維がたっぷり摂れます。ついにアイスを罪悪感なく健康のために食べる時代が来てしまいました!

今回の「パピコ デザートベジ」。パピコの新たな挑戦です!国産野菜をメインに使用していますが紫いもの濃厚な風味と甘味、そしてねっとりとした食べごたえのある食感で「野菜感」はそこまで感じません。きっと、これなら野菜が得意でない人でもおいしくいただけるでしょう。価格も237円(税込)と通常のパピコに比べてお高めですが、その高さを感じさせない魅力的な商品です。気になる方は是非一度食べてみてください!

アイスマン福留でした!Have a ICE day !!

アイスクリーム評論家

年間に食べるアイスの数は1000種類以上。コンビニアイスクリーム情報サイト「コンビニアイスマニア」を運営。日本中のご当地アイスを食べ歩き、全国を制覇。2014年に一般社団法人 日本アイスマニア協会を設立し代表理事に就任。ご当地アイスが100種類以上集まるアイスクリームイベント「アイスクリーム万博(あいぱく)」を主宰。アイスクリームの業界紙でコラムを連載するほか、アイスクリームの専門家としてメディアに出演。著書:『日本懐かしアイス大全』『日本アイスクロニクル』『ご当地アイス大全』(辰巳出版)等。

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