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練乳好きはファミマへGO!ちょい溶けで、さらに練乳感アップ!

アイスマン福留アイスクリーム評論家

こんにちは!アイスマン福留です。

赤城乳業の練乳アイスがリニューアルをして練乳感マシマシ仕立てになって2024年3月19日から新登場。

赤城乳業『もはや練乳を凍らせたようなアイス』

こちらはファミリーマート限定・数量限定の商品です。練乳をそのまま食べているかのような濃厚な味わいが楽しめるカップアイスで、商品名の「もはや練乳...」は、まさに赤城乳業らしいネーミング。

練乳仕立てのアイス

練乳仕立てのアイスは、森永乳業やロッテ商品というイメージが強いですが、赤城乳業も「練乳最後までしぐれいちご」や不二家のミルキーシリーズを長年手掛けるなど、豊富な実績を誇ります。また、「素材そのまま」というカテゴリで言えば、「かじるバターアイス」「ホイップクリームアイスバー」「あえて、ただの、 マスカルポーネチーズアイス」と同じグループに分類されます。中でも私が過去に食べた練乳アイスの中で最も印象的だったのは、ロッテの「ぎゅぎゅっと かじる練乳アイス」。ユニークな形状と、まるで練乳をそのまま凍らせたようなおいしさが衝撃的でした。

パッケージは紅白カラーで、「練乳」を連想させる定番の配色を採用。とろとろの練乳の写真と「もはや練乳」というインパクトのある文字デザインが特徴的です。今回は「練乳感マシマシ!仕立て」というフレーズが加わり、黒と黄色のコントラストが目を引くデザインになっています。

赤城乳業『もはや練乳を凍らせたようなアイス』
赤城乳業『もはや練乳を凍らせたようなアイス』

内容量は85mlと、ぺろっと食べきれるミニサイズ。以前は100~110mlあたりがミニカップサイズの主流でしたが、このサイズになると、あえてミニカップとは区別して「マイクロカップ」や「プチカップ」といった呼び名がほしくなります。少し少ないと感じるかもしれませんが、最近コンビニを巡る中で、このくらいの食べきりサイズへのニーズが明らかに高まっていることが実感できます。様々なコストが上昇する一方で、今後は少量サイズが主流となる可能性が高いでしょう。

赤城乳業『もはや練乳を凍らせたようなアイス』
赤城乳業『もはや練乳を凍らせたようなアイス』

蓋を剥がすと、真っ白な練乳アイスが登場。

赤城乳業『もはや練乳を凍らせたようなアイス』
赤城乳業『もはや練乳を凍らせたようなアイス』

北海道産練乳を30%使用した練乳アイスは濃厚で深いコク…。「ミルキーアイス」に近い、コク深い味わいです。ロッテ「トルコ風アイス」や同社の「ミルクレア」のクリーム部のような、ねっちり感があります。

赤城乳業『もはや練乳を凍らせたようなアイス』
赤城乳業『もはや練乳を凍らせたようなアイス』

まさしく商品名(もはや練乳を凍らせたようなアイス)通りの味&食感。

ちょい溶けで、さらに練乳感アップ

少し時間を置いて溶かすと、より濃厚な練乳感が楽しめます。

赤城乳業『もはや練乳を凍らせたようなアイス』
赤城乳業『もはや練乳を凍らせたようなアイス』

種類別はこだわりのアイスクリーム規格。前作に比べて、無脂乳固形分がアップしています。

赤城乳業『もはや練乳を凍らせたようなアイス』
赤城乳業『もはや練乳を凍らせたようなアイス』

1カップあたりのカロリーは185kcalから199kcalに、価格は178円(税込)から189円(税込)に上昇しています。少量であるにもかかわらず、価格は比較的高めの設定。高級アイスですね!

赤城乳業『もはや練乳を凍らせたようなアイス』
赤城乳業『もはや練乳を凍らせたようなアイス』

赤城乳業の素材そのままアイスシリーズ。今回は練乳の味わいを強化!練乳好きの人には見逃せません。是非お近くのファミリーマートで探して食べてみてください。

アイスマン福留でした!Have a ICE day !!

アイスクリーム評論家

年間に食べるアイスの数は1000種類以上。コンビニアイスクリーム情報サイト「コンビニアイスマニア」を運営。日本中のご当地アイスを食べ歩き、全国を制覇。2014年に一般社団法人 日本アイスマニア協会を設立し代表理事に就任。ご当地アイスが100種類以上集まるアイスクリームイベント「アイスクリーム万博(あいぱく)」を主宰。アイスクリームの業界紙でコラムを連載するほか、アイスクリームの専門家としてメディアに出演。著書:『日本懐かしアイス大全』『日本アイスクロニクル』『ご当地アイス大全』(辰巳出版)等。

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