横浜市の花「バラ」が見頃!優雅な香り広がる港の見える丘公園のローズガーデン
バラが見頃を迎えています。今の時期は市内各所で見られますが、特に見事なのが約330種・約1950株のバラが咲く「港の見える丘公園」のローズガーデン。つぼみもまだ多く5月中は楽しめそうです。(2022年5月11日訪問)
港の見える丘公園ローズガーデン
横浜港やベイブリッジが見渡せる「港の見える丘公園」の中に、1991年に横浜市の花「バラ」の制定記念としてバラ園が公開。その後、緑化計画がすすみ2016年に「イングリッシュローズの庭」としてリニューアルオープンしました。
四季を通じて楽しめますが、5月のバラのシーズンは特に見事。
ローズガーデンは3つのお庭に分かれています。
- 英国風の「イングリッシュローズの庭」
- 小滝のある「バラとカスケードの庭」
- 香りのよいバラを集めた「香りの庭」
イングリッシュローズの庭
横浜市イギリス館を背景にしたイングリッシュローズの庭は、約150種・約800株のイングリッシュローズを中心とした英国風な庭園です。
訪れた日は曇り空でしたが、「黄色の回廊」では多くの方が撮影を楽しんでいました。アーチの下に立てば、バラの香りに包まれて気分は少女漫画の主人公。
バラとカスケードの庭
約80品種・約750株のバラとカスケード(小滝)を中心とした庭園。
横浜市イギリス館と山手111番館、大佛(おさらぎ)次郎記念館に囲まれた「すり鉢状」の地形を生かして作られています。小滝と斜面を利用した花壇が絵画のよう。
山手111番館のカフェテラスでは、ローズソフトクリームやローズティセットなど、バラをテーマにしたスイーツで優雅なひと時が過ごせます。
カフェ・ザ・ローズ
営業時間:10:00~17:00
定休日:第2水曜・年末年始
公式:カフェ・ザ・ローズ
香りの庭
香りの庭は、約100品種・約400株の香りのバラや植物を集めたガーデン。こちらの沈床花壇は、低く下がった地形で大きく育ったカイヅカイブキの生垣に囲まれているため、香りがたまりやすく、バラの香りが特に楽しめるところです。
噴水を中心に4つに分かれた花壇には、「ダマスク」「フルーツ」「ティー」「ミルラ」それぞれに異なる香りのテーマがあるので、ぜひ比べてみてくださいね。
横浜ローズウィーク
バラを楽しみながら街歩きをする「横浜ローズウィーク」では、バラがテーマのイベントやスイーツ、カクテルなども楽しめます。5月22日まではバラの見どころをめぐるスタンプラリーも開催中です。
横浜ローズウィーク
■期間:2022年5月3日~6月22日
■場所:山下公園、港の見える丘公園、横浜市役所、横浜山手西洋館、横浜イングリッシュガーデン、八景島バラ園ほか横浜市内各所
■公式:横浜ローズウィーク
基本情報
■港の見える丘公園・ローズガーデン
■横浜市中区山手町114
■開園時間:24時間
■入園無料
■みなとみらい線「元町・中華街」駅6番出口徒歩5分
JR「石川町」駅徒歩20分
バス利用は「港の見える丘公園前」下車
■ペット同伴可
■港の見える丘公園