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憧れと思い出の味!アイスクリーム界の芸術品。その名は「ビエネッタ」。

アイスマン福留アイスクリーム評論家

こんばんは!アイスマン福留です。

久しぶりにアイスケーキのパイオニア「ビエネッタ」を食べました!

森永乳業『ビエネッタ バニラ』

ビエネッタは、1983年に発売されたケーキタイプのアイスクリーム。さざなみ状にバニラアイスとパリパリとしたチョコレートが幾層にも重なった魅力的なビジュアルと気品のある商品名が人気の秘密。元々ファミリー向けに箱入りで販売していたので “高級アイス” というイメージを持っている人が多いことでしょう。多くの人にとって憧れと思い出が詰まった冬のアイスクリームケーキ。もはや伝説のアイスと言っても過言ではありません。現在はカップタイプの「ビエネッタカップ バニラ」も発売されていますが、特別感を得られるのはやはりこのアイスケーキタイプです。

森永乳業『ビエネッタ バニラ』
森永乳業『ビエネッタ バニラ』

オランダのユニリーバ社と森永乳業が技術提携をして展開した「エスキモー “Eskimo” ブランド」の商品として憶えている人も少なくないでしょう。エスキモーは2010年にブランド31年の歴史に幕を閉じ、現在は森永乳業ブランドにて販売。

森永乳業『ビエネッタ バニラ』
森永乳業『ビエネッタ バニラ』

箱の裏側にはイメージ図。そうそう!包丁で切ってお皿に盛りつけて食べる。これがビエネッタ!

森永乳業『ビエネッタ バニラ』
森永乳業『ビエネッタ バニラ』

箱を開封するとビエネッタのロゴ入りの袋が登場。ワクワクします。

森永乳業『ビエネッタ バニラ』
森永乳業『ビエネッタ バニラ』

袋から取り出すと、思い出のビエネッタが登場!

森永乳業『ビエネッタ バニラ』
森永乳業『ビエネッタ バニラ』

ビジュアルはまさに食べる芸術品!台紙が敷いてあります。

森永乳業『ビエネッタ バニラ』
森永乳業『ビエネッタ バニラ』

ナイフならぬ包丁を入刀!この画こそビエネッタ好きの「ネッター」たち(勝手に命名)が求めるビジュアル。お手軽に食べられる「ビエネッタカップ バニラ」には無い魅力がここにあります。

森永乳業『ビエネッタ バニラ』
森永乳業『ビエネッタ バニラ』

食べる芸術品

スプーンを差し込むとパリパリっと音を立てる。国産生クリームを使用した濃厚な味わいのバニラアイス。そこにパリパリのチョコレートを独自製法で幾層にも重ね合わせ、ミルフィーユのように仕上げた芸術的アイスクリームケーキ。何という特別感。まさに唯一無二の魅力を持った商品。うまぁぁ。森永製菓「パリパリバー(サンド)」や「しましまうまうまバー」、シャトレーゼ「チョコバッキー」などのパリパリ系が好きな人なら、きっとど真ん中の商品だ思います。

森永乳業『ビエネッタ バニラ』
森永乳業『ビエネッタ バニラ』

種類別はアイスクリーム規格。内容量は530mlですが、真の「ネッター」(ビエネッタ好き)なら一人でペロリとイケること間違いなし。

久しぶりに食べましたが、やっぱりおいしい!思い出補正ではなく期待を裏切らないおいしさでした。ビエネッタを食べると大人になった現在でも贅沢な気分が味わえます。クリスマスケーキの代わりに・・・とは言いませんが是非冬の時期にビエネッタで幸せな気分を味わってみてください。

アイスマン福留でした!Have a ICE day !!

アイスクリーム評論家

年間に食べるアイスの数は1000種類以上。コンビニアイスクリーム情報サイト「コンビニアイスマニア」を運営。日本中のご当地アイスを食べ歩き、全国を制覇。2014年に一般社団法人 日本アイスマニア協会を設立し代表理事に就任。ご当地アイスが100種類以上集まるアイスクリームイベント「アイスクリーム万博(あいぱく)」を主宰。アイスクリームの業界紙でコラムを連載するほか、アイスクリームの専門家としてメディアに出演。著書:『日本懐かしアイス大全』『日本アイスクロニクル』『ご当地アイス大全』(辰巳出版)等。

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