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【志摩市】シェフが変わっても脈々と受け継がれる本物の味がある

一条依久乃Webライター(志摩市・鳥羽市)

現シェフのお爺様が戦後復興の真っただ中、昭和20年に徳島県で開業した江戸一ですが、料理人のお父様が鳥羽に転勤することになって、徳島のお店を閉めてご家族でお引越しされました。

そして、そのお爺様が阿児町鵜方に新たに開業したのが今のグリル エドイチです。

現シェフは実のお孫さんで2代目なのですが、お父様はなんと、皇族方や各界著名人、世界の要人などが利用する鳥羽国際ホテルの初代総料理長の村岡諒一氏なのです。

村岡諒一氏の素晴らしいお料理の写真もグリル エドイチの店内に飾られています。故エリザベス女王陛下のお食事も手掛けられたとの事で芸術的な美しいお料理ですね。

そんな料理人一家に育った現シェフが先代シェフから継いだメニューがこちらです。

タンシチュー、パールコロッケ、ポタージュ、カツサンドが人気商品との事です。

今回は今まで食べたことのないパールコロッケとパンを注文しました。

パールコロッケ・1200円、パン・200円
パールコロッケ・1200円、パン・200円

丸いコロッケが3個とサラダ、ロールパンは温かくふっくらしています。

パールコロッケの中は真珠貝(あこや貝)の貝柱が入っています。

柔らかなクリームの中に歯ごたえのある貝柱とキャベツの食感がたまりません。

上に乗ったレモンの爽やかさもアクセントになっていて美味しいです。

過去に食べたハンバーグ、エビフライ、ポタージュも美味しかったのですが、パールコロッケも期待通りでした。

グリル エドイチは地元でも有名なお店で、先代シェフの頃から大人気のお店です。

美味しい洋食を食べさせてくれると評判で、親子3代通っているお客様が何組もいるんですよ。

店内は先代のお店の雰囲気を壊さず、昭和テイストで落ち着きます。どこかほっとして懐かしささえ感じます。

洋食屋さんにテーブルクロス…昭和のあるあるですよね。お洒落なテーブルも良いけど、今の時代、家庭でもめったに見なくなったシンプルなテーブルクロスがかかっているのは逆に新しさを感じるかもしれません。窓も大きくて開放感があります。

大きな窓の前にはオープンテラス席もあって、暖かい季節は風を感じながらお食事するのも素敵でしょうね。

入り口は右側のガラスのドアです。

場所は、阿児町鵜方の昭和シェルのガソリンスタンド手前の浜島口の信号を浜島方面に向かい、天ぷら・とばり手前を右折してすぐに看板があります。看板がある急な坂道を登ったところです。

グリル エドイチを創業した先代シェフから受け継いだ現シェフが作り出す伝統のメニューの数々、是非味わってみてください。

~グリル エドイチ~

住所  :志摩市阿児町鵜方1089
電話  :0599-43-1319
営業時間:11:00分~19:00分
定休日 :日曜日・木曜日
Webサイトはこちら

表示価格・店舗情報は2024年1月に訪問した時のものです。

Webライター(志摩市・鳥羽市)

2008年からブログライターを始め、音楽、家電、ゲームなどの発売前のデモ体験記やホテル、旅館、レストラン紹介など様々なジャンルを3000案件以上執筆しました。風光明媚、うまし国・伊勢志摩から新鮮な飲食店のお薦め情報などを皆様にお届けいたします。

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