タイ好きの友人が「現地の味が恋しくなると行く」と教えてくれたお店に行ってきました。決していい場所にあるとはいえませんが、地元の方で賑わっているタイ料理専門店です。

39 THAI RESTAURANT

39タイレストランは、港南警察署そばにあるタイ料理専門店。ヨークフーズの向かいです。鎌倉街道を通るときにずっと気になっていましたが、今回予約をして初訪問。

平日の19時過ぎに着いたところ店内は満席でした。4名掛けが3卓、2名掛けが3卓あり、隣のテーブルとの敷居は簡易的なものではなくしっかりと固定。感染予防に気をつかっているのがわかります。愛犬と一緒のため私たちはテラス席でいただきました。

料理のメニューは105種類

メニューの厚さに驚き、どのくらい種類があるのか数えようとしたところ、全ての料理に番号がふってあることに気づきました。デザートを除いた番号が105まで！デザートを入れると110種類。

知らない料理が多くて迷いますが、どんな料理かイメージしやすい簡単な説明があり、おすすめ料理にはマークがついているので参考になります。

夫がナンプラーやレモングラス系が苦手なので、比較的食べやすいものを注文。

• ガイヤーン　950円
• ポーピアソット　890円
• ガパオライス　990円
• ココナッツミルク　350円

ポーピアソットは生春巻き、ガイヤーンはタレに漬け込んだ焼き鳥です。ガイヤーンに添えてあるタレがほんのり甘酸っぱいピリ辛で、日本の照り焼きの焼き鳥とは異なります。サラダのかわりに生春巻きにしましたが、ライスペーパーで具を巻いてあげた揚げ春巻きもおいしそうでした。全メニュー制覇したい！

タイの国民食「ガパオライス」は、からいものが得意でない人でも楽しめる味。きゅうりの薄切りが添えてあるのもタイの食堂っぽいですね。タイ米がおいしかったので、カオマンガイやカレーなど他のお米料理も期待できます。

白くて小さなヤツクラシカルタピオカが入ったココナッツミルク。最近のタピオカミルクティーブームとは異なり、昔のタピオカといえばこれでした。

他にも、小さな白玉団子が入った温かいココナッツミルクの「ブアローイ」、タイ式厚焼きクレープ「ロティー」、ココナッツカスタードケーキ「カノムケン」など本格的なタイのデザートなど、どれも食べてみたいものばかり。

タイ人シェフが作る本場の料理

入り口にはオーナーシェフとして腕を振るうTRIMAS PIYA（トリマス ピヤ）さんの経歴が飾ってあります。

港南区役所にも近いことから、ランチも夕方からのハッピーアワーも混んでいます。が、そこは「微笑みの国タイ」を見習いおおらかな気持ちで待ちましょう。17時から19時までは生ビール530円が330円なので、飲みながらのんびり待つのもよし。

タイ料理が食べたくなったら訪れてみてください。きっとタイ現地の食堂にいるような気分になれるはずです。