JR草津駅西口にある老舗ホテル「ホテルボストンプラザ草津びわ湖」では、現在、立命館大学食マネジメント学部の学生さんとコラボレーションしたという期間限定の夜カフェが2023年12月5日(火)までオープンしています♪

「夜のひといきカフェ」

※立命館大学食マネジメント学部コラボレーション夜カフェ

• 期間：2023年11月7日(火)～2023年12月5日(火)
• 店舗：ホテルボストンプラザ草津びわ湖 ノースウィング2階(JFKラウンジ)

今回オープンしたコラボレーションカフェは、普段ホテルに来る機会の少ない、20代前半を中心としたZ世代が足を運び、食べたくなるようなメニューやお店作りのアイデアを、Z世代である学生さん達の柔軟な発想で盛り込んだという非常に興味深いカフェ♪

最近は、若者とのジェネレーションギャップを感じる機会が年々増えてきたミドル世代の筆者も、「Z世代が考えたZ世代のためのカフェ」に、興味津々です！

ということで、どの辺りにZ世代に向けたアイデアがあるのか？ 学生さんならではの視点にも注目しながら、今回は実際にカフェを取材してみました♪

今回の記事の見どころは、こちら！

さて、今回期間限定オープンしている夜カフェは、ホテル2階のノースウィング、JFKラウンジにあります。

2階フロントのすぐ横で、現在このように、メニューを紹介した看板が出ています。

この手書きのオシャレな看板は、なんと学生さん自ら書かれたものだそうで、その熱意を感じます♪

カフェ店内は、ご覧のような内装になっています。

奇しくも、ちょうどこちらのカフェを期間限定オープンするタイミングで、「草津まちイルミ」も始まり、店内は幻想的なクリスマスイルミネーションも楽しめるよりSNS映えする空間に…。

「ホテルボストンプラザ草津びわ湖」は、アメリカントラディショナルを基調とした優雅なインテリアデザインが魅力のホテル。

こちらのカフェも、60年代70年代当時のアメリカのクラシカルなインテリアを採り入れたこだわりの内装が楽しめます。

そして、そのアメリカントラディショナルな雰囲気とクリスマスイルミネーションのコラボレーションが楽しめるのも今だけ！

ということで、お食事を楽しみながら、是非この空間と夜景も楽しんでみて下さいね♪

店内の雰囲気を楽しませてもらったところで、メニュー4品をチェック♪

メニュー作りのポイントとなった、地元食材を使った点や、Z世代をターゲットにしたという点に注目しながら、1品ずつご紹介していきます♪

※今回の企画は、立命館大学食マネジメント学部の3名の学生さんが担当をされていますが、その中の代表である大門萌乃(おおもん もえの)さんから、詳しくメニューについて説明して頂きました。

ピスタチオと栗のカッサータ　800円(税込)

こちらがそのカッサータ。

カッサータというのは、リコッタチーズとホイップクリームを合わせ、刻んだナッツやドライフルーツを混ぜ込んで冷やし固めたというイタリア生まれのスイーツということで、今注目のスイーツなんだそう。

こちらのカッサータは、グラスの底にピスタチオソースが敷かれており、上には砕いたビスケットもトッピングされています。

そして、その横に、メレンゲを凍らせたものに、マロンパウダーをかけたスイーツが別皿に盛られています。

このマロンパウダーを…。

カッサータの上にトッピングして賞味するスタイルのようです。

栗のパウダーとカッサータの相性が気になるところですが…。

濃厚なチーズを冷やし固めることで、さっぱりと頂け、チーズとフルーツの酸味、ナッツとビスケットのクリスピーな食感が楽しいスイーツ♪

そこに、ピスタチオソースや栗の風味が加わると、より複雑な味わいと風味が楽しめます。

また、グラスに付いたベリーのソースは、見た目にオシャレなだけでなく、このソースとカッサータを絡めて頂くと、また新しくベリーの酸味と風味が加わった味が楽しめて、何段階も味の変化を楽しめるんですよ！

そして、少しマロンパウダーの残ったメレンゲを凍らせたスイーツには、熱いエスプレッソをかけて、アフォガードとしていただきます。

こちらの栗の風味を感じる、口当たりが軽くひんやりとしたメレンゲに、ビターなエスプレッソがよく合います♪

この一品で、色んなスイーツの食感、味わいを楽しめるアイデアはお見事！

さらに、お次のメニューいってみましょう♪

土山キャラメルティーラテ 800円(税込)

こちらは、冒頭でお伝えしていた滋賀県産の食材を使ったメニューとなっています。

古くからお茶の栽培地である甲賀市土山町の特産である和光茶の茶葉を使ったティーラテには、キャラメルソースと、シナモンビスケットが添えられています。

まずは、その薫り高くコクの深い和紅茶の味わいを楽しみます。

マイルドで優しい和紅茶の風味が、ふわふわのミルクの泡でより優しい味わいに。

そこに、キャラメルソースを加えて、キャラメルの風味を楽しむ…さらに、シナモンビスケットでシナモンの風味とビスケットの食感を楽しみます。

先ほどの、カッサータもですが、ひとつのメニューで様々な味の変化を楽しんだり、ビジュアルの変化を楽しむことで、SNSにアップしたり、感動を共有したくなる要素が含まれているのが、Z世代の心を鷲づかみするポイントのようです。

もちろん、Z世代だけでなく、中年の筆者も面白い演出の数々で、目でも舌でもメニューを楽しませていただきました！

さらに、ムーディーな夜には欠かせないアルコールのメニューも♪

こちらも、滋賀県産の食材にこだわったという2種類の「滋賀産グリア」。

ゴロゴロ滋賀産グリア 1,200円(税込)

シュワシュワ滋賀産グリア 800円(税込)

こちらのサングリアは、どちらも、栗東市にある「太田酒造栗東ワイナリー」さんの赤ワインで仕込んだ梅酒をベースに作られています。

「ゴロゴロ滋賀産グリア」の方には、さらに高島市安曇川町「はつむぎベリーファーム」さんの特産である「アドベリー」を使用。

アドベリーだけでなく、マンゴー、パイナップル、グレープフルーツといったトロピカルなフルーツの大きな果肉が、その名の通りゴロゴロと入った贅沢な一品となっています。

アドベリーを始めとしたフルーツの味わいと食感、そして「赤ワインで仕込んだ梅酒」の味わいが気になる方は是非お試しあれ♪

「シュワシュワ滋賀産グリア」は、同じく「赤ワインで仕込んだ梅酒」をベースに、炭酸や柑橘系ジュースを加えてスッキリ仕立てたカクテル風アレンジになっており、どちらも滋賀県ならではの食材や商品の魅力を上手に引き立てた、ここでしか味わえない一品です。

夜景も楽しめるオシャレでムーディーなカフェで頂くのにピッタリ♪

最高のサングリアで素敵な夜を過ごしてみてはいかがでしょう？

さて、学生さんの素晴らしいアイデアと工夫がつまったメニューをご紹介してきましたが、このカフェには実はまだまだZ世代に楽しんでもらえる仕掛けが…！！

なんと、店内の一角に、ボードゲームがあり、種類もかなり豊富♪

こちらのボードゲームは、長浜市にあるボードゲームスペース「RESPAWN」さんから、期間中いくつかお借りしたものなんだとか！

2021年3月6日にオープンしたという「RESPAWN」さんは、幅広い年齢層に合わせた種類豊富なボードゲームを店内で自由に楽しんで頂けるという画期的なお店です。

ご興味のある方は、是非こちらのお店もチェックしてみてくださいね！

カフェメニューを楽しみながら、ホテル内の夜景が見えるオシャレなカフェで、仲間とボードゲームで遊ぶことが出来る…というこのレアな体験が出来る点にも、Z世代がSNSにアップして情報を共有したくなる要素があるようです。

また、1グループで1枚、記念のチェキ撮影が出来るというサービスも！

「令和になぜチェキ？」…とミドル世代の筆者は、思ってしまいましたが、インスタントカメラで撮影するというのが、Z世代には新鮮な体験のようで、さらに、デジタルにはないチェキならではのレトロで味のある画質の写真というのも、新鮮なんだとか！

この発想も、Z世代と同じ視点で考えられる学生さんならではのアイデアですね♪

Z世代には新鮮！ ミドル世代には懐かしくノスタルジックな気分になれるチェキ撮影。

幅広い年齢層に楽しめそうなサービスです♪

Z世代だけでなく、様々な世代が、思わずSNSにアップしたくなるような素敵な空間。

地元の魅力も再発見出来て、美味しいだけでなく、会話も弾みそうな楽しいメニューの数々。

そして、仲間とパーティー気分で楽しめるサービスで、素敵な夜の想い出が作れそうなカフェです。

気になった方は、是非チェックしてみて下さいね♪

※取材では「ホテルボストンプラザ草津びわ湖」様の協力により、飲食代を無償で提供いただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。